10月1日 ウルトラミニ。 [DS-1 系]
時間内になにができるか?
あれこれチャレンジして遊ぶこともあります。
さてさて、前回ミニサイズのコンプのレイアウトを作ったわけですが、
いままで禁忌にしていた立てる抵抗やジャンパ線なんかをてんこ盛りにしたわけですよね。
でもって、抵抗立ててもオッケーなんだったら、これもうなんでもミニサイズにできるんじゃね?
なんてふと思ってね。
昔作ったレイアウトも、ミニサイズにできるのもありそうだな、なんて思いついたわけです。
ちょうど、ちょっと前に、ミニサイズのDS-1が作りたいなーなんて思っていたところだったので、ちょっとやってみることにしました。
で、できました。
いつものように、バナーにリンクしているレイアウト・アーカイブページから、同じロゴのバナーをクリックするとレイアウトのPDFを見ることができます。
毎度回りくどくてごめんください。
ここから先はレイアウトの説明です。
4月16日 まとめ買い。 [DS-1 系]
3月末から突然地獄のような忙しさになって、ブログの方が全然更新できていませんでした。
ようやくひと段落ついて、これで嵐が過ぎ去ったのか、それとも単に台風の目に入り込んだだけなのかよくわかりませんが、とにかく久しぶりの更新です。
ここ2週間くらいに少しずつ進めて、DS-1の2号機を完成させました。
以前の記事で「1号機と全く同じに作る」と書きましたが、若干の変更点がありました。
まず、ゲルマニウムの対称クリップだと、どうしても音量が下がってしまい、ボリューム最大でも原音より小さく感じてしまうのが嫌だったので、シリコンの対称に変えました。
それから、70万のときにいろいろ試していて気がついたのですが、Vbに落としているクリップを、グラウンドに落とすと、ほんの少しですがノイズが減るみたいです。
これは、回路にもよると思うので、その都度試してみないとわかりませんが、今回は確実にノイズが減っていたので採用しました。
“ノイズが減る≒高音が削れる”の可能性もありますが、自分の耳で判断した限りでは音に違いは感じられませんでした。
それから、バイパス時にグラウンドを通じてノイズが漏れてしまうのでは、という懸念もありますが、これも今回は分かりませんでした。
なので、まぁ、良いんじゃないかと。
で、いろいろありましたが、音ですね。
いつものように、練習用のギター。Line6 のアンプシミュ。Marshall 1968 のクリーンで。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
↑ まずは、1号機の方を。LED+シリコン×シリコンの音。何故か地獄の接吻。
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↑ 同じクリップで、2号機。う~ん、若干音抜けが良くなっているような気がする???
音量は確実にアップしてます。(ほんの少しですが)
グランドに落とした効果か、ユニバーサル基板にした影響か??
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↑ シリコンの対称。う~~~ん、こうしてみるとほとんど違いが分からん。
弾いているときには「お、違う」なんて思ったんだけど。。
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↑ ちなみにコレが1号機のゲルマ対称。途中で派手にヨレてますが音に関係はないのでご容赦を。
こっちの方が変化があって楽しいなぁ。
音量低下の使い辛さがあるけど、どっちの方がイイかなぁ。この辺は依頼主さんと要相談です。
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↑ で、ちょっと悪ノリ。バンド風に。右がシリコンで左がLED+シリコンだっけな?忘れちゃいました。
曲もうろ覚えなので、てきとうです。真ん中のベースには COT をつないでます。
で、まだまだ悪ノリは続きます。
自分の中でオレンジ色のアイツといったら、コレかな。
スモーリクローンを後ろに踏んで、例のアイツを。
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↑ LED+シリコン×シリコンですね。
で、練習用のギターに DS-1 だと、どうしても音がこもってしまうので、
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↑ フロントのボリュームを 6~7 くらいに。その分前後のトーンを 8.5 くらいに絞って音を誤魔化してみました。(普段の録音時はP.U.センター位置でツマミは全部MAXです)
う~ん、おなかいっぱいですね。。
ここいらでちょっと写真を。
↑ いつも使っているピックが、ヤフオクで20枚1000円で売っていたので買ってみました。
72枚3000円と、もっと安いのもあったのですが、そんなにたくさんいらないし、ちゃんとしたものが送られてくるか不安もあったので、お試しの意味も含めて信頼の高そうな楽器屋さんを選んでみました。
届いた商品は、全く問題もなくちゃんとしたものでした。
メール便代160円を含めても1枚58円なので、なかなかのお手頃価格なのでは?
これで2~3ヶ月はピックを買わないで済みそうです。
久々の更新で、かなり長くなってしまいましたが、今日のところはここまで!!
