4月14日 連続でプラス。 [Distortion ++]
前回、レイアウトのアップは少なくなる。なんて言っておきながら、いきなりの連続アップです。
と、言っても、今回は MXR Distortion Plus のバリエーションです。
先日、PC のハードディスクが壊れちゃって、中のデータもいくつか失くしてしまいました。
その中に、mini Plus のレイアウトのイラレデータも含まれていました。
幸い、レイアウトの PDF があったので、それを元に再度イラレデータを作り直しました。
新規レイアウトではないので、PDFを写すだけ。
なので、10分くらいで完了しました。
せっかくなんで、ついでにバリエーション的なもの作ってみました。
ディストーションプラスのバリエーションで一番有名なのが、
DOD の 250 Overdrive Preamp ですね。
さらにここから派生した YJM 308 なんてのもあります。
YJMは、レイアウト上部の横になった 1M の抵抗と並列で、
ノイズ除けのおまじないコンデンサが入ってます。
無くても動作に問題はありませんが、つけたい人は、1M 抵抗に直付けで 25p くらいのセラミック・コンデンサを入れてください。
もしくはレイアウトを1つ上に大きくしても良いでしょう。
ミニケースでもそれくらいなら大丈夫だと思います。
同じ基盤レイアウトで作れるのがもうひとつ、Guyatone の Zoom Distortion というヤツ。
国産エフェクターの隠れた名機のひとつです。
全部定数が違うだけで、同じ基盤で作れるので、あれこれ試してみると面白いと思います。
DOD の2つは、左下のノイズ除けのコンデンサが一つ減ってます。
エラーじゃないのでご安心を。
レイアウトはアーカイブページにあります。をクリックしてください。
ディストーションプラスのバリエーションで、もうひとつ面白いのがあります。
boot-leg の Jazz Fuzz というペダルです。
ジャズって書いてあるけど、ジャズじゃないし、ファズって書いてあるけど、ファズでもありません。
でも音は良さそうな感じです。
ちょっとレイアウトを弄る必要がありましたが、大した変更もなく作れました。
サイズも変わりません。
この機械の大きな特徴が、VINTAGE ってツマミですね。
このツマミで、ダイオードに流れる電流を増減してクリップ量を変化させてるみたいですね。
クリップに使ってるダイオードは、1N4001系です。
ディストーションプラスはゲルマニウム・ダイオード
DOD 系はシリコン・ダイオード
JAZZ FUZZ は1N4001系
と、それぞれの機械の特徴は、定数よりもダイオードの種類によるところが大きいんじゃないかなと思ってますが実際のところはどうなのでしょうか?
個人的にはディストーションプラスの音は大好きなので、どれを作っても良い音になるのは保証済みです。
中でも、boot-leg のは面白そうですね。
実際に作ってみて、D+ との違いを確かめてみたいと思っていますが、はてさて、いつになることやら。。。
こちらのレイアウトも、アーカイブページのをクリックしてください。
【2013.04.15 追記】
ジャズファズのレイアウトを少し手直ししました。
VINTAGEポットのまわりをもう少し作りやすくしました。
(2C の出口は便宜上まとめて置いてあるだけで、実際はその下の電解コンと干渉します。なので、グランドのライン上の他の場所から適当に出してください。)
それから、ミニケースのレイアウト例も載せておきます。
あくまでも例なので、使用するパーツに合わせて調整してください。
あと、ツマミの配置ですが、本当はVINTAGEを右上にして VOLUMEを真ん中にした方が作りやすいんですが、自分のエフェクターは基本全部ボリュームが左、ドライブ系が右と決めているので、それにあわせてます。
あと、OUTPUTがボリュームの2番端子から出てるので、下向きにした方が配線をより短くできるので。
INとOUTまわりの配線はできるだけ短くしたいと考えているので。
あと、オリジナルもこの並びなので。
このへんも、作る人が使いやすいようにどんどん変えちゃってO.K.です。
4月17日 シェンカってる? [Distortion ++]
完成から大分間があいてしまいましたが、ようやく mini Plus の音を録りました。
今回アンプがゲインの強い JCM800 なので、スイッチをブースターの方にしました。
ディストーションの音はすでに何度も出しているので今回はパスでス。
ブースターのときはかなり音が大きくなります。
ソフトで録るときはリミッターが効いてくれますが、実際にアンプで録る時は9時~10時くらいが限度でしょうね。それ以上は危険です。
今回は9時半くらいです。
↑ で、ビデオです。今回初めて長尺の曲をやってみました。
いや、動画は大変ですね。
後からちょっと差し替えとかできないから、一箇所でも間違えたら全部ダメになってしまうのがキツイですね。
合計で5回ぐらい録りました。途中でやめたのも合わせると10回以上やりました。
ぜんぜんうまく行かなくて、結局3回目くらいのを使ってます。
細かいミスはいっぱいありますが時間切れです。
自分なりに頑張って精一杯シェンカってみましたが、どうでしょうか。
アンプの設定(Pod Farm2.5)はビデオのページにも書いてありますが、
JCM800 Gain:35% Bass:50% Middle:77% Treble:79% Presence:37% です。
まだまだフリー版で楽しんでます。
で、後からプラグインでギターにコンプをかけて、
最後に全体にリヴァーブをかけてカラオケと馴染ませてます。
やっぱり mini Plus の音はイイ!!
