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2月9日 my new gear in the future? [ベース自作]

今相模原市でペイペイ30%還元イベントをやっていて、その期限が近くなってきたのでハードオフに行ってきた。

何度も言っているが相模原はブックオフ/ハードオフ発祥の地なのでそこら中にある。
今回の還元対称店になっているのもうれしい。

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で、アッシュ(多分)材の5弦ベース用2ピース半加工ボディが売っていたので衝動買いしてしまった。

市民還元とハードオフのLine新規お友達ポイントやらを駆使して実質3500円弱で購入。

店頭では全く同じ形なのに重さが全然違うアッシュボディが2つあって、散々迷った後軽い方を購入。

体感的には「かなり軽い」と「けっこう重い」の2つだった。

アッシュ材ってのは重さの個体差が激しらしいがここまで違うとは。
もっと極端な材とかもあるんだろうな。恐ろしい。

「ベースボディには重いアッシュの方が良い」という意見もありますが、コンコンと叩いてみて音の響きが軽い材の方が好みだったのでこっちにした。

杢目もこっちの方が良かったし。

なにより、この歳になると重いベースを演奏するのは厳しい。
もともと腰痛持ちでレスポールすらキツイのに。

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かなり長いこと保管していたと思われるので、傷などはたくさんある。

表面を研磨すれば消えるような細かいから、パテなどで埋めないと厳しいかな?と思われるような傷もある。

ま、気にしなければ気にならない。

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機械でカットしただけの状態なので、あれこれ加工しなければいけない箇所がある。
工作好きにはかえってそれが嬉しい。

ただ、5弦ベースにしてはネックポケットの幅が狭い気がする。

ブリッジとの距離を考えても24フレットなのは間違いないと思うんだけど。
こんなもんなのかな?まぁこれはネックが決まってから考えるとしよう。
幅が広すぎてネックがユルユルになるよりは良いだろう。

問題はブリッジのザグリ。

Warick的なセパレートブリッジを想定したザグリだと思うんだけど、あんましセパレートブリッジをベースに使うのは好みでない。セパレート形って高いし・・・

なのでここは埋め木して使うかなぁ・・・
ピックアップのザグリはこれに合ったサイズのを買うか、やはりここも一度埋め木してから開け直すか、考え中。

俺の好きなPJタイプにするのは難しいだろうな。

【追記】

ピックアップのザグリは 38×102mm だったのでたいていのEMG互換サイズ5弦用ソープバーブリッジなら行けそう。
ピックアップ選びもワクワクするね。

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機械加工の状態でも、かなり演奏性を意識して形成してあるのが分かる。ワクワクするね。

ボディーはセンターではなく、1:2くらいの分割。
もう一つあった重い方のボディはセンター分割だったので、材の都合というよりも、おそらく杢目を意識した分割だと思う。

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こっちの方が大きい杢が目立つ両サイドに出ていて格好良かったのもそのためだろう。

アッシュ材も今後は不足しがちになるそうで、特に軽いアッシュは貴重になるらしい。
(憶測ばかりだけど)

それを考えれば今回はかなり激安で手に入れることが出来たのではないかと思う。
加工を含めれば驚安レベル。

ただまぁ、素人の目測なので本当にこれがアッシュなのかどうか確定ではないが、俺の素人知識と素人目線からすればこれはアッシュでっす。


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2月13日 AKAI 1997system SB-511 body. [ベース自作]

先日買った謎ボディの素性が判明した。

寝る前に何となくメルカリでベースパーツを掘っていたら、全く同じボディが売りに出されていた。
商品説明には AKAI 1997project ベースボディと書いてあった。

その日はそのまま就寝。翌日ネットで調べてみると、

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ありました。(今回画像はネットで拾った無断転載なので問題があったらすぐ消します)

