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10月16日 ウクレレの本。 [ウクレレ]

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ずっと前にブックオフでウクレレ工作キットがついた本を買った。
たしか600円~700円くらいだったと思う。

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中身はこんな感じ。

ボディは出来上がっている。素材はバルサ材か何かのベニヤ板。
ものすごく薄くて弱弱しい。100円ショップの木製ティッシュボックスみたいな感じ。

良く見ると側板とか、すでに割れている箇所も。
とりあえずタイトボンドで修復する。

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指板はプラスチック。接着せずにネジで固定する。
ブリッジもプラ製ネジ固定だったと思うがどっかへ行ってしまった。

ボディとネックにはダボ穴があいているので、そのまま接着。

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1mm以上段差ができました。ダボ穴の位置が全然合ってない。
これじゃまともに楽器として機能するもんは作れない。

「う~ん、どうしたもんかな」と放置したまま数年が経ち・・・・

部屋の掃除をしていたら出てきたので、捨ててしまおうかどうか・・・
「う~ん、どうしたもんかな・・・・」

とりあえず塗装練習だけして捨てるかなぁ・・・


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10月13日 ブリッジピンの交換。 [ウクレレ]

先日、なんとなく中華ウクレレを弾いていたら、ふと「弦高を低くしたいなぁ」と思ったので、さっそくとりかかろうと弦を外しにかかったところ

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ブリッジピンが折れた。
それも4本中2本。

プラのブリッジピンはもともと折れやすい物なんだけど、初めて弦を取り外すのに折れてしまうとは。
さすがの中華クオリティ。

他の所は結構良い素材使ってるっぽいのに、惜しい。

折れてしまったものは取り戻せないので仕方ない。
代わりのピンをネットで注文してしばらく待つ。

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で、届いた。
とにかくプラ材だけは嫌だったので、水牛の角を選んだ。
牛骨でも良かったんだけど、色が黒い方が今のウクレレに合うかなと思って。

ギター用のブリッジピンだけど、サイズを見たところこのウクレレでも使えそう。

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大きさの比較。
一番左がもともと付いていたプラのブリッジピン。

水牛の方が少し短いが問題はなさそう。むしろちょっと短い方が良いくらい。

太さは、プラの方が4.9mmくらい。水牛の方が5.2mmくらい。
こういうのは、自分で微調整できるように少し太めにできているんだと思う。

なので今回もブリッジの穴に合わせながらやすりでゴシゴシ。

プラモデルで大活躍しているセリアの600番のスティックヤスリで大体の細さを出したら、800番・1000番で仕上げ。

溝の部分に若干のバリも有ったのでそれも削って弦の引っ掛かりをなくした。

で、肝心のブリッジサドルの削りなんだけど、ここは写真を撮るのを忘れた。
新しいブリッジピンの方にばっかり気が行ってた。

ともかく、サドルも削り終わったので弦を戻すところでついでに一つ試すことにした。

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元の弦はこんな感じで、端っこにボールエンドを結び付けてブリッジピンに引っ掛けていた。

これをどうせなら、丸いメタルビーズにしたらどうかなぁ?って。


ギター弦用アタッチメントに、こういう「密着度が増して音の振動が増える」みたいなのがあって、ちょっと気になっていた。

「これ普通のビーズでもできるんじゃないか?」と思って、

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手芸店に行って4mmのメタルビーズを買ってきた。158円。
本当は真鍮のがよかったんだけど、亜鉛だった。

(追記:真鍮は亜鉛と銅の合金で含有率によって原料表示は亜鉛だったり真鍮だったりするらしい。なので同じものだと思っておけば良いみたい。)

100円ショップにも行ったけど6mmか3mmのしかなかった。
6mmじゃ穴に入らないし、3mmじゃ小さすぎる。

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とにかく通してみる。穴が小さいので巻き付けずに通した後玉結びにしただけ。
これでも多分大丈夫だと思う。

