10月26日 ピックアップ組み込み。 [Gibson LPJ 2013]
長いこと時間が経ってしまったが、いよいよLPJのピックアップを交換していこう。
と、その前に・・・超コスト・パフォーマンス・モデルのLPJはとにかく音に関わらない色々なところでコストダウンを計っている。
見えなくなるピックアップやコントロール部の座グリなんかは、けっこう機械でやりっぱなしで、作業工程を減らしているのかな?
こういうちょっとしたバリ?みたいなのが派手に残っていたりする。
繰り返すが、音には関係ないのだが、精神安定上この機会に簡単に整えておいた。
ただ、メイプルはかなり厚いものを使っている。
プレーンなメイプルなので値段は安いものだが。
プレーンなメイプルなので値段は安いものだが。
杢目を優先するあまり”メイプルトップ”と名乗るにはあまりにも薄いメイプルを貼り付けているギターも多い昨今、これは自分的には好感触。
で、コントロールキャビティにも木の削り残しがあったのでこれも除去。
で、いよいよハンダ開始。
まず、POTまわりをできるところまでまとめてハンダ。
主にコンデンサとグランド線。
主にコンデンサとグランド線。
元々ついていた基板を利用して位置を固定した。
これがあってかなり便利だった。
これがあってかなり便利だった。
今回使ったGibson純正POTは基板取り付け用だったので、端子に穴は付いておらず結構ガンコな感じだったので、40Wのハンダごてを使った。
40Wは無鉛はんだ用に使っていたので、ケスター44用にコテ先を交換して使用。
次はスイッチ。
ここにもバリ発見。整えておく。
スイッチのアース端子だけやたら頑固だったので仕方なく60Wのハンダごてを使用。
熱くなりすぎるんじゃないかと心配だったけど、なんとか大丈夫だった。
スイッチ全体がかなり高温になるので注意。
スイッチ全体がかなり高温になるので注意。
スイッチはなんとなく無鉛はんだにした。
そのためコテ先も元に戻す。
そのためコテ先も元に戻す。
交換前は安いスイッチを使っているのかと思っていたが、見てみたらちゃんと SwitchCraft のスイッチだった。ちゃんとしてる。
確認せずにスイッチを注文するところだったが、たまたまサウンドハウスでスイクラのLP用スイッチが欠品していたので助かった。
スイッチに繋ぐ線は手元にあった BELDEN 1503A を使った。
元々付いていたコネクタ付きの線を流用しようと思っていたのだが、長さがちょっと足りなそうだったので苦肉の策として。
元々付いていたコネクタ付きの線を流用しようと思っていたのだが、長さがちょっと足りなそうだったので苦肉の策として。
後で変えるかもしれないと思っていたが、完成後試奏してみたところなかなか良い感じだったのでこのまま行くかもしれない。
それどころか今後レスポールをイジることがあったら全部これにするかもしれない。
内部配線を 22AWG でできるというのが気に入った。
内部配線を 22AWG でできるというのが気に入った。
1503A は2芯シールド線なので、ピックアップ線と出力線で分けることにした。
4本まとめた方が良いのか、分けた方が良いのかは分からないが、あまり大きな違いは無いと思う。
4本まとめた方が良いのか、分けた方が良いのかは分からないが、あまり大きな違いは無いと思う。
でもってそのままPOT類と接続。
こちら側はKester44なのでまたコテ先を交換。
こちら側はKester44なのでまたコテ先を交換。
なんでこんな面倒なことしたのか自分でもわかんないけど、なんとなく無鉛はんだが嫌いになりかけているんだと思う。
扱いが面倒くさいというか、熱のあて方が難しい。
扱いが面倒くさいというか、熱のあて方が難しい。
で、最後にジャックとも繋げて完成!!
こんな感じでかなりスッキリした感じに出来た。
と、自画自賛。
と、自画自賛。
コンデンサは Electro Harmonix の 0.33μにした。
見えなくなっちゃう部分だけど、ギターの中にラムズヘッドがいると思うと、なんだか弾くテンションも上がっちゃうよね。
リアピックアップの線がちょっと長めだったが、今回は切らずに使った。なんとなく。
ともかく、ひと休みしてから音出しのテストをしたところ一発で合格。
ヨシッ!とガッツポーズをしたところで本日はここまで!
2023-10-26 20:29
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