8月27日 3つ目の最高傑作。 [700,000 Metal]
たいへんお待たせしました。
我が最高傑作である 700,000 METAL の3号機がようやく完成です。
注:ここから先自画自賛の嵐です。ご注意ください。
・・・・・失礼しました。
音のほうはブログ上でさんざ出してきましたが、テスト録音をば。
BASS:MAX, MID:MIN, HI:9時くらい。VOLUME:MAX, DRIVE:12時ちょい。
練習用ギターで。P.U.:センター。いつものように Line6 Marshall 1968? クリーンで。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
↑ カラオケにソロだけのっけました。曲にあわせて歪みちょい少なめ。
ドンシャリで HI が飽和ギリギリのところになるこのセッティングが一番のお気に入りです。
ぬぅふふ、各方面の方々へ。準備万端ですぜ。
え?外観? それはもう少し先のお楽しみ。
5月31日 700,000 ver.3。 [700,000 Metal]
地獄のように細かい作業の末 700,000 Metal の ver.3 へのアップデートが完了しました。
↑ かなりしんどい作業でした。蓋の角が邪魔でギリギリ閉まらなかったので、右上部分のレイアウトを若干変更して基盤を削りました。
スイッチ周りも、ほんとにギリギリです。蓋を閉めるときに電池の皮膜を剥がさないように注意しながら閉めなければいけません。
少しでもダメージを軽減するために、電池おさえのスポンジは蓋の方に付けました。
ほんとにギリギリなので、これから作る人は無理してギャレットのケースにするよりも、
素直にタカチのケースにした方が(多少)は楽だし、安全だと思います。
蓋を閉める度に毎回神経を使う必要があるのはお勧めできません。
↑ とは言いつつも、蓋を閉めてしまえば忘れてしまいます。
一気に試奏!!
・・・・・・音が出ない。。。。
アレ?? どこを見ても間違ってる形跡がない・・・・。
20 分くらい確認したが全く分からず。もう一度確認しようと繋いでみるもやはり反応せず。
ただ、バイパス音は問題なく出ている。スイッチ類に間違いはなさそうだが・・・・・
さらにしばし眺める・・・・・・・・ IN と OUT のジャック挿し間違えてました。。。
かなり久しぶりのエフェクタ作業だったので、こんな単純なミスにも気が付きませんでした。
↑ 機械自体に問題はなかったので、シールを貼って完成!!
何回作ってもカッコイイイぜぇ~~!!
そのままの勢いで録音してみました。といっても音自体はいつもと同じです。
勢いで録ったので、ミス多いです。
あと、途中で1弦が切れちゃったので、チューニングががくっとおかしくなる場面があります。
また、例によってうたがありますので、かなりの消耗が予想されます。ご注意ください。
言い訳はさておき、音の方を。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
ギターはリフが練習用。P.U.はリア。
左側に 70万を掛けてます。Lo:1時 Mid:9時 Hi:3時です。トニーの音を少し意識しました。
右側は久々登場の Hornet です。セッティングは適当。
ソロ部は、弦が切れちゃったのでレスポールに持ち替えました。P.U.はセンター。
上とおなじ 70万のセッティングに、Mid/Hi ブースト的にワウを半止めで使いました。
ベースは、いつものように COT。
ぬ~ん、全体的に適当すぎですね。。特にソロがひどい。
うたは、評価の対象にすらなりませぬ。こうやって聞き返すと音痴もすぎるな。。
ま、今回はとりあえずの収録なので。。。これもいつかまたリベンジしたいと思いましゅ。
5月23日 ちょいと試行錯誤。 [700,000 Metal]
ひっさ~しぶりにエフェクターの話題。
我が愛器70万のアップデートを考え中。
と言っても、電池を内蔵にするだけですが。
↑ 玄米ちゃんにいただいた小型のフットスイッチを使い、
以前いただいたお便りをヒントに、基板を裏側にして端をジャックに掛ける形にしてみました。
なんとかギリギリで電池も基板も収納することができました。
しかし、写真左下の DC ジャックのスペースがかなり狭くなってしまった。
計算ではギリギリで入るはずだったのですが、実際にはちょっとギリギリすぎて微妙です。
ここは無理せずに、もう少し小型の DC ジャックを買ってこようと思います。
今日の作業は、ここまでぇ。
【追記】
↓ 自分の計算を信じて、いつもの DC ジャックをあわせてみました。
超ギリギリですが、なんとかおさまりました。これ以上、コンマ5ミリのズレも許されません。
蓋も気をつけて閉めないと、電池の皮膜を傷つけてしまいます。
あとは、裏返しにした基板がうまくおさまれば大成功!!です。どきどきします。
9月5日 痛恨の一撃。 [700,000 Metal]
そろそろハンダでも握ってみようかと、ちょっとリハビリ。
↑ といっても、スイッチ部分のダイオードを修正しただけ。
ホットボンドで固定するのはやめました。
なんか音が変だったので見てみたらダイオードが割れてました。。。。
↑ で、新しくしたシールを付けて完成!!