IMG_0054.jpg

で、弦を張ってみる。

結論から言うと、ウクレレなら何とか行けそう。

ギター弦だと、穴が小さくて入らないと思う。

自力で穴を広げれば行けるかもしれないが、そんな手間をかけるなら商品を買ってしまった方が早いだろう。

逆にギター用のアタッチメントは穴が大きくてウクレレには使いにくいかもしれない。

良かったのは、ピンを挿す時にいつもはボールエンドが下の方で突っかかってなかなか上に来てブリッジに密着してくれなかったのだが、今回は「スルッ」と移動してくれた。

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全体はこんな感じ。見た目はほとんど変わっていないが、ブリッジ近辺の存在感がアップした気がする。

水牛の角の質感が良い感じでテンションが上がる。

弦高は元々1弦・4弦側ともに3.1mmくらいだったのが2.6mmくらいになった。

弾き心地は「多少弾きやすくなったかなぁ~?」程度の違い。
でも、ウクレレでは難しかった”E”のコードが確実に押さえやすくなった。

もう少し削っても良かったかも、とも思うし、これくらいで十分か?とも思う。

使う弦が決まったらオクターブチューニングをする予定なので、その時にもう少しだけ削り込むか考えよう。

音の方は、結構変わったような気がする。
元の音を録っていたわけではないのであくまでも印象だが、響きが良くなって鳴り(音量)も良くなった気がする。

弾いていて楽しくなったのは確か。

水牛効果か、ビーズか、弦高か、どの影響が出たのかは分からないけれど、とにかく成功だった。

しばらく弾いていなかったけれども、またウクレレが弾きたくなった。
夏になる前にやっておけばよかった。もう涼しくなってきてしまった。

弦のアタッチメントが良い感じだったので、いつかギター用のを買ってみたいですね。

最後に水牛角のアフィリも置いておきましょう。良い音でした。

◎PICKBOY BP-150HN ブリッジピン

◎PICKBOY BP-150HN ブリッジピン

  • 出版社/メーカー: PICKBOY
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10月13日 はじめてのウクレレ [ウクレレ]

小学生の甥っ子にウクレレを教えて欲しいと言われたので、ビートルズの中でも簡単な Yellow Submarine の弾き語りを教えてあげたんだけど、どうも難しすぎて全く弾けない。

楽器を弾くとか以前の問題で、ドレミファソラシドから教えないといけないようだ。

小学校高学年の子ならもう学校で習ってると思うんだけど、これまで音楽に興味のなかった子だと、こんなもんなのかな?

俺の場合は物心ついた頃にはもうピアノ教室に行っていたので、どうやって基礎的な知識を身に付けたのか覚えてない。
小学生に楽器教えるのってどうやれば良いんだろうか。難しい。

おれが低学年の頃に好きだった「ぽこあぽこ」って教本はまだあるのかな?

とりあえず「きらきら星」がウクレレで弾けるようにタブ譜つきの楽譜を作ってみた。

kirakira.gif

(クリックで拡大A4サイズ)

最初は単音で1音ずつ弾いて、慣れてきたらウクレレのリズム(シャッフル)で2音ずつストロークできるようにして、さらに慣れてきたらからピッキングとか、ミュート音とかを織り交ぜて弾く。

もっともっと慣れたり、俺が伴奏で一緒に弾くときは、全部メジャー・コードで弾く。

こんな感じで練習させてみようかと思うがどうだろうか。
もちろん、練習と同時にドレミファソラシドの位置や楽譜の読み方、フレットと半音階の概念なんかも教えて行きたい。

けども、最初のビートルズも30分くらいで飽きてしまったようなので、果たしてまた教えてと言ってくることがあるのだろうか・・・・


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6月22日 ウクレレ調整。 [ウクレレ]