そんでもって、ワウの音もイイ!!
演奏は、、、おいといて。。
【質問】
なんか、youtubeの動画、これに限って勝手に広告が出るんですが何故なのでしょうか?
あと、動画管理ページに“第三者云々・・・”ってメッセージが出てるんですが、これは一体何なのでしょうか?
youtubeって、自分で演奏した動画ならO.K.なんじゃなかったっけ??
何か、youtubeのヘルプって日本語めちゃくちゃだから、何書いてあるのかぜんぜん理解できないんですよね。
適当にOKボタン押しちゃって良いのでしょうか?
どなたかご存知の方教えてくれるとありがたいです。
【追記】
よくわからないまま適当にOKボタンを押してしまいました。
広告は消えないみたいですね。
今後なにか問題がありそうだったら消去します。
11月4日 エージング中。 [Distortion ++]
10月31日 ひさびさに。 [Distortion ++]
10月6日 もうがまんできない。 [Distortion ++]
今回は完全にフライングです。
まだパーツの注文すらしていないというのに、外側だけ組み上げてしまいました。
注:ここから先は自画自賛の嵐となります。
てんさい発言にもお気をつけください。
9月6日 事前準備。 [Distortion ++]
さてさて、そろそろ中身の部品も注文しないといけませんね。
その前に、こっちの準備もやっておかないといけません。
↑ DALE抵抗用に、4桁数字の表示に対応させたいところです。
これって何て表記したら良いんでしょうね。。
素直に「DALE系」って書いておくか、「RN系」とかでも通じるのかな。
ま、無難に「4桁数字」って書いとくのが一番分かりやすいかな。あんま格好よくないけど。
今回は前にワウを作ったときに余った単線を使った。
柔らかいわりにポキッと折れたりしにくくくて案外使い易い。
線がピーンと張ったままでいてくれるのも気持ちいい。
ギターの内部配線に使われるのもうなずけるかも。
ただ、皮膜も含めるとかなり太くなるので、超キツキツの配置だと難しいかも。
値段もそれほどでないので、もしかしたら将来的に BELDEN 8503 にとってかわるかも。
とにかく久しぶりのハンダ作業だった。何ヶ月ぶりだろうか。
ちょっとやっただけなのに凄く疲れた。まだじっくり座る作業は厳しいのかも。
ま、慌てずに、ちょっとずつやっていきましょう。
8月30日 ダウンしてました。 [Distortion ++]
先週急に涼しくなったせいで、ものすごく体調が悪くなってしまいました。
久々にかなりしんどかったのですが、なんとか少しだけ回復しました。
山アリ谷アリですが、ちょっとずつよくなってるような気もします。
ブログ更新も大分滞り気味です。
今日も特にネタは無いのですが、ちょっとだけ。
↑ とりあえず、暖かかった日を狙ってクリアを吹きました。
質感的に、あんまりテラテラしない方がいい感じになるかなと思ったので
最初に半艶消しを2回噴いて、その上から光沢を2回噴きました。
まずまず思い通りの結果が出ました。よかったです。
【ココから重要!!】
クリア噴きというか、色を塗るときの注意です。
ラッカー系の塗料を塗り重ねると、上のラッカーが下の塗料を溶かしてしまいます。
なので、ラッカー×ラッカーだと、仕上がりが汚くなってしまったり、
下のラッカーが溶ける勢いで気泡ができやすくなってしまいます。
当然、ラッカーを何層にも厚塗りするような場合にも、この気泡ができやすくなります。
ラッカー系の下地にクリアを噴くときは、アクリル系(水性)のクリアを噴きます。
それから、ラッカーの上に別の色をぬったり、文字を書いたりするときも
アクリル(水性)もしくはエナメル系の塗料を使います。
ただ、エナメル系の上にアクリルやラッカーは噴けないので、これまた注意が必要です。
塗り重ねの順で言うと、ラッカー⇒アクリル⇒エナメル の順番でやると安全です。
逆の順番はできません!!
