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2月17日 ちっちゃEQ。 [micro EQ]

極小サイズの EQ を妄想中です。
MID ブースターは Q zone があるので必要ないですが、もうちょっと小さいタイプの EQ も欲しい。

理想は、5~7個くらいの周波数があって、さらにマスター・ボリュームが付いている。
場合によっては音量を下げたい時もあると思うので、ブーストよりもボリュームの方が良いです。

てなことで、回路図やら、参考になりそうなペダルやらをあれこれ調べてみる。
と言っても、イコライザーなんて構造的にはどれもほとんど同じで
「とにかくブーストしてターゲットの帯域をカットする」というのが基本的な考え方です。

余計な音の味付けとかは必要ない、というか音が変わったらいけないので、
回路もシンプルになります。
なので、結局は全部似たような回路になります。

で、あれこれ妄想。

IMG_2848_2.jpg
↑ クリックで超拡大。

基本にしたのは、GGG にあるグライコ。一番シンプルだったので。
GGG のは、前段にGAINが入ってたのですが、前段でブーストしてしまうと歪が出てしまいそうで嫌だったので MXR の10バンドEQのボリューム回路を最終段に組み込んでみました。
青い点線で囲んだ部分です。

削った前段の帰還にかける抵抗値を迷ってます。
うまくいくか不安ですが、まぁ試してみましょう。

ケースサイズ的に、もしかしたら6バンドでも行けるかもしれませんが、
見た目と使いやすさを考えて5バンドEQにしました。

EQの帯域は 100 250 650 1.6k 4k にする予定。

結局 Mooer と同じになりましたが、EQ には効果的になる組み合わせがあって、
ギター用の5バンドだとこの組み合わせが良いみたいです。
6バンドだとまた変わってきます。

IMG_2848_4.jpg
↑ ケースの配置はこんな感じでどうかな。
スライド・ボリュームを作るのはさすがに無理があるので、ギャレットさんで売ってる80円の基板用のポットを使ってできないかな、なんて考えてます。

左上から順に LO, Lo-MID, Hi-MID, HI, PRESENCE
と回り込んで、真ん中にマスター・ボリュームがある。
みたいな感じにすれば見た目にも分かりやすくて使いやすいんじゃないかな。
マスター・ボリュームだけ普通の小型ポットにしてツマミ付ければより使いやすそう。

回路図の赤い点線の囲いが EQ の帯域を決める部分です。
EQのバンド数に合わせてこれを増やしたり減らしたりします。
5バンドなので、赤い囲み部分を5個並列で並べます。

IMG_2848_3.jpg
↑ 赤い囲み内のコンデンサと抵抗の組み合わせで、操作する周波数を変えます。
抵抗を変えるのは面倒だったので、固定値にしました。
あと気をつけなければいけないのは「手に入る値を使うこと」です。

特にコンデンサの容量値は種類が少ないので、一般的な値の組み合わせで、上手く目標の近似値になるようにしなければいけません。
計算式もありますがとてつもなく面倒なので、ネット上で簡易計算ツールみたいなのを使った方が楽です。
「イコライザー + 計算」みたいな感じで検索かければすぐに見つかります。

周波数はだいたい目標値になったらそれでオッケーです。
どんなに頑張ってジャストに設定しても、どうせパーツの誤差が出るので無駄になります。
それよりも、共振周波数Qの値が大きくなり過ぎないように注意した方が良いです。

まぁ、妄想はこんな感じです。
レイアウトまで考えるかどうかはまだ分かりません。
実際に作るかどうかはもっと分かりません。

何せ Mooer の グライコが数千円で買えてしまうので、どう考えても買っちゃった方がお安い。
すごい時代になりました。こりゃあ自作も廃れるってもんです・・・

ついでにアフィリも貼っときましょう。

 


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