家族が突然ウクレレを買ってきた。
ウクレレの練習したいが凄く弾きにくいと文句を言っていたので、自分のウクレレの予行演習も兼ねて調整してみることにした。

Leho とか言う謎のメーカーなんだけれども、特価品で8千円くらいだったらしい。
(下の写真はすでに調整・弦交換済み)

IMG_1540.JPG

うーん・・・・まぁ、ちゃんとした楽器屋さんで買ったらこれくらいはするのかな。
一応お茶の水まで行って、有名なチェーン店で買ったみたいだし。

でも、うーん、俺がゾンアマで買った4千5百円の中華ウクレレと比べても・・・・って感じ。
まず、お店から買ってきた状態ではアクィーラの弦が張ってあった。

これが固くて指が痛くなるそうなので、柔らかいと評判のマーティンの弦に張り替えた。
これだけでも大分弾きやすくなった。

弦を変える前に測った弦高は1弦も4弦もどちらも3mmほどだった。
まぁ許容範囲ではあるけれども、初心者が軽い力で弾けるように、もう少しだけ低くしたい。
とうことで、サドルを少し削ることにした。

++ つづきを読む ++


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10月8日 サキマルメ・フレッティング。 [ウクレレ]

前回に引き続き指版まわりを製作中。

12本のフレットの両端を全て丸めて指版に打ち込みました。

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先に丸めるので、この工法を「サキマルメ・フレッティング」と勝手に命名しました。

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指版の幅よりもちょっと短いですが、ネックに貼り付けた後もう少し削り込むのでこれくらいで調度良い塩梅だと思います。

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是非拡大して見てもらいたい。
端っこが良い感じで丸まっています。
指障りも滑らかでかなり演奏性に期待が持てそう。

こんなことができるのも自作の醍醐味。

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でもって、フレットを打ち込むと指版が大分反り返るのね。
元々あった溝がフレットに対して少し細かったのでしょうか。

まぁ、これくらいきつくないとすぐにフレットが抜け落ちてしまうのかもしれません。
トラスロッドが無い分、これで順ぞり防止になると思いましょう。

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そのネックの方ですが、中途半端な穴が開いていたので6mmに広げてダボを打ち込みました。
指版の方にも穴をあけてダボで固定しようかとも思ったのですが、指版が薄すぎて危険だし、湾曲しているのでやめておきました。

ダボを埋めた後にネックから飛び出した分を例の細工のこでカットしました。

で、クランプで固定しながらネックと指版を接着しました。
が、写真を撮り忘れてしまったので割愛。

この後は指版の幅に合わせて、ネックの削り込みと最終的な形を作ります。
ひたすらやすり作業です。

ネックはあまり削り込まないで太めの握りにしようと思っています。
この辺を好みであれこれできるのも自作の醍醐味(2回目)。

そろそろ涼しくなってきたので、今のうちに塗装してしまいたいですね。
寒くなると乾燥も遅くなるし塗装も難しくなるし。

急ぎたい気持ちをぐっとおさえつつ、焦らずゆっくりやって行きましょう。


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9月28日 フレットファイルを買った。 [ウクレレ]

ウクレレの作業は指板まわりにとりかかりました。
新しい作業に入る前には、例によって新しい工具が必要になります。

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ということで、フレットファイルを買いました。
写真上の青い柄の方が今回買った R:1mm のフレットファイル。
下のオレンジのは以前かった R:2mm のもの。

ウクレレのフレットは 1mm だったんですね。
2mm ので行けるかと思ったのですが駄目でした・・・
またしても工具代がかさみます。。
こうなったらあとウクレレ3個ぐらい作らないと気持ち的に元が取れません。

ともかく、本来ならフレットを磨くのは最後なのですが、今回はちょっと試してみたいことがあったのでちょっと早めに買いました。

ウクレレの指版は完全にフラットなので、打ち込んだ後の長さの変化が少ない。
ということは、先にギリギリの長さまでカットできるんじゃないか?
ということは、先にフレットの端を丸く削って球面加工ができるんじゃないか?

