2月19日 完成! [Theremin]
このところ週1ペースでの更新が続いています。
前回「週末には」なんて言っておきながら、またしても体調をくずしてしまいました。
なんか、暖かくなったり、寒くなったりの繰り返しにやられてしいまいました。
ようやく元気になったので、早速テルミンの動作チェックを行いました。
が、音が出ず。。。 久々にやってしまいました、、毎回ですが、この瞬間は絶望的な気分になります。。。
全身が脱力していますが、とにかくいろいろとチェックしています。
と、ひと目で発見しました。トランジスタを一つ付け忘れていました。
これ、前回間違えたのと全く同じ部分でした。。 全然成長していませんね。。
とにかく、わすれていたトランジスタを取り付けて音出し。
出ました!音!!それ以外は全く問題ありませんでした。
↑ 完成!蓋裏にサイン。 随分と長いことかかってしまいました。。
↑ 電池が触れてしまう可能性がある部分は、こんな風にプラ板で絶縁しました。
↑ 念のためジャック部分も。
こちら側は両面テープでとめてあるだけなので、外れてしまった場合は再度貼り付けてください。
大変お待たせしました、ようやく完成です。
この後2~3日試運転をしつつ様子をみながら、今週末くらいに発送できそうです!!
それから、テルミンの方は使い方がちょっとややこしいので、簡単なマニュアルを作成しました。
↓ に、ダウンロード用のPDF版を置いてあります。
2月11日 一歩手前で留まる手筈。 [Theremin]
2月5日 まとめてポン。 [Theremin]
このところ、ブログの更新が少なめになっております。
ここ何日かの間にちょっとずつ進めた作業をまとめてポン。
↑ Theremin 2号機の製作を再開しました。
といっても、夜は寒くてハンダができないので、まずはケース加工から。
穴あけ用のテンプレートを貼って、センタポンチ。で、一気に穴あけ。
↑ すべてのパーツがきちんと収まるか、配置してみます。
電池スペースはやっぱりギリギリです。
念のためジャックとアンテナの部分は、プラ板か何かで保護したいですね。
↑ で、ひたすらヤスリがけ。
もともとがボコボコのケースなので、あまり綺麗にはなりませんが
ケースの手触り感が滑らかになるので、気に入っています。
↑ そして、シール貼り。
今回油断したせいか、失敗してシールを一枚駄目にしてしまいました。
作業に慣れてきたとはいえ、集中してやらないとミスが起こりますね。
今回の反省点です。やり直しのきく作業でよかったです。
このあと写真には撮りませんでしたが、ホットボンドで LEDソケットと、アンテナの取付金具を固定しました。
そうそう、今回からデジカメが復活しました。
かれこれ 5年くらい使っている IXY digital 500 というデジカメです。
最初は、修理代で安いデジカメを買ってしまおうかとも思っていたのですが、
2万円台だと画質的に納得できるものがなくて、困ってました。
試しにキャノンに修理を問い合わせてみたら、メーカーの、リコールというか無料修理の対象だったらしく、無償で直してもらえました。
これ、画質が良くて、使い勝手も良くて気に入っていたので助かりました。
canon の ixy digital で、自分と同じ症状に困っている方がいたら、
一度メーカーに問い合わせてみると良いかもしれません。
本日は、ここまでぇ。
12月27日 アンテナ3本ゲットだぜ。 [Theremin]
発注を受けて以来ずっとジャンク屋めぐりなどして、アンテナを探していましたが、
なかなかコレといったモノがなく、いよいよ新品のを買うか、とネットショップを検索してみました。
別に、アンテナであればどんなものでも使えるのですが、デザイン的にも、機能的にも、このアンテナあってこそ、変態プレイあってこその機械だと思っているので、いわば自分のテルミンのアイデンティティ(?)的な部分なので、どうしてもこのアンテナを使いたかったのです。
で、ちょうど年末の在庫セール期間で、運良く安くゲットすることができました。
↑ それがこれ。 1号機とメーカーも同じで、形も全く同じアンテナが手に入りました。
3本ついて3000円ちょいと、まずまずのお値段で購入できました。
1本だけのヤツもあったのだけれど、値段的にそれほど変わらなかったので、予備の意味も含めて、3本ついたものにしました。
これで一応、テルミン“4号機”までは作れるようになりました。
