ペンタで多用ジョイント・テクニック [ペンタトニック・スクール]
出す音が出せて、ミュートすべき弦がミュート出来てればオーケー。
どうしてもミュートがおろそかになって前の音の響きが残っちゃったり、腹でおさえる方がきっちりできなくてショボい音になっちゃったりと散々です。
いわゆる「セーハ」の状態になっちゃうので「移動ジョイント」でしのいでいます。
これもまた次回以降に紹介出来たらいいいなと思っています。
Joe Perry 的な開放弦の有効活用 [ペンタトニック・スクール]
コードの裏表で、Gメジャーの曲にも対応できます。
ペンタ系ポジションなので、強引にメジャー/マイナーを無視して使うこともでき・・ると思う。
それについてはまた次回に続く!!
リッチーブラックモアのひねくれチョーキング&ヴィブラート [ペンタトニック・スクール]
今回はその中でも圧倒的代表曲『Smoke on the Water』に挑戦。
自分も今回コピーするまでそんなうちの一人でした。
実際、思った以上に難しかったです。
是非とも覚えておきたい。
ロック然とした大きなヴィブラートや派手なチョーキングを減らすことで、先の食い気味のフレーズ・インと合わせてほんのりジャズっぽい雰囲気を醸し出そうとしていたんじゃないか?と。
初期リッチーブラックモアのひねくれペンタトニック。 [ペンタトニック・スクール]
あとは、2弦7フレットのペンタ外音が入ります。
11月15日 ジョー・ソロー。 [ペンタトニック・スクール]
サッと撮って出せるように昔いちどコピーしたことがあった曲を弾きました。
昔はタブ譜を丸暗記するだけでしたが、今はソロなんかはスケールを書き出しています。
その方が断然覚えやすいので。
ブラウザが対応していれば、上のビデオをクリックすればそこから再生します。
基本的なペンタの形ですね。
(AmとCメジャーは同じ音で構成されているので表裏一体のかんけいなのです。
その辺は以前のペンタトニックスクールを参照してちょ。)
このギターソロにやたらとカタルシスを感じるのはこれが大きな要因です。
基本はここもCメジャーペンタトニックなのですが、ここにB♭とE♭の音が追加されています。
この2つはCマイナー・ペンタの音なんですね。
ブルースの世界では、メジャ・マイナーのペンタを合体させて、強引にどちらのキーでも使えるようにしてしまっています。
「ブルース・スケール」なんて言ったりします。
↓ このポジションの青で囲った音ですね。赤い丸はCメジャーの音。あとは共通。
あんまりやりすぎると気持ち良く無くなっちゃう。
けれどもその変態ぶりが支持されることもある。
この辺は結局弾き手の個性に左右されます。
今回も2つだけ。
メジャーキーでマイナーペンタを弾くと、独特のテンション感ある響きになるのでよく使われます。
ここにCメジャーの構成音であるAの音と、ブルース系ソロには欠かせない♭5thの音を付け足して、いつものジョー・ペリーお得意の形になります。
(詳しくはこれまでのジョーペリー編を参照ょ。コチラとコチラ)
これでいつもの指グセで弾きまくれるので、このミッド・ポジションが一番多く使われています。
そういうのもいくつか紹介して行きたいと思っていますが、それはまたいつか別の機会に続きます。
4月20日 おんちパンク。 [ペンタトニック・スクール]
前回せっかく楽譜をひっぱり出したので、もう一曲コピーしました。
今度はシンプルでサクッと進められるもの。
いや、この楽譜を買った頃は、1曲覚えるのに何か月もかかったりしたもんですが、
感慨深いものがあります。
と言うことで、エアロスミスのクラッシュです。
エアロ流のパンクですね。
前回歌わなかったので今回は挑戦してみました。
今回のボーカルを一言で表すならば “天才” ですね。
テンションMAXの勢い重視で、ほぼ練習なしの一発録りです。
パンクは良いですね。音痴なオイラでも形になるから。
ギターも一発録りです。
なので少々ミスっても勢いで突っ走ってます。
ギターソロのスケールは前回と同じ。
「これぞジョー・ペリー」って感じのソロです。
使用している指使いも、前回とそのまんま同じです。
Gm のキーに合わせて、3フレット移動して1弦15フレがルートになっています。
ただ、今回はもう少しデザインされた感じのソロだったので、指癖で適当に弾くのではなくて、できるだけ忠実に再現できるようにしてみました。
ここだけは勢い重視じゃなくて、きっちりやりました。
マイナーペンタは日本人の琴線に触れますね。
動画を編集中にカメラの生音を聞いていたんですが、三味線のフレーズみたいでした。