と思って実験してみようと。

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ダイソーの精密?ダイヤモンドヤスリやら、鉄ヤスリやらを使って大まかな形を出したあと、フレットファイルで丸みを整えました。

こんな感じでフレットの端を球面にすることはできました。

うまく行きそうなので、本格的に実験してみようと思います。

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まず最初に、フレットの長さを指版ギリの長さにカットします。
たいていのフレットは、新品の状態からほんの少しカーブがついています。
なので、打ち込んだ後にほんの少し伸びることを考えると、指版ジャストギリかそれよりもほ~んの少しだけ短いくらいが良いと思います。

まぁ、後で削り込んだり、最終調整もするので、ギリで良いと思います。
指版より長くしたら駄目です。

カットしたら、何フレットか分かるようにしておきましょう。

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フレットをギリの長さでカットすることによって、使用するフレットの量を節約することができます。

キットには、写真の長いフレットが3本入っていたのですが、間違えて 8 フレットを 2本作ってしまったにもかかわらず、1本まるまる余りました。
他にもフレット 2本分の余りがあります。(+間違えて作った8フレット)

これならかなりの量を失敗しても十分にやり直す余裕があります。
初心者の自分には大きなメリットです。

フレットが行けそうなので、指板も仕上げて行きましょう。

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まず、キットでは雑にカットしてあった指板のエンド側の形を整えます。

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納得いく形になったら、指版の表面・側面を 400~600~800~1000~2000 の順で磨きます。

ヤスリは当然、平らな板に貼り付けて使います。
曲線になっている指版エンドの側面は、丸い棒に巻き付けてヤスリます。

指で触ってツルツルの触感になるまで磨きます。

しゃしん

表面がツルツルになったら、指版の指が当たる部分とストローク時に指が当たりそうなエンドの角を同じように 400~ヤスリをかけて指あたりを良くします。

ウクレレを自作するひとでこれをやってる人って意外と少ないんですよね。
キットの説明書にも書いていないんですけど、角のあたりをなめらかにするだけで演奏性が全然違うんですよね。

こういうのはやっぱり実際にたくさん弾いてみないと分からないことですね。
でもって、角も取れたらもう一度指板表面を 800~1000~2000 とヤスリして完了。

なんですけれども、ヤスリかけたときに出た細かい粉が木目に入り込んでしまって、ローズウッドが少し白っぽくなっちゃったんですよね。
これ、レモンオイルで磨いたら元の黒っぽいローズウッドに戻るんでしょうか? 少し不安です。



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9月18日 ネックやりなおし。 [ウクレレ]

先日失敗したネックの接合ですが、やっぱりやり直すことにしました。
そのためにはもう一度ネックとボディーを分割しなければいけないのですが、これを失敗したらいよいよ終わりです。

慎重を期して、まずは極薄刃の細工ノコギリを買いました。
ゾンアマの最安で1100円ちょい。

ここへ来てまたしても工具の購入。
すでに工具代で元のキットの金額を超えています。
塗料のことも考えると・・・
やっぱり買っちゃった方が安いですね。
まぁ、作る楽しさがメインなので。

もし「質の良いウクレレを安く手に入れたい」と思って自作を考えている人がいたら、それは間違いです。
これは“作ること”を楽しむためのものです。

ともかく、この細工のこを使って、慎重に、ゆっくり隙間からカットして行きました。
0.3mmの薄刃だったので、多少ボディーの削り込みもありましたが、おおむね綺麗に切れました。
焦ってその辺の糸ノコとかで切らずに、ちゃんとした細工ノコを買って正解でした。

で、ネックとボディーの継ぎ目を再度きっちりと形を合わせながらヤスリがけ。

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さて、この勢いでダボ穴を再び開けたいところですが、ここで一休み。
慌てずに、ゆっくりじっくり慎重に進めて行きましょう。

