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12月29日 自作ピエゾピックアップの取り付け。 [Burny BLC-65]

前回自作ピエゾ・ピックアップの実験が良い感じだったので、いよいよギターに取り付けたいと思います。

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ギター内部での取り回しがどんな感じになるか分からなかったので、ケーブルは長めに用意しました。

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まずは、ピックアップのザグリを利用して、ネックの付け根と、

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ブリッジ・ピックアップの下に両面テープで貼り付け。

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あとは、一番音が大きく出ていた、fホール上端近く。
これは左右両方のfホールに付けました。

で、ボディー内部を通してコントロールキャビティに線を伸ばします。
Belden1503は細めとは言え、それなりの太さがあるので不安でしたが、何とか全ての線を通すことが出来ました。

安物ギターはざっくり大雑把にザグリがしてあるので、かえって良かったみたいです。
高級ギターのように「1mmも木材を無駄にしないぞ」という感じで作られている時は注意が必要です。

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スイッチをどうするかしばらく迷ったのですが、Push-Push式のスイッチ付きPOTを使うことにしました。
これならボディーを無加工で取り付けられるので。

トグルスイッチを追加する改造も憧れますが。ピート・タウンゼントみたいな。

ネジ止めしないレスポール・タイプのツマミだと、よくあるPush-Pull式のスイッチは引っ張ったときにプルっと抜けてしまいそうで怖かったので、押すだけタイプにしました。

あまり売ってない珍しいスイッチですが、サウンドハウスさんで買えました。
ただ、ネジ部がインチ規格で、ツマミのローレットのギザギザはミリ規格という謎の組み合わせなので注意が必要です。

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配線の順番を考えながら大まかに配線。
このスイッチは集中アース用の端子が出ていたので便利だった。

ボディーに固定する前に繋いでおいた方が良さそうなものは先に繋いでおく。

また、この時点ですべてのケーブルを丁度良い感じの長さにカットしておきます。
前回買ったワイヤーストリッパーが早速役に立ちました。

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スイッチポットをボディーに固定した後、残った配線をさらに順番や取り回しを考えながらちょっとずつ配線。

4つのピエゾをどう繋ぐかは、いろいろ実験しました。

ひとまず、ピックアップのザグリに入れた2つを直列で繋いで、
左右のfホールに貼った2つを直列で繋いで、
ピックアップ側とfホール側を並列で繋ぎました。

ボディー鳴りを拾う側と、空気感を拾う側に分けた感じです。

ピックアップの直列は、ハムバッカー構造みたいに位相を入れ替えて繋ごうかと思っていたのですが、実験の結果出力が減ってしまったので、普通に直列にしました。

ピエゾなので、ハムノイズ対策とか、あんま関係ないような気もするし・・・と自分に言い聞かせています。

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ピエゾのケーブルを端っこの方にグイグイ押し込んで配線完了。

ひとまずは内部にプリアンプを入れずにパッシブでやってみることにしました。
当然、外部プリアンプを繋いで出力します。

ここまでケーブルが多くなると、セミホロウの利点が失われるんじゃないかとも思いますが、元々てきとうにザグリを深くしただけのなんちゃってセミアコ・ギターなので気にしません。

もっと高価でちゃんとしたギターでやることがあれば、もっと細い線でできるだけ内部の空気の流れを邪魔しないように気を付けるかもしれません。

今回はとりあえずボディーの端っこの方にくっついてたらヨシ!ということにしておきます。

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ボディーから出た軸部分。
ネジ山の長さもピッタリです。

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ツマミを付けました。
これだけミリ規格のツマミなので、よく見ると微妙に文字の感じが違ったりするのですが、遠目に見た分には全く分からないので良いでしょう。

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スイッチを押しこんでONにした状態。
あまりよく分かりませんね。
目立たなくて良いです。

で、この状態で一旦音を出してみました。
問題なく鳴っているようです。

部屋が片付いたら、一度音を録ってみたいですね。

ということで次回は、Piezo Pick Up の出力実験編です。


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12月19日 ピエゾピックアップの実験。 [Burny BLC-65]