DJ 機器で有名な AKAI が 1997system というブランド名?でごくわずかな期間販売した SB-511 というベースだと判明した。

詳細なスペックも分かったので、このボディが正真正銘のライト・アッシュ2Pだと確定した。

名前の通り1997年~99年とごくわずかな間販売されたものなので、実に25年以上寝かされたライト・アッシュ・ボディだ。

25年前の定価で30万以上なので、かなり高額な価格設定。

やはり俺の目利きは正しかった。

これだけのアッシュだと、今なら無加工の状態でも2万はするだろう。

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コントロールはヴォリューム・バランス・ロー・ハイEQ・アクティブ/パッシブ切り替えSW。

ネックはメイプルにエボニー指板。24フレット。
P.U.はオリジナルだけど、汎用性の高いEMGサイズにしてくれたのはありがたい。

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ブリッジは専用に開発されたオリジナルもの。
どう探してもピッタリくるものが無かったので納得。

ネックポケット幅も75mmと、5弦にしては少し狭いなと思っていたが、かなりナローな弦幅にしてあるのだろう。

今回一般的な幅のネックを使うので、ここは何らかの加工が必要だな。

それにしてもこのシリーズ、全く売れなかったらしい。勿体ない。

90年代はすでにAKAIというネームバリューはあったもののギターメーカーとしては新参。
それなのにいきなり30万越えのハイエンド機のみ展開。うーん、厳しいよね。

デザインも、惜しいところでもう少しあか抜けない。

ブリッジとノブがとにかくダメ。格好悪い。
ボディシェイプは良い感じだけど、エッジとかコンターの感じが中途半端。
演奏性を考慮してコンター入れてるのにエッジが角ばってるのであたると痛そう。

あと、せっかくのアッシュなのに全然杢目が活かせてない。
これは当時の塗装技術というか、木材に対する考え方の違いかな。
今だったらウッドフィラーに染料を混ぜて導管をバリバリ着色して目立たせるはず。

当時は木は木としてそのままで使ってたんだろうな。だって、

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せっかくの極上アッシュなのにこんな塗りつぶしモデルもあったりして、滅茶苦茶勿体ない。

まぁ同時期のアイバニーズSR1000も同じように塗りつぶしてたわけで。
これが当時の考え方なんだろうな。自由に贅沢に木材が使えた最後の時代。

そのSR1000も年代的にもスペック的にも同じくらいで定価は10万円くらいかな?
30万円のこれとどっちを選ぶ?

新規メーカーのAKAIとすでにトップメーカーとしての地位を確立したIbanez。
すでに約束された敗北だったわけで。もう少しうまくやりようがあったんじゃないかなと今となっては思える。勿体ない。

こんなレアなベースでもYoutubeに試奏動画なんかもあったりして。
ネット時代ってのはすごいね。


(この三木楽器さんの試奏動画も無断で埋め込んでいるので問題があったら消します)

これを聴くとかなり良い音だというのが分かる。いいよコレ。

やはり俺の目利きは間違っていなかったと今日2回目の自画自賛。


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2月17日 5弦ベースネック。 [ベース自作]

ベースボディに合いそうなネックをヤフオクでゲットした。

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迫力がある。思っていた以上にデカい。これが5弦ベースネックか。

国内工房で OEM 品の残りらしい。
最近こういった流出パーツが多い気がする。
それだけ看板を下ろす工房が多いのか?だとしたら寂しい限りだ。

ともかく、同じような感じの国産ネック半加工品が2種類あったうちの安い方を買った。

ヤフオク1000円クーポンやら電気なんとかポイントを使って送料込み実質3600円くらいだった。

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「安い方」とはいえ、国産ハイエンド系ベースメーカーのOEMらしいので、質はすごく良いモノに見える。(素人目線では)

指板の加工もバッチリだし、木材自体もかなり良さそう。
ネックの歪みもなく真っ直ぐ。

早速あれこれサイズなどを確認してみる。

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イラストレーターでこんな感じの簡易ラディアス計を作って合わせてみる。

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どうやら 305R で間違いなさそう。

ギブソン系と同じRで自分的には馴染んでいる。
あと、Ibanez SR1000 も305R なので使いやすい。

現代ではテクニカル系ベースはもっとフラットな指板Rなのもあるけど、自分的にはこれがベストのRだとも言える。

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念のため 408R とも合わせて見る。
数値が合っていないとこんな風に指板との間に隙間ができる。