以前より「津軽三味線はパンクだ」と思っていたんですが、もうちょっと突き詰めてみたら面白そうです。
4月10日 杢目。 [ペンタトニック・スクール]
昨日撮ったニコワンの動画テストをアップしました。
今度こそギターです。
エアロスミスでス。
急に弾きたくなったので、昔買ったスコアを引っぱり出してきてコピーしました。
いちおうソロも完コピしたのですが、そんなに急に全部覚えられるわけもなく、
弾きまくりのところは、入り口と出口のフレーズだけ覚えておいて、残りはは手癖でやってます。
手癖と言っても、ジョー・ペリーっぽさを出したいところ。
ジョー・ペリーがよく使うスケールはこんな感じ。(あ、6弦のところ間違ってるね・・・)
王道ペンタのポジション2のスケールに、2音足した感じ。
これの上3本の弦を連打。
で、今回使ってるのはこの音。
Joe Perry のキモは、この赤丸で囲んだ1音。
♭5thのちょい足しは王道ですが、この1音をさらに足すことで、ジョー・ペリー特有のちょっとフワっとした外れた感じがでます。
あとは、心の中でハネたリズムを意識することです。
この曲は3連のシャッフルなので当然ですが、他の曲でもジョーの頭の中ではハネた感じがずっとあると思います。
譜面ではきっちり16分・8分だったりしても、何とな~く、微妙にハネた感じに聞こえなくもない。
そんな感じ。
で、ジョーは、メジャーキーでもマイナーキーでもどっちの時も、マイナー・ペンタのポジションで弾くことが多いです。
今回もEメジャーだけど、1弦12フレをルートにしたマイナーペンタのポジションで弾いてます。
これは、音の並びも考えて、ブルーススケール的な解釈をしてるんじゃなかろうかもん。
ブルースケールから派生して、
こんな風に3つ音を足して手癖にしてる人も多いです。
これだと、視覚的にもすごく覚えやすいし、運指もやりやすいです。
ポール・ギルバートとかも良く使います。
オレも良く使います。
けどジョー・ペリーは1弦の2nd音(もしくは9th、メジャーの時は7th)
はあんまり使いません。
このへんも Joe Perry らしさを狙っていくポイントだと思います。
あと、3弦の4th音のチョーキングを多用します。
それで、2弦7thの音と重ねたり。
これもブルースでは王道ですが、それを超速で連打したりします。
まぁ、ほんの数秒のことなので、頭で考えている暇はありません。
コピーしまくって指に染み込ませるしかないでしょう。
指板上の音を覚えよう。 [ペンタトニック・スクール]
指板上の音名を覚えるためにちょっと役立つものを作りました。
見れば分かると思います。
上段が、指板上にある音名。
下段が、ルート音とコード・インターバルの関係です。
12フレットから先は、オクターブ上の音になるので、
上半分を覚えてしまえば良いでしょう。
コードインターバルは、3度と5度の関係性を覚えておくだけでもかなり違ってくると思います。
ルートから左上に3rd、右フレット分上で5th、
もしくは、ルートの真下が5th、みたいな感じで。
いきなり音名全部を覚えるのは大変だと思います。
そんなときは、とりあえず5、6弦の音だけをまず覚えましょう。
6月6日 サルの役にも立たない耳コピ講座。 [ペンタトニック・スクール]
パソコンで音楽が編集できるようになって、耳コピも昔と比べて格段と楽にできるようになりました。
今回は、そんな自分の耳コピ方をちょぴっと紹介ッス。
題材は Black Sabbath の Dio Years 6曲目、『The Mob Rules』 前半のソロ。
(あくまでも素人が適当にやった耳コピなので、間違っている可能性も大です)
耳コピで一番便利になったと思うのは、リピート機能。
CDでもありましたが、なにしろ設定が面倒。
自分の場合は、Cubaseという編集ソフトに取り込んでから、範囲指定でリピート再生します。
で、まずは何をするかというと、バッキング部分を聞いてコードが分かる場合はコードを調べます。
今回やった曲は、D→A#→Cという流れ。(このコードは大まかな感じで)。
そうすると、やってるのはメタル曲ですから、スケールはマイナー系かな、なんてアタリをつけます。
(曲によって違う場合もあります。複雑なのは良く分かりません)
そうしたら、まずは最初の1~2小節をひたすらリピートしつつ、1音ずつ音を採っていきます。
忘れてしまわないように、メモ帳を開いてこまめにメモをとります。
↓ こんな感じ。(クリックで拡大)
そのときに、スケールもチョビット意識しつつ。
トニーの場合は、基本的なペンタを元にソロる場合が多いので、分かりやすいと思います。