果たしていつになることやら。。
で、早速加工開始。 アンテナもそうですが、同じくらいコネクターが入手し辛い。
ちょうどL形になっていて、なおかつネジ山がついているタイプは、単体で売っているのを見たことがありません。
↑ ノコギリやら、ヤスリやら、ニッパーやらを使って慎重に基板から外しました。
なんか、パソコン系の基板にのってるハンダって、普通のこてじゃ全然溶けないんですよね。
5分くらい付けててもピクリともしない。焦げ目すらつきません。
さらに、この足の部分がすごく折れやすくって、かなり慎重にやらないとパキッといっちゃいます。
さあ、ようやくテルミンの製作が再開しました。 完成が楽しみになってきました。
11月30日 簡単な進捗状況。 [Theremin]
今日は、テルミン2号機の作成を進めました。
2台目なので、少しだけスムーズに作業ができるようになりました。
それから、前回の反省点を踏まえてレイアウトを若干バージョンアップしました。
11月7日 ゲヒン テルミン ユーチューブ [Theremin]
そういえば後ろからの写真をまだ載せていなかったので後ろから。
↑ うしろはこんな感じです。 パテで埋めた部分はシールを貼って隠しました。
それから、動画を撮ってみたので youtube にアップしました。
まだ練習不足なので音程があやふやですが。。 とにかく楽しい。
↑ まずはチューニングから。
アンテナをこのタイプにした最大の利点として、アンテナに触れても音が切れないということ。
そのおかげで最後のような下品なプレイも可能になりました。
↑ 簡単な曲をひとつ。何故か君が代。 音域がちょうどだったので。
指を小刻みに揺らしてヴィブラートをかけるとそれらしい音に聞こえてきます。
↑ ディストーションを繋いで。 基本の1曲といえばこれでしょう。
もうちょっと音程が安定しないと何のリフか分からないでしょうか?
↑ そして、ディストーション+ディレイをつなぎました。
当初はこれをやるためにテルミンとディレイを作りました。
ジミー・ペイジとはいきませんが、なかなか変態効果音ですごく楽しいです。
ツマミをいろいろいじり倒せるのが良い。
左手の指一本でテルミンのボリュームを操作する場合、何か滑り止めのようなものがあった方が良いかもしれません。
MXRに付けるようなゴムキャップがあると便利かもしれません。
それにしても、シコシコプレイはこうして見るとちょっと下品ですね。。
やってるときはすごく楽しくて何回もやっちゃいましたが。
ライブの時に股間に当てながらやったりすれば多少はウケるかもしれませんが、、、
“絶対にやりません”
11月4日 テルミンが来た。 [Theremin]
さあ、ここしばらくつづけてきたテルミンの製作ですが、いよいよ完成させてしまいましょう。
↑ パテが乾いたので、LED の穴を開けなおしました。
パテの部分を再び加工するのは始めてだったので、慎重に穴あけを行いました。
以前まぁさんから「パテの部分にポンチを打ったら外れてしまった」というコメントをいただいたので
パテ部分からほんの少しだけずらしてポンチを打ち込みました。
なるほど、こうやって技術は蓄積されていくのだな。
なんて、大それたことを考えてみたり。
↑ 次に蓋の裏に滑り止めのゴム足を付けました。今回はマジックテープではありません。
↑ そして、シールも貼りました。
今回は、ディレイと同時期に作ったということを強調するために同じデザインにしました。
"Ghost" シリーズということで。
決して考えるのが面倒になったわけではありません。。。
毎度のことですが、自分で言うのも何ですが、我ながら良く出来ているんじゃないかと。
欲を言えば、もう少し背景の赤が強い方が良かったかなと思っています。
どうも我が家のプリンターは、色が濃くなると青が強くなる傾向があるようです。
↑ 次は、基板を組み込む前にジャックとスイッチ周りの配線を終わらせました。
ギュウギュウに詰め込むことは分かっていたので、細かい部分を先に終わらせるべきだと判断しました。
↑ この時点で LED は点くので通電のテストを行いました。
ううっ、格好良い。
↑ そしていよいよ基板の組み込み。
テストに続いて2度目でしたが、今度も非常に梃子摺りました。
↑ 電池も、超ギリギリって感じです。下手するとプラグに触れてしまうかも。
どの電池も、側面は絶縁されているものなのでしょうか?