さて今回もまた予定を変更して、久々に自作ピエゾ・ピックアップの話。

以前やったピエゾでの実験が上手く行ったので、いよいよ本番の作業を始めることにしました。

実験で使ったピエゾ素子は適当にあった中国製の不安定な圧電素子だったので、今回は村田製作所の一枚80円もするちょっと良いピエゾ素子を使いました。

本当は一枚千円くらいする超高効率のスーパーピエゾを使ってみたかったのですが土壇場で怖気づいて日和ってしまいました。

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とにかく、2芯シールド線をハンダで繋ぎます。
シールドは Belden 1503 です。お安いですが 22AWG でしっかりしてるわりに外径が細くてギター内で取り回ししやすくておすすめ。
あまり綺麗にはんだ付けできませんでしたが、熱を加えすぎて電極が剥がれてしまうのが怖かったので、しっかり付いていればヨシ!と言うことにしました。

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で、上から薄めにグルーガンを塗りつけて固定及び補強。絶対に裏側にはみ出さないように。

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で、ギターに貼り付けたら出力のテスト。

使った両面テープは3Mの剥がせる強力薄手タイプ。

3M スコッチ はがせる両面テープ 強力 薄手 12mm×15m SRE-12

3M スコッチ はがせる両面テープ 強力 薄手 12mm×15m SRE-12

  • 出版社/メーカー: スリーエム(3M)
  • メディア: Tools & Hardware

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やはりピエゾ直だと出力が弱いので、ブースターやプリアンプを使った方が良さそうです。

最初は、シンプルな MC401 が良いかなぁなんて思っていましたが、もともと貼り付けピエゾ用に設計されたPA-1の方が相性は良さそうです。

まぁ、プリアンプの選定は後回しにして、とりあえず実用できるようにしたいと思います。


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6月13日 フロントピックアップ交換。 [Burny BLC-65]

バーニービグポールカスタムセミホロー大改造計画その3です。
Burny BLG-65 Bigsby チャイポールに前に取り外した Gibson 490R を取り付けました。

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リアの時と同じように、元付いていたカバーをロウで固定してグランド処理しました。
カスタムにはやはりカバードピックアップが似合いますね。

あと、カバーを被せたためか、少し出力が控えめになりましたね。
もともとカバー有りのピックアップだったので、それ用に出力が調整されていたのかもしれません。
ただ単に、チャイポールの生音がギブソンに比べて小さいだけかもしれませんが。というかほぼ間違いなくそれが要因ですね。

とにかく、ギブソンでは持て余していたパワーが良い感じに抑えられています。

これまたせっかくなので、フロントピックアップ弾き比べページに録音した音をアップしました。

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そして、弦を張り終えたヘッドはこんな感じ。下品です。良いです。
ドクロのトラスロッドカバーも弦に干渉することはありませんでした。

ビグスビーはテンション保ったままペグに通すのは難しいですね。
ノーマルチューニングでポストに1周巻くことはなかったのでギリOKのようです。

スパーゼルのロックペグは「半周まで」となっていたのですが、ゴトーのは「1周まで」とマニュアルに書いてありました。

ブリッジとペグを変えて、かなりチューニングの安定性が増した気がします。
もう少し経過を見てから結論を出したいと思います。

でもって、一気に2つもピックアップを交換して結果も満足だったので「これでしばらくピックアップは良いかなぁ~」なんて思っているときに限って、

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ずっと探していたピックアップがヤフオクに出品されたりするんですよね。
それも適正な価格で落札できちゃったりして。

と、言うことで Seymour Duncan Parallel Axis (neck) PATB1-n をゲットしました。
次回はコイツを・・・と言いたいところですが、Ibanez の 5way スイッチはなかなかに複雑なので、解析にもう少し時間がかかりそうです。


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6月6日 Schaller ローラーブリッジ。 [Burny BLC-65]

ビグスビーバニポール大改造計画その2です。

今度はシャーラーのローラーブリッジの取り付けです。
本当はこっちの方が先に買っていたのですが、加工に少し時間がかかりました。

これも各所寸法をきっちり測ってから買ったので取り付け自体は無加工でできました。

ドイツ製なのでミリ規格です。なのでギブソンには難しいかもしれません。
ノーマルレスポールにわざわざ鳴りが悪くなるローラーブリッジを付けることも無いのでこれに関してはギブソンに流用できなくてもいいや、という気持ちで買いました。
未使用品でした。安心と信頼のメイドインジャーマニー。
現行とは少しだけ違う旧品ですが、ロゴも入っていてこっちの方が格好良いと思う。

