5月11日 プレスンリベンジ。 [Press 'n' Peel]
残りはおいおい気が向いたときに少しずつやっていきましょう。
今回は、エッチング液を湯煎で温めずにじっくりやったので、時間はすごくかかりましたがきめ細かいエッチング具合になりました。
あと、アルミ板の厚さがなんか違う。
今回のはなんか分厚い。
どうもミスが続きますね。
これが正解。
覚えておきましょう。
ほんの少しの厚みだけど、エフェクターに貼ってみると結構目立つ気がする。
気にしなきゃ気にならないのかもしれないけれど。
しばらくはやりたくない・・・
4月30日 大失敗。 [Press 'n' Peel]
夜中の2時まで頑張っても失敗することもあります・・・
これだけ作って全滅です・・・
プレスンピールの転写はうまくできているので、100円ショップで買った素材の方がまずかったようです。
そのさらに前の記事で「100円のアルミシートは駄目だった」と書いてあります。
こっちが正しいかと思われます。
幸いプレスンピールはまだ残っているので、気が向いたらまた0.5mmのアルミ板を買ってきて挑戦したいと思います。
2012-04-20 [Press 'n' Peel]
さてさて、ファズの製作もいよいよ大詰めです。
その前にちょいと工作をひとつ。
100円ショップのアルミプレートを使って小さいロゴプレートを作りました。
裏がシールになってるヤツ(シールは使えなくなりますが)で、
0.3mmだったか、0.2mmの厚さのアルミプレートです。
↑ コレに Press 'n' Peel でパターンを圧着。(詳しい使い方はコチラ)
プレスンピールは今はギャレットさんでも扱ってますね。大分手に入れやすくなりました
6月16日 つぎは本番。 [Press 'n' Peel]
↑ 結局、8枚ほどアルミ板をダメにして、ようやく納得いく形になりました。
と言っても、これも単なる練習用ですが。
↑ 途中をすっ飛ばしていますが、こんな感じでエッチング。
Press'n'peel の詳しい使い方は過去の記事を参考にして下さい。
プレスンピールを貼る前に、あらかじめ表面にはヤスリをかけておきます。
いろいろと試した結果。1000番くらいが限界みたいです。1500番で磨いた板は、1時間漬けてもウンともスンとも言いませんでした。(エッチング液によって変わると思います)
そうしたら、アルミ板にプレスンピールを貼り付けて、エッチング。
最初、アルミ板は100円ショップの 0.3mm のを使っていたのですが、均等に溶かせず一部分だけ穴が開いてしまったり全然解けずに残ってしまったりと、うまく行かなかったので、今回はホームセンターで買ってきた0.5mm厚のアルミ板を使いました。
ペンでレジストしていても、エッジの部分が溶け出すことがあるので、実際に使うサイズよりも大きめにしておいた方が安全です。(余分な部分は最後に切り落としましょう)
エッチングは、最初ジワジワとなかなか進みませんが、ある地点を境に急激に溶け出します。
そのタイミングが良く分からないので、絶対に目を離さないようにしてください。危険です。
溶け始めたらマメに液から出して(20~60秒程度)確認しつつ、溶ける速度を調整してください。
写真上がエッチング直後。重曹で洗いました。
プレスンピールの黒いのは、除光液などで簡単に落とすことが出来ます。写真下が除光後。
↑ そうしたら1500番、2000番とヤスリをかけて、コンパウンドで磨きます。
最後にエッジの部分を切り落として完成です。(今回はそこまでやってません)
エッチングした部分を黒く塗りつぶしてもよかったのですが、コレはコレで面白い質感になっていたので、そのまま生かしても良い感じですね。
ライオンのかなり細かい部分までちゃんとエッチングされています。これは予想以上。
と、ここまでやってみて、やっぱり白黒反転させた方が格好良いかなぁと少し後悔。
ま、プレスンピールがもうなくなってしまったので、それをやるのはまたいつか先の話。
と、ここまでが壮大な練習でした。
次回はいよいよ本番です。うまくいくかどうか、ドキドキです。
何をするかは、乞うご期待!!(もうバレてる?)
5月8日 まずは基板作り。 [Press 'n' Peel]
さて、今回新たに作るのは
・パワーサプライ
・ビッグマフ
・パルサー の3つです。
遂に自作エフェクター者最初の夢、エレハモ系の2機種に挑戦です。
今回は初めて訪れたHPで拾ってきた設計図なのでうまくいくかどうかは分かりませんが、やってみましょう。
まずは基板作り。
press'n'peel という特殊なシートに、プリントアウトした基板パターンを印刷します。
これはレーザープリンタのようなトナーを使ったものでないとうまく印刷できないので、近所のコンビニに行ってコピーしてきました。
印刷したpress'n'peelを適当な大きさに切って、生基板に貼り付けます。
そうしたら3分ほど、少しずつ位置を変えながらアイロンがけ。
この時、アイロンを力いっぱい押し付けるようにするとうまく基板に圧着できるそうです。
アイロンで圧着ができたら、いったん水の中に放り込んで冷まします。
手でさわれるまで冷えたら、ゆっくりとシートを剥がします。
どうも今回使った基板とは相性が良くないらしく、細かい擦れや余計な汚れが多かった。
それから、基板をジャストサイズで作ったら端っこの方がうまく圧着できずに切れてしまった。
両サイドの余白にも汚れができてしまった。
この時点ではケチケチせずに余裕のあるサイズで作った方が楽そうです。
切れたり、擦れてしまった部分を“レジストペン”(油性ペンでも可)で修正してから一気にエッチング。
このエッチング液は結構な劇薬らしいので取り扱いに注意が必要です。
それから、そのまま捨てると環境を破壊することになるので、しっかりと中和してから捨てる必要があります。
この、基板作りが自作エフェクターの最大の鬼門ですね。
最近では、エッチング済みの基板を売っている所もあるようです。
さて、そんな感じでしばらく様子を見ながらかき混ぜます。
エッチングが完了して基板にパターンだけが残ったら、一度水洗いしてからパーツを通す穴を開けます。
難しいエフェクターになるほど、部品点数に比例して穴も多くなるので大変です。
今回は3ついっぺんに作ったので、最後はドリルを持つ手がつりそうになりました。
いつかは卓上ボール盤が欲しいです。
穴開けが終わったら、余白の部分をカッターで切り落としてヤスリがけです。
実はこの工程が一番辛い。
ガラスエポキシという硬い基板を使っているので、かなりの労力が必要です。
使っていたPカッターの刃も基板2~3枚で駄目になってしまいます。
紙フェノールという基板を使えば楽で良いのですが、乱暴に扱うことを前提にしたエフェクターですから、どうしても強い方が良い、という心理が働いてしまいます。
見ばえもうっすらと裏が透けて見えるので格好良いです。
どちらも音には関係がないのですが。。
エレハモ系の2つは部品数も多く、どうしても基板が大きくなってしまうので、いつものケースに合わせてかなりギリギリまで削る必要がありました。
オリジナルの機械は弁当箱みたいなケースに入っているので、仕方の無いことでしょう。
そんなこんなで出来あがったら、石鹸で洗ってから一度アルコールを塗ります。
これは消毒ではなく、パターンに付いた手の油分を除くためです。
アルコールが乾いたら、写真左上にあるフラックスを塗って完成です!
フラックスは、パターンの銅面を保護し、ハンダの付きを良くするものです。
さぁ、次はいよいよパーツのハンダ付けです!