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9月28日 フレットファイルを買った。 [ウクレレ]

ウクレレの作業は指板まわりにとりかかりました。
新しい作業に入る前には、例によって新しい工具が必要になります。

IMG_1022.JPG

ということで、フレットファイルを買いました。
写真上の青い柄の方が今回買った R:1mm のフレットファイル。
下のオレンジのは以前かった R:2mm のもの。

ウクレレのフレットは 1mm だったんですね。
2mm ので行けるかと思ったのですが駄目でした・・・
またしても工具代がかさみます。。
こうなったらあとウクレレ3個ぐらい作らないと気持ち的に元が取れません。

ともかく、本来ならフレットを磨くのは最後なのですが、今回はちょっと試してみたいことがあったのでちょっと早めに買いました。

ウクレレの指版は完全にフラットなので、打ち込んだ後の長さの変化が少ない。
ということは、先にギリギリの長さまでカットできるんじゃないか?
ということは、先にフレットの端を丸く削って球面加工ができるんじゃないか?

と思って実験してみようと。

IMG_1025.JPG

ダイソーの精密?ダイヤモンドヤスリやら、鉄ヤスリやらを使って大まかな形を出したあと、フレットファイルで丸みを整えました。

こんな感じでフレットの端を球面にすることはできました。

うまく行きそうなので、本格的に実験してみようと思います。

IMG_1026.JPG

まず最初に、フレットの長さを指版ギリの長さにカットします。
たいていのフレットは、新品の状態からほんの少しカーブがついています。
なので、打ち込んだ後にほんの少し伸びることを考えると、指版ジャストギリかそれよりもほ~んの少しだけ短いくらいが良いと思います。

まぁ、後で削り込んだり、最終調整もするので、ギリで良いと思います。
指版より長くしたら駄目です。

カットしたら、何フレットか分かるようにしておきましょう。

IMG_1027.JPG

フレットをギリの長さでカットすることによって、使用するフレットの量を節約することができます。

キットには、写真の長いフレットが3本入っていたのですが、間違えて 8 フレットを 2本作ってしまったにもかかわらず、1本まるまる余りました。
他にもフレット 2本分の余りがあります。(+間違えて作った8フレット)

これならかなりの量を失敗しても十分にやり直す余裕があります。
初心者の自分には大きなメリットです。

フレットが行けそうなので、指板も仕上げて行きましょう。

IMG_1033.JPG

まず、キットでは雑にカットしてあった指板のエンド側の形を整えます。

IMG_1031.JPG

納得いく形になったら、指版の表面・側面を 400~600~800~1000~2000 の順で磨きます。

ヤスリは当然、平らな板に貼り付けて使います。
曲線になっている指版エンドの側面は、丸い棒に巻き付けてヤスリます。

指で触ってツルツルの触感になるまで磨きます。

しゃしん

表面がツルツルになったら、指版の指が当たる部分とストローク時に指が当たりそうなエンドの角を同じように 400~ヤスリをかけて指あたりを良くします。

ウクレレを自作するひとでこれをやってる人って意外と少ないんですよね。
キットの説明書にも書いていないんですけど、角のあたりをなめらかにするだけで演奏性が全然違うんですよね。

こういうのはやっぱり実際にたくさん弾いてみないと分からないことですね。
でもって、角も取れたらもう一度指板表面を 800~1000~2000 とヤスリして完了。

なんですけれども、ヤスリかけたときに出た細かい粉が木目に入り込んでしまって、ローズウッドが少し白っぽくなっちゃったんですよね。
これ、レモンオイルで磨いたら元の黒っぽいローズウッドに戻るんでしょうか? 少し不安です。



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