これの良いところは、元付いていたブリッジよりも本体が薄くなっている点。
バーニーのビグスビーレスポールは、設計ミスで弦高を適正な高さにすると弦がブリッジに干渉してしまう不具合があります。

なので以前ブリッジの端をゴリゴリ削って弦が触れないようにしていました。

ブリッジをシャーラーに替えたことで、現行をギブソンと同じくらいにできるようになります。

それでも、4弦だけちょっとブリッジに触れていたので、今回も同じようにヤスリでゴシゴシ削って加工しました。

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これも2度目の作業なのであっさり完了しました。1か所だけだったし。
前回は何個も削ったし、結構深く削らないといけなかったので大変だった。

あとは古いものなので、ローラー部分にビッグ・ベン・グリスを塗って完了!

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次はフロントピックアップの交換です。


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6月2日 ゴトーのマグナムロック。 [Burny BLC-65]

このブログでは何度も書いてますが、ちょっと前までヤフオクではメルカリに対抗してキャンペーンをやりまくってました。
でもって、その時にもらったポイントの余りがもうすぐ期限切れになるので「そのうち買いたいなぁ~」と思ってたものをまとめてゲットしました。

シャーラーのローラーブリッジとゴトーのマグナムロック。
両方とも新品で購入。実質払ったのは合わせて3千円ちょいくらいでした。

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で、まずはゴトーのマグナムロックを取り付け。

元々付いていたペグの取り付け寸法を測ると、Grover のペグと同じサイズでした。
オイラの持っているレスポールは純正でグローバーのペグがついているので「これなら失敗してもギブソンの方に取り付けられるな」と思ったのが購入に踏み切った理由です。

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同じ寸法なので、BLC-65にもほぼ無加工で取り付けできました。
1弦の木ネジ穴がちょっとだけ浅かったので、ほんの少しだけ穴を深くしました。

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ゴトーの文字がテンション上がります。

型番は GOTOH SG301-MG-20-L3R3-Chrome (GROVER互換サイズ)

取り付けのコツは「強く締めすぎないこと」

特に木ネジは、位置を固定するだけなのでかなり緩めで大丈夫みたいです。

六角ナットの方も、締めすぎるとヘッドの塗装が割れてしまうので、適度な力加減が必要です。
この辺は、元付いていたペグを外す時にどのくらいの力で締まっていたか覚えておくと良いでしょう。

で、せっかく弦を外したのでついでに、元々付いていた薄っぺらいプラ板のトラスロッドカバーを交換することにしました。


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以前1度やったことのある作業なのでやり方は簡単。

適当な端材を適当な大きさに切って、ヘッドの傾斜に合わせて斜めに削る。
木ネジの下穴をあける。

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表に見える部分をガンダムマーカーブラックで塗って完成。

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これをトラスロッドと指板の隙間にブッ挿して、

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ネジで固定して完了。下品になりました。

マグナムロックはペグポストが大分低いですね。
スパーゼルのロックペグも低かったですが、弦の巻き数が減った分これでテンションを稼いでいるのかもしれませんね。

さて、次回はシャーラーのローラーブリッジ。
さらには、前回のフロントピックアップ交換で浮いたギブソン 490R を取り付けて行きたいと思います。


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7月23日 ブリッジ改造。 [Burny BLC-65]

バーニーチャイポールのブリッジを少し改造しました。

元々の設計ミスのせいで、ビグスビーのテンションバーを通すと、
↓ こんな風に弦がブリッジの端にあたってしまう状態でした。

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これだと、アーミングした時にチューニングが狂いやすくなってしまいます。
この状態をなんとかするために、弦が当たっている部分を削ってみることにしました。

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↑ まずはこんな感じで、弦の位置をマーキング。

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↑ で、あとはひたすら削るだけ。

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↑ 何度か、削る→ギターに戻して弦への当たり具合を確かめる。
という作業を繰り返し、ようやく完了。