上がOD(オーバードライブ)/下がMT(メタルポジション)です。
表面のシールにも、スイッチの表示を追加。 ファミドラ→”FECA”です。
・・・・・・って、今気がついたけど、FEC”D” になっちゃってんじゃん!!コレ!!
これじゃ“ファミドレ”だよ・・・・・。
もの凄いショックです・・・・。 もう修正効きません。。
仕方が無い、、、名称の方を変更することにしましょう。。。
何か良い略称を思いついたらまた発表します・・・・。
気を取り直して・・・・。
↑ 表面シール。前回はちょっと赤が弱かったので、今回ほんの少しだけ強くしました。
他の変更点はFEC"D" だけ・・・・・。
全然立ち直っていません・・・。
なんか、テンションだだ下がりです・・・。
シール作成など、久しぶりの作業だったので思わぬミスが出てしまいました。。。
もっとじっくり、きちんと確認しながら作るべきだった・・・・。
ファミリィ・エレクトリック・コンピュータ・ドライブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8月6日 お便りとアップデート。 [700,000 Metal]
我が自慢の愛器 700,000 Metal に関するお問い合わせがジワリジワリと増えてきまして、自分としては嬉しい限りです。
先日も、「完成しましたよ~」とのお便りをいただきました。
我が子が巣立っていくようで、なんだか嬉しいです。
↑ いただいた添付写真です。
マーブル塗装に、マニュキアで文字を書いたそうです。イイですねぇ~。
このケースサイズだと、電池も入るのでしょうか?
音も気に入ってもらえたようで、嬉しいです。
そんなこんなで、俄然ヤル気が出てきました。
玄米ちゃんからのリクエストだった「ファミドラスイッチ」の増設をしてみましょう。
回路的には非常に単純で、「IC 1 の6番と7番をゲルマダイオードでクリップする」(だったと思います、確か・・・・・)
これだけでも、メーカーの紹介文では“ファミリー・ドライブ回路を搭載”なんて書いてあったりして。
赤い丸の部分をゲルマクリッパで跨げばイイ、という話。
最初から取り付けを前提に作るのであれば、右側の図のように、IC 6番の下の線を延長してウラから配線すれば簡単なのですが、後から増設するとなるとちょっと大変です。
なにしろ、レイアウトはギリギリのスペースで作ってあるのでこれ以上線を付け足す穴がありません。
7番に繋がる線は右の図の赤い四角でO.K.なのですが、6番に繋がる線が問題。
苦肉の策として自分がやったのは、右側の図で青く塗った丸の部分、1k の抵抗があります。
これの下の1Kの抵抗でも、上の47pのセラコンの足でも大丈夫だと思います。
どちらにせよ、スペースがかなり少ないのでハンダがかなり大変です。それから、ハンダをあて過ぎて、元のパーツが裏側から外れないように注意する必要もあります。ピンセット必須です。
かなり厳しかったですが、何とか追加することが出来ました。
次は、スイッチを取り付けましょう。
↑ 普段であれば、スイッチを側面に付けるのは強度的に不安があるので避けるのですが、
今回はここしかスペースが残ってなかったので、左側面か、下側面か、どちらに付けるかですこし悩みました。(スライドSWにして、フットSWの横に付ける事も考えたのですが、穴の加工が面倒だったので見送りました。)
で、下に付けると、フットスイッチを踏む時に一緒に踏んでしまう可能性が高いので却下。
横でも、ここならパッチの邪魔になることもなさそうです。
切り替えも比較的簡単そうなので、左下側面にすることにしました。
で、合成した写真を見ると、なんかスイッチの棒がピーンと延びてて格好良くない。
↑ ということで、先っちょをちょっと切ってヤスリで少し整えました。
↑ で、一気に配線。
前回使った謎のゲルマダイオードはもう無い。
代わりのダイオードを色々と試したかったのだが、今回は時間が無かったのでとりあえず最近お気に入りの赤いラインのゲルマを繋いでおきましょう。(多分1N34か60)
今回ゲルマの固定には、基板ではなくホットボンドを使いました。
ゲルマは熱に弱そうなので、ホットボンドの熱でゲルマを壊してしまわないように注意が必要。
↑ で、中身はこんな感じ。いよいよスペースがなくなってきました。なんか嬉しい。
↑ 外側からはこんな感じ。スイッチも目立たないでイイ感じにおさまりました。
欲を言えば、切り口がいまひとつなので、いいカバーがあれば付けたいと思います。
↑ 横からはこんな感じ。歯が付いたワッシャって嫌い。昔の小さいワッシャ、どっかにないかなぁ。
それから、シールを剥がしてしまったので貼りなおさなければ。
時間が無くなってしまったので、今日はここまで。
ファミドラの音はどうなっているのでしょうか? また後日追記したいと思います。
6月4日 マニュアル改訂。 [700,000 Metal]
う~ん、空が明るくなってきた。
700,000 Metal のマニュアル用にサンプル音を作成。
種類が増えたので、マニュアルもちょっとだけ変更。
今回使用したギターは、久々に登場の Gibson Les Paul Standard。
アンプはいつもの Line6、Marshall 1968
↓ まずは基本(?)のサウンド。超ドンシャリ系。大好きなパン☆テラ“風”
後半の“そのまんま”なソロ的な部分は、コーラスとディレイを踏んだりやめたり。
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↓ で、そこから Hi を最大にしてより過激なサウンドに。ここではスラッシーにしてみました。
