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3月1日 回路確定。 [Clari not 風]

久しぶりの更新です。

拾った回路図で作った Mid-fi electronics の Crali(not) 風の変態エフェクターがようやく完成しました。

ここまでてこずったのは、拾った回路図の端子の番号が滅茶苦茶だったからです。

Delayツマミを右に回すとタイムが短くなったり、Depthを左に回すと効きが最大になり、Trackingを最大にするとエフェクトがかからなくなる。
それでいてVolumeとMixは正常に動く。

なまじっか回路の本質的なところに間違いがなかったので、組み込み前のテストでは気付かずに、完成した後の試し弾きでようやく「あれ?なんか変だ?」と。

その後はあれこれ配線を組み替え、最終的にはサブ基板のレイアウトも修正して何とか完成までこぎつけました。

回路とレイアウトが確定したので、レイアウトアーカイブページに修正版レイアウトをアップしておきます。

logo_Clar.gif

↑こちらのバナー先にあるアーカイブページ内の同じバナーを再びクリックすると、レイアウトのPDFにリンクします。
毎回回りくどくてすみません。

ここからはパーツの説明です。

++ つづきを読む ++


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3月3日 無鉛ハンダを試す。 [自作エフェクタ]

今回、無鉛ハンダを試してみました。
特に深い理由は無いのですがなんとなく。

最初に書いておきますが、ハンダによる音の違いは今回は分かりません。
特に比較実験とかしていないので。

ギャレットさんには2種類の無鉛ハンダがあります。
今回はちょっとだけ高い Wonder Solder Signature Lead Free を選びました。

これも特に深い理由はありません。

IMG_2112.JPG

で、使い勝手ですが、自分がいつも使っている30Wの半田ごてだと、少しだけ溶けるのに時間がかかりますね。
で、冷えて固まるのも早いのでダマになりやすい気がします。

あと、出来上がりのツヤが無い。これは無鉛なので仕方ないです。
ちょっとだけ、扱いが難しい印象です。

こてを40Wにすれば解決するかもしれません。
今のこては、もう10年以上使っているので、この機会に新しいものに変えても良いのかもしれません。
まぁ、こて先だけ新しくすれば十分かもしれませんが。
おいおい考えていきましょう。

ともかく、Clari (not) は問題なく作ることができました。
ただ、IC のハンダだけは、あまり熱を加えすぎるのもどうかと思ったので Kester44 を使いました。
やっぱり使いやすかった。

Wonder Solder で一番良かったのは、においが少なかったこと。
いままでは、ハンダ作業をしたら2~3日はヤニの匂いが部屋に染みついてなかなかとれなかったのですが、今回はほとんど部屋にヤニの匂いが残りませんでした。
これは良いですね。これだけでも今後このハンダに移行する理由になります。

Dayton audio の方も試してみようかと思っていましたが、もうこれで良いかもしれません。

別に鉛が入っていても気にしません。RoHS とか言うのも結局 EU が日本製品を締め出すための嫌がらせでしかないし。(あくまでも個人の見解です)
素人が趣味の範囲で楽しむ分には、特に問題は無いと思っています。

ハンダによる音の違いも、このレベルの品質ならあまり気にしません。
ごくわずかな変化はあると思いますが、これくらいの品質のハンダになれば、どれも”良い音”に間違いはないので、あとは誤差の範囲と言っても良いんじゃないかと思っています。
(とは言いつつも実際に音の違いをテストしたくなってしまうのは自作家のサガ)

でもまぁ、部屋がヤニ臭くならないならそっちの方が良いかなぁという気もしてます。

スプールで買った Kester44 は、まだ一生使えるくらい残っているので、この先ハンダを変えるかどうか分かりませんが、まぁ、気が向いたらまた使ってみようと思います。

で、今回試しに1mだけ買ってみたのですが、エフェクター1個作るのに、80cmくらい使ってしまいました。

まだ慣れていないこともあるし、サブ基板を大幅に修正したので大分多めに使ってしまったようです。
この辺の消費量も、今後どうなるのか見て行きたいですね。

最後におまけ。

IMG_2113.JPG

自作のハンダケース。

1.シャチハタのネーム9のケースに適当な穴をあける。
2.ハンダを丁度良い太さのペンの軸に巻き付けてバネっぽい形状にする。
3.先っちょを内側に通して反対側から出す。
4.その先っちょをケースの穴から出す。
5.ハンダが短くなってきたら、厚紙などを折り曲げてケースに入れて底上げする。

