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12月26日 エクスプレッションペダルを作った。 [Line6 HX STOMP]

少し前に Line6 HX STOMP を買いました。
もともと外部EXPペダルを繋ぐことを前提に購入したのですが、今になってようやくエクスプレッションペダルを作りました。

HX STOMP には純正とうか、メーカー推奨のEXPペダルが有るのですがとにかくお高い。
ゾンアマなどには、もう少し安くて軽くて小さい対応ペダルも有るのでそれにしようかとも思っていました。

けれどもやっぱり踏み慣れたジムダンロップのワウと同じ形、踏みくちのペダルが良いなと。
それに、実は手元には昔から買い集めている空のワウ筐体が何個もあるので、それを使って自作できないかなぁ、と考えていました。

Line6の公式ページには、親切にもEXPペダルの構造や自作する際のヒントなども紹介されていて、非常にありがたいです。

ここのページに書いていることを簡潔にまとめると、

1.POT の抵抗値は 10KB
2.POT の1,2番端子をプラグの Tip(さきっちょ)、3番端子を Sleeve(グランド)に配線
3.フットスイッチはモーメンタリ―タイプ
4.フットスイッチの配線をプラグの Ring(真ん中)と Sleeve に配線

IMG_1917.JPG

こんな感じです。

(ちなみにエクスプレッションペダルには、1番、3番をそれぞれSleeveとRingに、2番をTipにつなぐバランスド?タイプのものもあります。HXStompにはそちらは使えないようです。)

IMG_1895.JPG

ということで、Garrettaudio さんでジムダン純正のワウ/ボリュームペダル用 10KB POT を購入しました。

これは自分の知る限り今現在ギャレットさんでしか扱っていなくて、なおかつしばらく在庫切れになっていました。
今回ようやく在庫が復活したので、いよいよペダル自作に取り掛かることに。

Hey Vibe のように、普通の POT に無理やりギアをつける方法も考えましたが、手間がかかるしガシガシ踏むワウで使う場合、耐久性に不安があるのでやめときました。
ワウポットはお値段高めですが、作る手間と耐久性などを考えたらこちらの方がおすすめです。

それにしてもギャレットさんは、新しい商材に対する嗅覚が鋭いですね。
このEXPペダル自作方法が普及すれば、他のお店でも取り扱いが始まると思いますが、常に一歩リードしている感じがします。

IMG_1893.JPG

他には、ギアを固定するクランブ?とモーメンタリのスイッチを購入。
それと、スイッチのところのフェルトが無くなっていたので、手元のフェルトを1円玉サイズに切り取る。

IMG_1894.JPG

ギャレットさんのクランプはちょっとサイズが大きかったので、ネジ穴の部分を縦長にゴリゴリ削る。
実はこの作業が一番大変だった。

IMG_1900.JPG

とりあえずPOTの方だけ配線してテストしてみることに。
ジャックはステレオ・タイプです。

IMG_1899.JPG

で、HX Editor 上で動作テスト。
おお、動く。動く。

動作範囲がかなりシビアですね。
きっちり 0%~100% に動作するようにギアの位置を調整。
今回の場合、ピンポイントでギアを合わせて、1つでもギアがズレるとアウトでした。
それだけ既存のワウにジャストサイズで合わせて来てるんだなと感心します。

IMG_1905.JPG

IMG_1906.JPG

ワウとギアの個体差によっては、動作範囲が足りないこともあるので、そんなときはここのゴムを少しだけ削ったり、薄いものに交換すると良いでしょう。
元にするワウのモデルによって、違うゴムがついていたりするのでその辺も注意が必要。

ギャレットさんにはこのゴムの純正品も売ってます。
自分も以前買ったものがあったので、後ろのゴムだけほんの少し薄いものに交換しました。
動作範囲があまりにもギリギリだったので。

IMG_1902.JPG

POTが上手く行ったので、今度はスイッチを配線。

フットスイッチはちゃんと動作するか不安だったので、今回は安い方を使ってテストしました。
うまく行ったので、そのうちに Carling のにかえたいと思います。

IMG_1903.JPG

で、さっそくテスト。

HX STOMP とはステレオケーブルでつなぐのですが、手元に楽器用のがなかったのでオーディオ用を使いました。
音には関係ないのでこれでも大丈夫だと思います。

そのうち、楽器用のシールド・ステレオ・ケーブルを作りたいと思います。

IMG_1901.JPG

テストもうまく行って、ちゃんとフットスイッチも動作しました。
ご機嫌です。

IMG_1912.JPG

最後に、いつものタミヤのグリスをギアに塗って完成!!

あとは、ネームプレートを作って、余分な穴を塞ぎたいですね。
音に関係ない部分なので、いつになるかは分かりませんが。

次回は簡単な音を録ってテストしたいと思います。

今回かかった費用は、ワウの筐体も含めて、3000円弱くらいでした。
まぁこの辺は作り方とか、パーツのこだわり、ワウ筐体の購入価格などによっていくらでも増減すると思います。

ゾンアマでは 6500円くらいで新品の小型・軽量中華ペダルが売っているので、どちらを選ぶかはお好みで。

自分はどうしても、普段使っているワウと同じ踏み加減が良かったので自作の道を選びました。

最後にゾンアマのアフィリを。

 


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