6弦と1弦はとくに大きく彫り込んでます。

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↑ で、装着しました。
最初の写真と比べると、サドルからテンションバーまで弦が真っすぐに伸びているのが分かると思います。
ほんの少しだけ余裕がある具合にしたので、もう少しブリッジを高くしても大丈夫です。

今は軽く弦高調整とオクターブチューニングを行った状態ですね。
このあと新しい弦を張って、オクターブチューニングをきっちりやれば完了です。

その前に軽く弾いてみたんですが、これだけでかなり音が良くなりました。
生音の音量がすごく増えました。
これまでは、ブリッジで、サドル以外の場所に弦の圧力がかかっていたので、響きが逃げてしまっていたのだと思います。

これはやってみて大正解の改造でしたね。

実は、これの前に中華ローラーサドルブリッジも試してみたのですが、それは大失敗でしたね。
まず届いたのが粗悪品で、まともに使えるようになるまでにめちゃくちゃ手間がかかりました。
挙句に見た目も格好悪いし、なにより、音が最悪でした。

やっぱり音に関係する部分は絶対に中華モンやバッタモンは使っちゃダメですね。

失敗した中華ブリッジは、そのうち気が向いたら記事にするかもしれません。


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2月19日 内部配線完了。 [Burny BLC-65]

さてさて、バーニーチャイポールの続きです。

前回先走って完成形を出してしまいました。
ま、それはそれとして、ひとまず今回は内部配線をしていきましょう。

まず、リアピックアップには、余っていたギブソンのを乗せました。
フロントは、とりあえずフェルナンデスFVH-2002をそのまま使うことにしました。
どうするかはおいおい様子を見ながら考えます。

で、コンデンサは

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今回はオレンジドロップの PS TYPE を使いました。
何となくです。

++ 続きを読む ++


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2月15日 made in China ギターの酷さ。 [Burny BLC-65]

連日少しずつ木工作業を進めています。
とにかく作りが粗くて、あらゆるところに手を加えないといけません。

今回は、ピックアップの切り替えスイッチをインチサイズの switch craft  に変えるために、スイッチまわりの穴をほんの少しだけ広げました。

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紙やすりでコシコシと少しずつ内側を削りました。
この断面を見ても、ベニヤじゃなくて一枚の板から出来ているのが分かります。

++ 続きを読む(ボヤキあり) ++


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2月14日 ブリッジアンカーを抜いた。 [Burny BLC-65]

連日の木工作業を小出しにしています。

今回は弦アースとブリッジアンカーのおはなし。

最初に弾いたときに「やけにノイズが多いな」 と思ったのですが、
何のことは無い、弦アースが抜けてました。

確認のために写真左側に見えているアース戦を引っ張ったら、スポっと抜けてしまいました。

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抜けた線を見てみたら、ハンダをつけた痕跡が全くない。
「弦アースがハンダされないって、こんなことあるの?」と愕然としました。

まぁ、レスポールタイプのギターにはままある事のようです。
ただ、ちょっと引っ張ったくらいで抜けるのは完全に不良品です。

訝しく思って、ブリッジまわりを良く確認してみるとね、

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写真だと分かりにくいですが、ブリッジのアンカーが 1mmくらい浮いてます。
多分コレが諸悪の根源。

この所為で、弦アースが外れちゃったり、ブリッジの端に弦が当たっちゃったり、弦高がおかしくてオクターブチューニングが安定しなかったり、いろいろな不具合が出ている。

アンカーに弦アースを通す場合、アンカーの下にアース線を置いて、上からアンカーをかぶせて固定させるようにするはずなんだけど、
若干アンカーが浮いてるから、 しっかりと上から固定できずにアースが外れちゃったんだろうね。

ってことで、ブリッジのアンカーを抜いて弦アースをやり直さなければいけません。

++ 続きを読む(アンカーを抜く) ++


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2月4日 木工作業。 [Burny BLC-65]

バーニーチャイポールの木工作業を少しずつ進めていました。

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まずは、リアピックアップのエスカッションが高すぎて弾き難かったので紙やすりで削りました。

++ 続きを読む ++


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