9月1日 弦裏通し。 [Ibanez S421]
ギターの配線を全てやり直しました。
内部写真は撮り忘れました。
自作エフェクター部という看板にあるまじきミスです。
すみません。
その遠くないうちにまた開ける機会があると思うので、その時にね。
で、何だかんだやって弦を張って試奏。
問題なく一発でO.K.
あまりにスムーズに事が進み過ぎたせいで写真を撮る暇もありませんでした。
いつもだったら何回かやり直したり、ミスがあったりするので。
↑ 今回はボディー裏から通しました。
ボディーの振動も少し増えたようです。
良かった。しばらくはまたこれで様子を見たいと思います。
弦は、ダダリオの 010~046 のセット EXL100 を使用しました。
カタログに出荷時の弦はこれを使っていると書いてあったので。
8月31日 スイッチ結線メモ。 [Ibanez S421]
結線を全て外したので、ボディーのチェックをしました。
↑ 幸い、目に見える範囲では虫食いの穴はもうありませんでした。
せっかくリアピックアップを外したので、交換しちゃいましょう。
Gibson Les Paul についていたリアP.U.が一個余っているので。
前にも言いましたが、Sのボディーは薄型のマホガニーなので、SGと構造は似ています。
フィックスドブリッジにすることで、よりその傾向は強くなるんじゃないかと。
まぁ、ネックがメイプルのボルトオンなので全然違うっちゃあ違いますが。
ともかく、 S421ならギブソン490T?との相性も良いんじゃないかと思って。
↑ エスカッションに装着して、さぁ、ボディーに取り付けよう。
と、ちょっとここで、待てよ?と。
このブログをご覧の諸兄ならばすでにお気づきかもしれませんが、
↑ S421のジブラルタル何とかブリッジは、フェンダーピッチ(10.5mm)だったんですね。
ふと気が付いて、取り付け前に弦幅のサイズを測っておいて良かった。
あぶなかった。
ということで、INF2をそのままボディーに戻しました。
しばらくはこのまま使いましょう。
ピックアップについては、おいおい考えて行きましょう。
↑ せっかく綺麗にしたギブソンのピックアップですが、まだしばらく出番は無さそうです。
ここから先は自分用のメモです。
8月30日 埋めた。 [Ibanez S421]
木工パテを使って虫食いの穴を埋めました。
↑ 柔らかいタイプのパテだったので、穴に押し込むのが大変だった。
ちょっと塗って少し固まったら奥に押し込みまたちょっと塗ってと、3回に分けて少しずつパテを埋めていった。
思いのほかパテがたくさん入ったので、結構大きな穴が開いていたんだなぁ。
他に虫食いの穴が無いことをいのる。
完全に乾燥するまでに最低24時間かかるらしいのでしばらくは放置。
それから配線を全てはずしました。
↑ 16mmのポットになったことで利点がひとつ。
S470には入れることのできなかった9vの電池を入れることができそうです。
本当は外付けのケースに入れてドライバーを使わずに電池交換できるようにしたかったけど、さすがにそれは無理でした。
板バネタイプの電池ホルダーを使いたいと思います。
えっ?電池入れて何するかって?
それは今後のお楽しみ!!
8月28日 検品って大事。 [Ibanez S421]
さてさて、またまた続きです。
なんだかんだ大喜びでゲットした S421 でしたが、どうにもボディーの鳴りが良くない。
ってんで、あれこれ見回してみるとね
↑ 写真だと分かりにくいかもしれないけど、矢印の部分、ブリッジの右下がほんの少し浮いてるの。
でまぁ、「なんだよ締め忘れかよ」 なんて思ってネジ回してみたらね、もうすでに穴がバカになってるの。
絶対これ、製造の時点でやらかしてるよね。
でもさ、「ま、いっか」って感じで出荷してるんだろうね。
こりゃ無いよ。
たかが少しくらいって思うかもしれないけどさ、フィックスドブリッジがフローティング状態になってるのって、見たことある?
もともとボディーに密着させてさぁ、弦の振動を最大限ボディーに伝えるためにこのブリッジにしてるのにさぁ、これじゃ台無しじゃん。
どんだけ弦を揺らしてもさぁ、ここの隙間から振動が逃げちゃう。
ブリッジばっかり振動して、ボディーには伝わらなくなっちゃうんだよ。
作る方はさ、軽い気持ちで見逃してるんだろうけどさ、弾く人間にとっちゃ大問題だよ。
気にしない人は気にしないのかもしれないけれど、俺はここはめちゃくちゃ気にする。
見た目が粗いのは気にならないけど、ちょっとでも音に関わりのある部分は神経質になる。
でもさ、「まぁ最悪木パテで穴を埋め直せば修正できるかな」なんて思ってました。
もっと良く調べてみるとさ、ブリッジを乗せてある面が平らじゃないの。
ボディーのカーブがさぁ、ブリッジを固定するネジの幅よりも内側から始まってるの。
だからもう、ボディーを削るしか、ブリッジを真っすぐに乗せる方法は無いの。
もともとの設計ミスなのか、
手作業でボディーを形作るときに削り過ぎて失敗したのか、
塗装を厚くし過ぎてボディー表面がゆがんだのか、
原因がどこにあるかは分かりませんが、どうしようもないね、これは。
ジブラルタル何とかブリッジを乗せたSが速攻でカタログから消えたところを見ると、絶対アイバニーズはこの問題に気が付いてるよね。
あとは、弦を裏通しにすることで、この影響がどこまで小さくなるかですね。
近いうちに弦を張りかえて様子を見たいと思います。
ま、無理やり前向きに考えるなら、「これで塗装を剥がす大義名分ができたんじゃないか」と
この時点ではまだそんな風に考えてました。
でも、問題はそれだけじゃありませんでした。