6月16日 Wカーブって何だ? [S3625QM]
前回記事の補足。スムーステーパーとPOTのカーブについて。
普通ギターのボリュームには、Aカーブと呼ばれるPOTが使われます。
雑な図ですが、こんな感じで始めは徐々にボリュームが上がって行き、最後にグワッと持ち上がる。
オーディオ系では、ボリュームフルで使うことなんて普通は無いのでこれで問題は無い。
しかしギターは基本的にフルで使って、徐々に音量を下げて調整するものなので、実際にギターでボリュームを絞ったときには「最初にガクンと音量が減って、後半はじわじわ音量が減る」みたいな動作になってしまう。
かと言ってBカーブではなんか使いにくい。
そんなときにスムーステーパーを入れると、Aカーブでも使いやすいボリューム操作感になる。らしい!
でもって、Ibanezの上位モデルには、そのAカーブの弱点を改善した”Wカーブ”というものが使われています。
S3625もこのWカーブ。
S3625もこのWカーブ。
じゃあスムテパ要らないんじゃないの?と思いますよね?
実際3625にもハイパスフィルタしか付いていなくて、スムーステーパーはありませんでした。
実際3625にもハイパスフィルタしか付いていなくて、スムーステーパーはありませんでした。
しかし実は、スムーステーパーにはもう一つメリットがある。らしい!!
ハイパスフィルタを付けると、ボリュームを絞ったときに残ったハイ成分が強調されてしまい「小音量時には逆に高音が強く感じてしまう」こともあるそうです。
そう言われてみると、以前録音したコレなんかは
しばしば音量を調節してるんだけど、確かに音が小さいときはハイが残っている。ような気がする!?
いやまぁ実際は良く分からないけど。
いやまぁ実際は良く分からないけど。
スムーステーパーには、この小音量時の「ハイ残り」を軽減してくれる効果もある。らしい!!
やっぱりスムテパ付けた方が良いのかなぁ。
もともと付いていたS3625のPOTはなんか小さいし、製造国やメーカーの表記も無いし、なんかあまり良いクオリティに見えない。
現行の”S”は24mmのPOTが付いているので、やっぱり変えた方が良いかなぁ~なんて思ってもいました。
現行の”S”は24mmのPOTが付いているので、やっぱり変えた方が良いかなぁ~なんて思ってもいました。
ということで、AカーブのPOTを買いました。
まいどお馴染みSoundhouseさんで。
まいどお馴染みSoundhouseさんで。
S3625に付いていたPOTはミリ規格なので穴径8mmのものを選ばなくてはいけません。
結構選択肢が絞られるますが、CTSのミリ規格と、Bournsのスイッチ付きポットです。
結構選択肢が絞られるますが、CTSのミリ規格と、Bournsのスイッチ付きポットです。
正直、TONEの方のPOTは何でも良いんですが、ボリュームの方はちょっと信頼性のあるヤツが良いですね。
そう考えるとCTS一択なのですが、将来的にあれこれできる拡張性を考えると、今のうちにスイッチ付きに替えておいた方が良いのかなぁ?という気もします。
どちらにするか迷っているうちに、両方注文しました。Bournsの方もなかなか評判は良いみたいなのでさらに迷います。
もうちょっと考えてからどちらにするか決めましょう。
もうちょっと考えてからどちらにするか決めましょう。
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