(この、コピーするギタリストの特長なんかを先に知っておくのもかなり重要)
ま、Dから始まるので、Dmのペンタとか使うのかなぁ?なんて
↑ 6弦10フレをルートにしたDmのペンタ。この2つのポジションを中心に探って行きます。
で、ある程度の塊が出来たら、一度録音して聞いてみます。
パソコンで、この作業が出来るようになったのも大きい。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
↑ 冒頭の数小節。これは2回に分けてコピってます。自分の場合、本当に少しずつコピります。
確認作業なので、この時点ではまだ上手くなくても、リズムが多少モタついても問題ありません。
(と、言い訳しておきましょう)
「だいたいオッケーかな」と思ったら、次のカタマリへ移動です。
何小節かやると、だいたいどの辺の音を使ってるか何となく分かるようになると思います。
↑ フムフム、上の2弦は、ペンタでなく、普通のマイナースケールを使ってるのだな、とか
3弦の9th もたまに入るな、とか。
あとは、スライド音とか、ハンマリング・プリングの音で、
あっ、いまフレット移動したな?とか適当に判断します。
そうなると、残りの作業はスムーズです。
というか、半分ぐらいやった時点で飽きてしまうので、「何かココごちゃごちゃして良くわかんないけど、適当にスケールの音置いとけばいいや」ってなっちゃいます。
ま、最終的にフィーリングが合ってればいいんじゃないかと。
で、音採り→録音確認 を繰り返して、耳コピ完了。
あとは弾き込みながら、おかしいと思う部分があれば修正したりします。
↓ ソロ部分は大体こんな感じです(多分)。
(クリックで拡大)
で、音が採れたらあとはひたすら練習。
そこは変わりませんが、耳コピの時間を練習に回せるようになったのが大きいです。
ま、今回採った音があってるかどうかは保証できません。大幅に間違ってる場合もあるかも。。
【追記】
↓ 一日練習してこんな感じ。左が原音。右が自分ダス。
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まだ全然指がもたついてます。流れを覚えないと。
最初の3連符が合わないとゆっくりなだけに目立つ。
ノイズが多いい。
速い部分で、あせりすぎて逆にさらに速くなってしまう。
チョーキングの音程がおかしい(もしかしたら耳コピが間違えてるかも)。
などなど、、、いろいろと反省しながらまた練習です。
一度録音するとアラが目立つ課題が浮き彫りになります。
これも、パソコンで録音できるメリッチョですね。
参考までに、
ギターは練習用。P.U.リア。
Line 6 直で。JCM800 にファズフェイス。薄くショートディレイをかけてます。
さて、もうちょっと練習して Factory の音に行きましょう。
ペンタトニック・スクール 【第2回】 [ペンタトニック・スクール]
4ヶ月の沈黙を経て、まさかの第2回。しかも2回目にして、いきなり番外編。
前回は「ポジションひとつ覚えましょう」でした。
でも、ひとりで黙々と行ったり来たりしていてもすぐに飽きてしまう。
それから「なんか JAM るのって憧れるなぁ」というのもあるでしょう。
ということで番外編の今回は、“ブルース・コード進行” についてやっていきましょう。
(と言っても、毎度の事ながら自分が勝手に考えたことを書いているだけなので、理論的に間違っていたり「なんか変だ」なんて思うこともあるでしょう。まぁ、素人のやることですから、大きな目で見てやってください)
よく見かける図ですね。この1つの区切りを1小節と考えてください。
その区切りの上にコードが書いてありますね。まずは何も考えず、このコードを弾いてみましょう。
(コードがわからない人は ← 左側の指板図くんを参考に)
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
どうでしょうか、「なんか聞いたことある感じだなぁ」と思うでしょう。
基本中の基本のコード進行なので、あらゆる場面で使われています。
本当は各コードには、m(マイナー)であったり、7(セブンス)であったりと、いろいろな記号が付いて書かれている場合が多いです。雑誌とかで見かけるのは、そういう感じだと思います。
でもね、今回はそれについてはまだ考えなくても良いでしょう。
とにかく楽しく遊んで、理論は後から付いてくればイイと思ってます。
(「まず最初に基礎と理論だ」という人は、この先は読まないことをお奨めします)