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↓ 低域を抑えて中域をアップ。パンク系。P.U.をリアにするか、もう少し高域を上げても良。
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↓ トーンをフラット、ゲイン控えめで、ハードロック風?演奏ちょっと失敗。
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↓ ベースに使うとしたらこんな感じでしょうか。ベースなのでちょっとコモり気味に。
アンプシミュは Ampeg を使用。
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もう少し分かり易く、大幅に違う音にした方がよかったかなぁ。
5月30日 トリセツ700,000。 [700,000 Metal]
ひさびさの更新となりました。
といっても、忙しくて今週は全く作業できず。記事にするネタもありません。
大好評だったケースの写真をもう1枚だけ載せておきましょう。
↓ それから、今日になってようやく作成した70万の簡易取扱説明書をアップします。
後日、Slaptone さんには音源サンプルとともにPDF版をお送りします。
昨日タモリ倶楽部でやっていた塩ビパイプで作るスピーカー、面白そうだったなぁ。
5月24日 お渡し完了。 [700,000 Metal]
いきなり写真からです。完成しました!700,000 METAL!!!
いやぁ、格好良いですねぇ。プロの仕事はさすが違います。
こんなエフェクター、いままでなかったでしょう。
作っているあいだも、楽しくて楽しくて。できれば、もうちょっと手元に置いておきたかった。
しかしそうも言ってられません。3日間様子見後、本日 Slaptone さんにお渡ししてきました。
自分の日程が、日曜日の午後しかあいていなかったため、無理言って時間を合わせていただきました。ありがとうございます。
で、どうしようかとあれこれ考えていたスイッチの部分ですね。
↑ こんな風に、前の方の増幅部分にゲルマ・ダイオードのクリッパを追加できるようにしました。
いろいろと試したのですが、LEDでも、シリコンでもほとんど変わりは無かったのですが、この、秘蔵の謎のゲルマダイオードだけ、大きく音が変わりました。
DPDTのスイッチなので、もう1ライン別の回路が組み込めます。
一応、後になってまた何か思いついたら増設もできるようになっています。
↑ 右側のがスイッチです。これ、先っちょが短くて見た目がいいですね。
このスイッチが中点、もしくは下のときにはいつもの70万。
そして、上にしたときに、オーバードライブ的な音が出るようになってます。
一応“ファミリー・ドライブスイッチ”と自分では呼んでます。
略して「ファミドラ」。FECAですね。
↓ 音の方はこんな感じです。
ギターはいつもの練習用。Line 6 のマーシャル、クリーントーンです。
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volume=4時、dist=4時、low=2時、mid=11時、hi=2時くらいです。
ゲルマクリップなので、どうしても音量がガクンと下がっちゃいます。
で、このモード、かなり圧縮が効いているので、Gain を最小にして、COMP/Booster としてつかっても面白いかもしれません。
↓ てことで音見本です。最初はバイパス音です。
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ああぁぁ、ピックアップ取り替えたあと、オクターブチューニング忘れてた。。。
volume=2時、dist=min、low=2時、mid=12時、hi=2時くらいです。
初期 YMO の配線とツマミだらけの巨大なシンセサイザー、むちゃくちゃ格好良いですよね。
自作マニアにはたまらなくテンション上がる形してます。
と、全然話がずれてしまいました。“ファミリー”の部分を説明しましょう。
↓ こんな感じで、いろいろと遊んでいたら、偶然ファミコンみたいな音が出てきました。
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volume=3時、dist=MAX、low=3時、mid=1時、hi=10時くらいです。
コレ、面白い!
いろいろと試行錯誤する前にお渡ししてしまったので、確定ではありませんが、
12f 以降、軽くブリッジ・ミュートをかけながら弾くといい感じでファミコンっぽくなるみたいです。
前半の部分がそれですね。
後半は、ミュートを外してあります。それでも少しだけファミコン感が残ってますね。
あくまでもオマケ機能ということで、オマケの名に恥じないチープな音が凄く良いです。
確実に出すにはちょっと研究が必要ですが、いろいろ試してみて下さい。
と、新機能の説明はこんな感じでしょうか。
もうちょっと詳しい説明は、また後日アップします。
ケースがあまりにも格好良いので、写真の方をもう少し。
↑ 実際には直列でこんな繋ぎ方しませんが、1号機とともに。
う~ん、良いなぁ。
↑ ボリュームとディストーションのツマミはこんな感じになってます。イイゾォォ!!
↓ 最後に、コイン10連続の気持ち良い音を。
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