それにしても綺麗なメイプル指板だ。
すでにツルツルに処理してあって、あとは仕上げの磨きぐらいで塗装に行けそう。

杢目も良い感じ。
あんまりギラギラしたキルト系指板は好みで無いのでこれくらいが丁度良い。

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24フレットのネック幅は 79mm ほど。

ネックポケットの幅が 75mm くらいなので少し太い。

ネックを加工すべきか?ポケットを広げるべきか?悩むところ。

ちなみに、SR1000 はブリッジ弦間距離 19mm で 24フレットで 60mm の幅。
そのまま1弦分(19mm)を足しすと、これと同じネック幅(79mm)となる。

一方ボディーの方の 75mm というポケット幅はそれより 4mm 細いので、弦間 18mm のブリッジを想定しているのだろう。

近年は 5弦だと弦間 18mm にしているメーカーが多い。もっと細くしているところもある。
なので5弦用ブリッジも 18mm の方が手に入れやすい。

ゴトーのブリッジも一般市販用の5弦ブリッジは全部 18mm。

19mm のブリッジだと海外の高いやつばっかりになっちゃう。
世界の Gotoh が選べないのは厳しいな・・・・

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ナットの方も幅広。およそ 48mm。

SR1000 はナットの弦間隔 10mmでナット幅 38mm。
なのでこれは、それに1弦分(10mm)を足した長さになる。

このまま作れば、SR1000 と同じようなフィーリングでフィンガリングできるネックになりそう。

ただ、この幅のナットも現代では手に入れにくい。

弦の溝切がある TUSQ XL のナットを買おうと思ってたんだけど、この幅のは無いんだよね。
ナット弦間 9mm 程のしか無い。(ブリッジ弦間18mmに合わせたナット幅だろう)

ネックを削らずに作るならば、自分でナット成形するしかなさそう・・・・できるかな。

現実には、弦幅 18mm で作った方が現代的で弾きやすいし、パーツも手に入れやすい。

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でも、う~ん、惜しいなぁ、あとちょっとなんだけどな。
ポケットの方を修正するだけなら比較的簡単にできそう。

ネックを直すとなると、ネック全体を削り直さなければいけないからかなりの作業量になる。

パーツが安い・手に入れやすい、弾きやすい方を選ぶか、
作業量が少ない、SR1000 と同じで弾き慣れた感覚を選ぶか。

・・・いまの自分にはお金より時間の方が貴重なので、作業量が少ない方を選ぶだろうな。

ただ最終的に決めるのは、ネックポケットを削っても本当に大丈夫なのか確かめてから。

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あと、ナットの溝なんだけど、こんなに細くて浅くて大丈夫なの?

と思ったけど、フェンダーのジャズべ/プレべのナットもこんなもんだった。
実物を見て確かめた。なんならもっと細いくらいだった。

自分的にはもう少し深く削るかもしれない。ミスの無いようにほんの少しだけ。

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あとは、ネックの方にネジの下穴?が開いてたけど、ボディ側と位置が少しズレてる。
ネックの方が内側。穴3分の1くらい被る。

これを埋めたときに、埋め木の硬さがメイプルと違いすぎると、新しく開けるネジ穴がズレてしまいそうで怖い。

竹ひごで埋めようかと思っていたけど、メイプルの硬さと竹の硬さはどれくらい違うのかな?