こんな感じでいつも使ってます。

最初はポケットハンダのケースを使っていたのですが古くなって割れてしまったので、買うほどのことも無いと思い自分で作ってみました。

ハンダをじかに手で持って作業するよりも、大分楽になるのでお勧めです。


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3月8日 ブログ回帰。

最近、ツイッターやインスタなんかのSNSに物足りなくなった人たちがホームページやブログに回帰する動きが出始めている、なんてことが言われています。

かく言う自分も、ちょっと前からツイッターやめようかななんて思っていました。
「物足りない」とはちょっと違う感じなんですけど。

もともとツイッターはこのブログに関係のないことをダラダラ書くことを目的に始めました
それがだんだんとエフェクター関連のことも書くようになってきました。
そして最終的には、ちょっとしたことならツイッターで手軽に写真付きで呟いて満足してしまい、ブログの方に同じことを書くのが面倒になってやめてしまう。

ということも多くなっていました。

例えば、前回の無鉛ハンダの話も、最初はツイッターに乗せるだけで終わりで良いかと思っていました。

けれどもツイッターに乗せる情報というのは基本的に”流し捨てる”ものなので、ちょっと偉そうな言い方をすると”知の蓄積”にはならないんですよね。

自分が言いたいこと言って満足して終わってしまう。

だから、エフェクター自作をしている人が「無鉛はんだってどうなんだろうなー?」って思っていても、「ちょっと扱いが変わるけど問題無いよ。音もそんなに変わらないよ。」という情報にたどり着く機会が減ってしまう。

普通に考えたら、ま~~~~っったく大した情報じゃあないけど、俺自身が、他の自作家さん達のちょっとした情報にすごく助けられているので、意味のないことじゃあないと思う。

いま、自作が衰退している一番の理由はもちろん中華ペダルの不当な安さだけど、5番目くらいの理由には、ツイッターによる情報の蓄積機会の損失があるんじゃないかなぁと勝手に思っています。

ということでツイッターやめます。

別に、やめなくてもエフェクターのことだけ呟かなければいいんじゃないかとも思いますが、自堕落な自分なのでどうせすぐにエフェクター呟きが始まるに決まってます。
なので、スパッとやめることにします。

完全にやめるわけじゃあなくて、通知のために呟いたりすることはあります。
また気が変わってすぐに再開するかもしれません。

なんとなく、やめる。という方向性で。


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3月28日 Char Water Business コピー。 [Youtbe動画]

大分前に買った Maxon ROD881 をようやく試すことができました。


Char の Water Business という曲です。

ずーっと前に ROD880 の方を買ったとき、お店で試奏していたら店員さんに「チャーが881の方を使っていますよ」と言っていたのを覚えていたので弾いてみました。
その当時、フレーズをちょこちょこコピーしていた曲です。

DSC_2561.JPG

セッティングは写真のとおり。歪はかなり控えめす。Line6 の HX Stomp につないでます。
最後のソロ的なところでブースターを踏んでいます。

ついでに、ワウは自作エクスプレッションペダルを試しました。
Fasel Wah(多分ジムダンのクライベイビー)で踏み込んだ時の高域をちょっとおさえめに設定しました。

アンプはマッチレス。Hiwatと迷ったのですが、何となく。

++ つづきを読む ++


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3月31日 レイアウト発掘ブルース・アマ。 [回路図・レイアウト]

自作エフェクター全盛期のころには、手当たり次第にレイアウトを作っていました。
で、そのまま忘れてしまったレイアウトがまだまだ残っています。
で、たまに見つけてはちょこちょこアップしています。

今回も、何かシンプルで上質なオーバードライブ作りたいなと思いながらゴソゴソとハードディスクを漁っていたら、ちょうどよさげなレイアウトを発掘しました。
日付を見ると2008年となっているので、12年ぶりに日の目を見ることになりますね。

それをさらに、ミニサイズのケースに対応するように修正して、ついでにVer.2?or3?に付いていた Fuzz・Fat スイッチも付けれるようにしました。

と、言うことで MI Audio Blues pro 風のオーバードライブです。

logo_Bama.gif

いつものように、↑上のバナーをクリックした先のレイアウトアーカイブページ内にある、同じバナーをクリックするとレイアウトの PDF にリンクします。
いつものように、回りくどくてすみません。

コードネームは M1(エムワン)Audio Blues ama です。
素人が作るものなので amateur のアマです。

1ページ目がノーマル。
2ページ目がスイッチを付けるバージョンです。

スイッチは両方付けても良し、片方だけでも良し、です。
自分なら、Fat スイッチは付けないかな。

もしくはスイッチ無しのノーマル。
もしくは DPDT にして、FuzzとFatをいっぺんに切り替えてガラッと音が変わるようにするかな。

ひとまずはそんなところでしょうか。
また何か思いついたら追記していきます。

MI はクランチボックスもまだ出していませんでしたね。あれも良いモノだったので探してみましょう。

ついでにゾンアマのアフィリも。


Blues proは廃版で、現行のはツマミが大量についた Super Blues pro になっているはずなのですが、並行輸入で普通に買えますね。ちょっとお高いけど。
国内正規代理店のみ扱っていないということなのでしょうか?
何にせよ、MI は派手さはないけどシンプルで上質な音が出る良いメーカーだと思います。
おすすめ。


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