さすがにエフェクターのケースでエナメルまで塗り重ねることは無いと思いますが。
今回は、下地がラッカー、文字がアクリルです。
あとは、トップコート・クリアには、ラッカーにもアクリルにも使えるヤツを買うと便利です。
自分はプラモデル用のアクリルトップコートを使いました。
これは、水性だけども、アクリルにも O.K. って書いてありました。
ホームセンターとかにいけば、どの塗料でも O.K. ってヤツがあると思います(多分)。
とは言っても、エフェクターケースの塗装ぐらいだったらそんなに気にしないでもいいかな。
自分も最初は100円ショップのラッカー・クリアでやろうと思ってたくらいだし。
それで失敗して白を噴いてしまったので、わけわかんなくなってしまったのですが。
でもまぁ、そのおかげで、いい感じに下地の黄色と交じり合って
何だかんだかなりいい感じに仕上がったので、逆にそういう効果を楽しむのもアリです。
上にアクリルを噴いていたら、混じらずに綺麗に拭き取れたのかもしれませんが・・・。
ちょっとだけと言っていたのに、凄く長くなっちゃいましたね。
思いついたままに文章を書いているとどんどん長くなっちゃいます。
それでも きちんと考えながら書くよりもかかる時間は少ないのでどっちが良いのかというとそれはそれでまた微妙なところがありますが。
まぁ、そんなこんなでようやくケースが完了しました。
↑ そんで、手元にあった 3mm の LED と DC ジャックをつけました。
ここまでやったところで、中身がまだ全くの手付かずです。
部品の注文すらしていません。
はたして、完成はいつになることやら。。。
それでは、またしばらくしたらお会いしましょう。
8月17日 リカバリ中。 [Distortion ++]
失敗したケースのリカバリ中です。
ラッカーの溶剤をボロ布でゴシゴシやって黄色の部分を少し増やしました。
あと文字を筆で手書きしました。
赤いのはディストーションとブースターの切り替え。
イナズマと彗星(?)みたいなのをイメージして書き始めましたが、
下がデコボコだったのでいまひとつ分かりにくくなりました。まぁ、だいたいいい感じです。
とりあえずここまでの写真だけ。
怪我の功名とか、災い転じて福となすことができるかどうか。
次はこれにトップコートをかけましょう。
あと、ミスター・ビッグのCDを借りました。
(注:イメージ画像です)
これからしばらく聞きまくりでしょう。
8月14日 すべてをあきらめて。 [Distortion ++]
大分前からずーっと mini Plus の作業が中断しています。
なぜかというと、
↑ ようやくできた!!
と思ったら、乾燥中に風で落っこちて大きな傷ができてしまいました。
もはや缶スプレーの残りも、やり直す気力もなく、ずっと放置していました。
でまぁ、いよいよ何とかせにゃいかんなと重い腰を上げました。
塗装の部分はもう仕方がないので、ちょっとヤスリで削って使い古した感じに加工して誤魔化しました。ヴィンテージ風というヤツです。。
ちょいちょいと作業して、それなりに見れるくらいにはなりました。
で、いよいよクリアを吹いて完成!!
と、いうところだったんですが・・・・
100円ショップのスプレーって、蓋が全部白色なんですよね。
そんでさぁ、クリアと白って隣に並んでんのよね・・・
だから、たまにクリアのところに白が混じりこんでることもあるのよ、、、、、
そういうわけで、実際に吹き付けるまではクリアだと疑わなかったわけで、、、
吹き付けた瞬間はもう、意味が分からなくて・・・軽くパニックでした。
慌てて近くにあったボロ布で拭いたんだけど、夏場のラッカーはすぐ乾くのね、、、
ものの数十秒でこびりついて落ちなくなってしまってね。。。。
あー、こりゃもうだめだ。
いくらなんでももうだめだ。もういいや、とりあえず全部白で塗ってみっか。
なんてやってみましたが、いかんせん白。下の黄色が透けて非常に汚い。
なんとかうまいことできないかと、ゴシゴシボロ布で擦ろうとしたけど、
やっぱり乾いちゃっててもうぅ、だめ。
なんとなぁ~く、特殊加工っぽく見えないこともないかぁ???
くらいのところでギブアップです。
↑ おまけに、最後にはスプレーの噴出孔を間違えて自爆。踏んだり蹴ったり。。
↑ いちおう、パーツを乗っけてみる。
まぁ、、、悪くはないか。。。。
蓋の部分は無傷だったんだけど、バランスを考えてちょっとだけ白吹き。
最終的にシールを貼る予定だったんだけど、これだと無いほうが良いな。
もうめんどうなので、表示も手書きで行きます。
というわけで、黒のプラカラーとクリアを買ってきます。。。
この続きはいつになるのでしょうか。。。
塗装は金と時間と手間がかかりすぎるので、自分には向いてないことが分かりました。