翌日になって、ダボ穴を再び開けました。
今度は差し込んだ後に微調整ができるように、ボディー側のダボ穴を少し大きめに広げました。

で、あとは前回と同じ要領でタイトボンドで接合。

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今度はまぁ許容範囲の隙間におさまったと思います。
タイトボンドが完全に乾くまでしばらく置いておきましょう。

その間に、指板の準備をしていきましょう。
指板のローズウッドは形もほぼ出来上がっており、フレットを打ち込む溝も切ってあります。

しかし、ナット側の角や端の部分などが小さく欠けており、音には関係ないけれども見た目的になんか目立つ感じになっています。
なのでまず、この欠けを埋めるとこから始めます。

別件でエボニー板をカットした時に出た木粉をタイトボンドに練りこんでペーストを作りました。

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そいつを欠けた部分に盛ります。
タイトボンドが乾いたら、指板の仕上げと一緒に形を整えましょう。

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ペーストが残ったので、ついでに隙間の開いていた中華ウクレレのコンターにも詰め込みました。

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こちらは後からヤスリがけなどができないので、隙間に少しずつペーストを塗り込んだ後、絞った雑巾ではみ出した部分を丁寧に拭き取りました。
この作業を3回くらい繰り返したかな?

塗り込む前は、サウンドホールから明かりに向かって覗き込むと、コンターの隙間から光が漏れていました。
まだ乾いていませんが、塗った後に同じことをしても光は漏れてこなかったので、隙間は塞がれていると思います。

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エボニーは高価なので、カットなどで粉が出た時にはこんな風にパックに入れて取っておくと後々重宝するかもしれません。
紙ヤスリで削った粉はダメです。
木粉と一緒にヤスリのカスもたくさん混じってしまうので。
鉄ヤスリなら大丈夫だと思います。
今回、マホガニーやローズウッドの粉も出てきたらとっておきたいですね。


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9月13日 ネック接着。 [ウクレレ]

少しずつウクレレの製作を続けています。
今回は側板からはみ出した表・裏板を削りました。

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この状態から80番〜400番の紙やすりを使ってここまで削りました。

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ところどころ色が濃くなっているところは、まだタイトボンドが残っています。

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ネックの接合が終わったら、仕上げのヤスリのときに消します。

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くびれの部分が美しいです。
磨きながらウットリ。

ボディーの形に合わせて、ネックの接合部もヤスリました。

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で、テンション上がった勢いで、このまま一気にネックの接着まで行ってしまおう!!
と、先を急いだのが間違いでした・・・

ネックの方にはもともと6mmのダボを差し込む穴が開いていました。
ボディー側にもダボ穴を開けるために、

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ダボ穴マーキングポンチというヤツを使います。
これを片方の穴に挿して、位置を合わせながらボディーに押し付けて目印をつけます。

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で、あけた穴にダボを挿して合わせてみます。

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少し隙間は開いていますが、これくらいなら許容範囲でしょう。
ほんとうは、時間も遅くなったしここで一度やめて、また後日に続けるべきでした。

説明書には「ダボ穴にたっぷりボンドを入れる」と書いてあったので、その通りにたっぷりタイトボンドを注ぎました。
すると、ダボ穴がキツキツの状態だったので、たっぷり注いだボンドの逃げ道がなくなって、ダボが奥まで入らずに少し浮いた状態になってしまいました。
それでもまだ「力一杯押し込めば大丈夫だろう」と焦ってそのまま接着してしまいました。

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接着はこんな風に、チューブゴムで締め付けます。
で、このまま一晩おいて乾燥を待ちました。

翌日、

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思っていたよりも隙間があいています。

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こちら側はオッケーですが、

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こっちはちょっと厳しいかもしれません。

コンコンとネックを叩いてみると、しっかりボディーに音が響いているので、まぁ大丈夫なのかもしれませんが・・・・うーん。。
悩むところですね。

ネックとボディーにも段差が出来ています。
ダボがうまく奥まで入らなくて、無理やり力で押し込んだから曲がってしまったのかもしれません。

すごく迷いますね。
下手にリカバーしようとして、取り返しのつかない事態になることも多いに考えられます。

最初に作ったウクレレということで、あえてこの失敗を残して次の教訓にする考えもあります。
迷いますね。

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9月9日 ざっくりネック。 [ウクレレ]