どっちもバットに使われるくらいだから大丈夫かな?
(メイプルは硬めのバット・竹は練習用バットが主らしい)

これもちょっと調べないといけない。

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ネックのグリップも荒加工は終わっているのであとは仕上げのみ。
ネック幅が決まったらやって行こう。

本当はネックを入手するのはもっと時間がかかると思っていたんだけど、何かないかな?くらいの軽い気持ちでヤフオクを見ていたらあっさりとみつかった。

最初はじっくりと作っているつもりだった今回のベースだけど、どんどんパーツが集まって行く。
まるでボディーが呼び寄せているようだ。

なんだかこれは良いベースになりそうだ。


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2月19日 ツマミを考える。 [ベース自作]

ベースのネックが来て完成のイメージがつかみやすくなったので、以前アマゾンで激安だった時に買っておいた中華アルミノブを配置してみる。

3EQは細めのノブにして視認性を良くしようかと。

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格好良い!!かなり良い感じ。

パーツ類は黒の方が締まった感じがして良さそう。

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こんな感じ。

想定としては、Volume,Mix,Hi,Mid,Lo のコントロールを考えている。

Hi の POT をスイッチ付きにして、プリアンプの ON/OFF が出来たらいいなぁとか。

ローズウッドの端材が乗っているのは、埋め木を別の木にしたらどうなるかのイメージ。

ブリッジ下なので硬い木にしたら面白そうだと思って。
見た目的にもアクセントになって良さそう。

さらに使い勝手を考えつつあれこれ並びかえてみる。

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ボリューム・ミックスと EQ を前後で分けた感じ。
これも見た目的には良い感じだけど、Hi/Lo/Mid の位置が直感的に分かりにくくなりそう。

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これはボツ。見た目も今一つだし直感的な操作がしにくそう。

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見た目的には上段をEQでまとめて下段をボリューム系にした方がまとまり感があるんだけど、俺的にボリュームは一番右手に近いところに置きたい。

で、ちょっと距離があってトーン系っていうのが、ギターにしろベースにしろ基本の並び。

エフェクターもそうだけど、操作系の統一感ってのはすごく大事。
あんまり考えなくても自然とパッと使える。

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スイッチを独立させて、穴をひとつ増やして EQ を直線的に並べる。

分かりやすいけどやっぱりツマミの距離が近すぎる。
サッと急いでコントロールするのが難しい。

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これくらい距離開けたいが、これだと裏側のコントロールのザグリを広げなければいけない。
ジャックの位置やスペース的にも問題がありそう。

やっぱり最初の並びが一番扱いやすくて見た目も良さそう。


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4月23日 my new gear in the future part2. [ベース自作]

ベースボディを買ったときに、実はもう一つ気になっていたボディ材があった。

ギターはもうこれ以上増やしたくない置き場所が無いと思っていたのだけれども、ベース材で自分の目利きが成功したので調子に乗って買ってきてしまった。

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それがコレ。

マホガニー2Pのレスポール系ボディ。

コントロール系のザグリの一部と、ウェイトリリーフ加工がされている。

ハードオフジャンク品10%OFFの日に買いに行ったので5000円でゲット。

パッと見だけど、目の詰まった良いマホガニー材に見える。

これも2つあって、コンコンと叩いた音はもう一つの方が好みっぽかったんだけど、エッジの部分に割れや欠けがいくつかあって補修に手間がかかりそうだったので状態の綺麗だったコチラを選んだ。

まぁ、マホガニーやメイプルはアッシュと違ってそんなに個体差は出なそうなのでそんなに神経質に選ばなくても良いだろう。

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裏側はこんな感じ。杢目も一直線で綺麗。

ザグリがちょっと面白い。

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これは多分、船形ジャックと電池のスペースだろう。

これでアクティブピックアップになることがほぼ確定。
ピエゾ組み込んでプリアンプ仕込むとか、エフェクター内蔵とかにしても面白いけど。

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不思議なのがやたらとデカいフロント裏のコントロールザグリ。

まさかここにPOT入れることはないだろうけど・・・グレッチみたいにするのもアリっちゃあアリか。

トグル・スイッチ2つ並べても見た目的には良いかもだけど・・・何のために?

まぁ、ここはおいおい考えよう。

普通のレスポールバックよりも厚めだから、ホームセンターで薄板をレーザー加工してゼマイティスのウッドフロントみたいにして貼ったらどうかなとか妄想。
何年先にできるかわからないけど。まずはベース完成が優先。


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