3月26日 新しいスタート。 [DS-1 系]
先ほどは意味不明の記事を書いてしまいました。しつれいしました。
ここしばらく、このブログの左上に「冬季限定」の文字がありましたが、3月も半ばになってすっかり春めいてきましたので、その看板を下ろしました。
とは言っても、エフェクター製作は自分の癒しの時間なので、ご依頼があれば時間の許す限りやっていきたいと思います。
そんなこんなで、今日から新たにご依頼のあったDS-1の製作をスタートです。
まずは、ユニバーサル基板で作るにあたって、前回のレイアウトを少しシェイプアップ。
1μのコンデンサのスペースをちょっとだけ大きくとって、部品を繋ぎ易いように配置を少し変更。
↑ で、抵抗をいくつか並べました。
ね、眠くなってしまった。こういうときは大体ミスがあるので、おとなしく眠りにつきたいと思います。
ユニバーサルで作る以外は基本的に、自分が使ってるのと全く同じものになります。
今回は匿名で、ということもあり、あまりこちらでレポートすることもないかと思います。
マイペースで作っていきますが、よろしくお願いいたします。
1月7日 MOSS! [DS-1 系]
シールを貼って完成です。われながら良くできました。
音は、かなり良いです。
もともとDS-2を持っていてその音が好きだったので、今度の機械も気に入りました。
DS-2よりも好みです。
やはりKeeley的なModが良かったのでしょう。大満足の1台になりました。
ゲルマもよいですが、LED+シリコンがかなり良いです。
ジャックにはループボックスに引き続き国産のものを使っています。
Switch Craft のプラグをさしたら接点が曲がってしまったのが1つありました。
やはり若干ヤワにできているようです。
将来的に Switch Craft に取り替えるかもしれません。
1月6日 ギリギリの線。 [DS-1 系]
この間は大丈夫だと言っていたデカい1μのコンデンサ。
あんまり大丈夫じゃありませんでした。
エフェクト音のアウトにつながる線(緑色)がコンデンサに邪魔されて穴に入らなくなっていました。
力ずくでコンデンサを少し傾けて、無理やりぐいぐいと押し込んで何とか事なきをえました。
明日はシール。
1月2日 New year's faith。 [DS-1 系]
新年明けましておめでとうございます。エフェクト初めです。
秋葉原で20個入りのトランジスタを買ってきたので、せっかくだからマッチングをしてみました。
トランジスタの型番は 2SC1815 超定番です。
ひとつずつテスターで測って並べていきます。
新年の朝一番から何をやっているのでしょうか。
いくつかまとまった数値のものもありました。
歪み系にどこまで効果があるかはわかりませんが、一応マッチしたトランジスタを使いました。
それが終わったら今度はクリッピングを試行錯誤。
正月の休みで時間はいくらでもあるので結構な種類を試してみた。
試したのは以下のもの。全部非対称。
1:シリコン×2
2:1N34(ゲルマ)×2
3:1N60(ゲルマ)×2
4:LED×2
5:LED×シリコン
6:LED+シリコン×LED
7:LED+シリコン×シリコン
の7つだったと思います。
ちなみにオリジナルの機械は、シリコン×2
Keeley はLED×シリコンと、LED+シリコン×LEDを切り替えていたと思います。
それで、自分が採用したのは、1N34×2と、LED+シリコン×シリコンの2種類です。
この辺を自分の好みで色々と変えられるのが自作の最大のメリットですね。
12月30日 年末の断末魔。 [DS-1 系]
昨日のパターンとレイアウト、一応自分で修正を加えてトランジスタも国産用に変えたので
公開しようかとも考えましたが、やはりもとネタがあるものなのでやめておきました。
欲しい方がいましたら、連絡下さい。
実際に部品を配置してみてきっちりおさまるか見てみます。
ミニスイッチも何とか入りました。
今回使ったのは、5×7mm の極小スイッチ。
もしかしたらもうひとまわり大きい8×13mm のやつでも大丈夫かもしれません。
かなり微妙なサイズだったので今回は極小スイッチで。
これから大掃除です。続きは来年になるでしょう。
12月29日 Keeley的な。 [DS-1 系]
12月28日 DS-1風の。 [DS-1 系]
年末も押し迫ってきましたが、どんどん作っていきましょう。
今度の機械はオレンジ色の名機 BOSS DS-1 風のディストーションです。
ただの DS-1 ではなくて Keeley 的な MOD を加えたいので DS-1“風”です。
といっても、これまで作ってきたエフェクターも全てある程度現物とは異なった部分があるので
全部“的な”とか、“っぽい”とか自分で勝手に解釈しています。
↑さて、まずは基板づくり。いつものように Press 'n' Peel で。
いつものように1枚ではもったいないので2枚同時に。
コンビニのコピー機で転写してきたパターンを基板に固定。
↑アイロンで圧着。基板が高温になるのでやけどに注意。
水にブッこんで急速冷却。ペリペリと剥がす。
↑大きめの基盤はアイロンがけにムラができやすいようです。
○印のところに派手な途切れができてしまった。他にも細かい擦れなどがいくつかあった。
レジストペンで修正。パターンの途切れや、はみ出して他の線に触れないように注意しながら。
↑余分な部分を切り落として完成。この後は一番大変な穴あけ作業。
同時に作った大きめの基盤は、あの伝説の神獣です。