貼り付けた表・裏板のタイトボンドが完全に乾くのを待つ間に、ネックを削りました。

キットに入っていたのは、大まかにカットした状態でカクカクしていました。
それを、100円ショップで買ったヤスリセットの80番で、

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ざっくりと削り込みました。

ネックの両サイドを削って幅を狭くして、握りのカクつきをなくして丸っこくしました。

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ヒールはかなり削り込みました。
良い感じに形成できました。

ヒールの継ぎ目の接着剤が気になりますね。
強度的に不安があります。大丈夫なのでしょうか?

80番のヤスリは凄いですね。
めっちゃ硬くてボロボロとヤスる面がこぼれて行きますが、ガリガリとマホガニーが削れます。

もっと細かい番手で仕上げて行くのは、指版を貼った後になります。

でもって、タイトボンドが乾いたようなのでクランプを外しました。

そうしたらまずは、表・裏板の側板からはみ出した部分をカット。

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大分ウクレレっぽい形になってきました。
このくらいまでカットしたら、あとはヤスリを使って丁寧に削っていきましょう。

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カットには、ホビーかんな、クラフトナイフ、コッピングソーなどを使って、少しずつ、力をかけすぎないように注意しながら削って行きました。
マホガニーは割れやすい材なので、ちょっとでも引っ掛かりを感じたらすぐに手を止めて、木目なんかを考えながら削る方向を変えてみたり、カンナからナイフに持ち替えてみたり、とにかく用心しながら慎重に進めました。
ここで「パキッ」とかいったら一巻の終わりですからね。

ところで、ギター・木工関連であれこれ調べ物をしているうちにすごい良い感じのギタースタンドを見つけてしまいました。


Fender の木製ギタースタンドなんですけど、格好良いです。
一目見た瞬間に欲しくなってしまったのですが、お値段が・・・
これの半額でも厳しいかも。。

なんとかこれと似たようなものを自作できないか思案中です。
ネットの世界では、同じような考えでこれに似たものを作っている人もすでにいるようです。
これに関してもいつか作ってみたいですね。


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8月6日 表板・裏板を貼りつけた。 [ウクレレ]

スプールクランプがようやく出来上がったのでいよいよウクレレの表・裏板を貼りました。

まずは、説明書通りにあれこれ下準備。
そうしたら一気に貼りつけ。

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ネックとボディエンドの部分は力を込めてとめたかったので、100円ショップでF型クランプを買ってきました。
スプールクランプは20個使いました。
Fクランプを使わなければ、24個全て使って丁度満遍なく押さえつけられると思います。
横から見るとこんな感じ。
IMG_0978.JPG
接着するボンドは、ちょっと多めにはみ出すくらい塗った方が良いと思います。
それで、はみ出た分は固く絞ったボロ布などで、薄く伸ばしながら拭き取る。
そうすると、良い感じに木の隙間にボンドが入り込んで、出来上がり時に段差や継ぎ目の目立たない綺麗な見た目になると思います。

丸一日圧着したら、今度は裏板を貼りつけます。

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裏板は縦横にうっすらカーブしているので、より慎重にクランプしなければいけません。

あと、貼り付ける前の準備として、ブレイシングをライニングの内側に合わせてカットしなければいけません。

表板を貼ってしまうと、内側にカット位置の印をつけられなくなってしまいます。
裏板のブレイシングをカットする位置も、表板を貼り付ける前に決めておくのを忘れないようにしましょう。

そんなこんなで、完全に圧着するまでこのまましばらく置いておきましょう。

夏の終わりまでに完成させることはできませんでしたね・・・・
来年の夏までには、なんとか・・・



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