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12月15日 アンディ・ティモンズのエフェクター。 [回路図・レイアウト]

前回の予告ではミニボムをやる予定でしたが、先に元になったアンディ・ティモンズ・ペダルの方をやっておかないとわちゃわちゃして混乱しそうだったので、予定を変更してお送りいたします。

ということで、アンディ・ティモンズのレイアウトは↓コチラ。

logo_Andybox.gif

いつものように、上のバナーをクリックした先のレイアウト・アーカイブページで、同じバナーをクリックするとレイアウトの PDF にリンクします。
毎度まわりくどくてすみません。

回路が同じクランチボックスは、以前作ったことがあるので、修正して使いました。

ICはLM833。
特徴的なこの音を出したいなら、代用は不可です。

逆に、ちょっと違ったキャラクターを出すために、Riotはあえて4558系を使っているのかもしれませんです。(実際に見て確認したわけではないので違ってたらごめんなさい)

スイッチで切り替えているのは、5mmのLEDと、BAT41というショットキーバリア・ダイオード、それに中点OFFのスイッチを使ったクリップ無しの3モードです。

切り替えを無しにして、LEDのクリップだけにすれば Angry Charlie / Crunch Box になります。

定数などに違いがあるのかどうかは未確認です。多分変更なしだと思います。たぶん。

AT+ にしたい時は、INPUTの前に前回のブースターを入れればOKです。
PDF の2ページ目がATプラスに関する内容です。

3PDTでトゥルーバイパスでつないで、エフェクトINに行く端子をブースト側スイッチのINPUT端子に繋ぎます。
で、ブースト側のアウトプットをメイン基板のINに繋ぎます。

これで、エフェクト時にブーストのON/OFFができるようになります。

メインエフェクトのオン・オフに関わらず、ブーストを独立させてオン・オフさせたい場合は、いつもと同じ配線のやり方で、ブースト-メインエフェクトと繋げばよいでしょう。
ひとつのケースの中に、2つエフェクターが入っていると考えれば分かりやすいでしょう。

ケースレイアウトは、JHSと同じΦ19mmのMXRタイプツマミを取り付けるためにかなりギリギリになっています。
安い中華ケースなどを使った場合、おさまりきらない可能性が高いです。

ツマミのΦを16mmくらいにして、もう数ミリずつ左右のPOTを内側に移動した方が安全だと思います。
自分なら、本家 Crunch Box と同じタイプのツマミにして1mmだけ内側に絞って作ると思います。

さて、アングリー・チャーリーもそうですが、クランチボックスで自分も感じていたトーンの使いにくさ、音のこもった感じがするのを、Presenceを付けることで改善しているようです。

これでかなり使いやすくなっていると思います。
V3のように3EQをつけるほど大げさな変更を求めない場合、こっちの方で十分だと思います。

アンディ・ティモンズも、3EQを操作するよりもシンプルなこっちの形を好んだようです。
この辺も、使い手の好みで選べば良いでしょう。
どちらも音は抜群に良いです。これは確実。

さて次回こそはミニボムになるのか?それともV3の方になるのか?
はたまた全く違う内容になるのか?

どちらになるのかお楽しみに。


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