今の状態で電池の側面がアンテナの固定金具に触れてしまっています。
ジャックの部分も含めて、プラ板で絶縁する必要があるかもしれません。
今回は第2基板部分の計算違いから、本当にギリギリの配置になってしまい、
配線の美しさを考える余裕はありませんでした。ちょっと後悔しています。
そうは言っても例のごとく、蓋を閉めればそんなことは忘れてしまいます。
音が鳴るのは、もちろん確認済みだったのですが、こうして完成してから音出ししてみると
よりテンションが上がってしまいます。
超楽しい! テルミン!!
テストの時点では1オクターブくらいしか出ませんでしたが、ケースに組み込んでチューニングをしっかり行ったら、調子の良いときには2オクターブぐらい出せるようになりました。
左側のトリムは箱の中に入れ込んで正解でした。
こちら側は一度合わせてしまえば滅多に調整しないので。
それでも、いざというときには穴からプラスドライバーで調節することも出来ます。
逆に右側のは、結構頻繁に調整するものなので、外に出しておいて正解です。
↑ アンテナを折りたたんだ状態です。
持ち運ぶときや、収納するときはこのような形になります。
↑ それから、ツマミは黒の方が良いかなぁ、何て変えてみたり。
↑ 手元にあった特大のツマミにしてみたり。
(これは大きすぎて片手で扱うのは大変だったので N.G. でした)
で、結局ツマミは白にしました。楽しいです、テルミン。
演奏しているサマもなかなか楽しいものなので、もう少し遊んだら動画もアップしようか考えてます。
ディレイと合わせた音も是非録りたい。もちろん、ミニ・ジミー・ペイジ気分で。
そのために作ったディレイですから。
今日は、もう少しだけ、テルミンで遊んでみたいと思います。
11月3日 トライ アンド エラー。 [Theremin]
試奏もうまくいったので、ケースに組み込んでみたいと思います。
まずは穴あけから。
↑ アンテナを取り付ける穴には、ゴムブッシュを取り付けることにしました。
これは、アンテナの絶縁と固定のため。
↑ で、出来たケースに部品を配置してみました。
第2基板は 1cm のスペーサーで固定。
アンテナと第2基板の設置にかなり梃子摺りましたがなんとかケース内に収まったようです。
アンテナと基板を繋ぐ黒い線は“短い方が良い”らしいので、かなりギリギリの長さにしました。
本当は、もう少し余裕があった方が良かったのかもしれません。
↑ 表から。収納時には写真のようにアンテナを折り畳んでおくことができます。
うまく行ったかのように思えましたが、ここで問題発生です。
↑ 第2基板部分が予想以上に幅を取ってしまったのと、ジャックの穴位置が少しズレてしまったことが原因で、電池が入らなくなってしまいました。
手に持ってウロウロしながら演奏することも考えていたので、これは致命的です。
ハンディ・テルミンを合言葉に(いつから?)していたのに。
↑ 仕方無しに、スウィッチを横置きにして、ジャックを裸タイプのものに変更することにしました。
これで、本当にギリギリですが電池が収まりました。
と、ここで更にエラー発生。
スウィッチを横にした所為で、隣の LED が入らなくなってしまいました。
ここは再びパテ埋めして、横に少しずらして穴あけすることになりました。
さて、これで連休中に完成させることはできなくなりました。
パテが乾くまでの間に、シールのデザインでもしていましょう。
11月2日 セカンドカミング。 [Theremin]
今日は第2基板を作りました。
↑ こんな感じ。
チューニング用のトリムとポットを横に出して、蓋を閉めたまま調節できるようにしました。
それから、アンテナを固定するようにしました。
コレによって揺れによる音程のズレが少しは防げると思います。
↑ 裏から見た感じ。
この黒いアンテナは、壊れて使えなくなってしまった無線LANカードからとったものです。
アンテナを固定する金属もそこからとりました。
実は、このアンテナを何とか利用できないかということで今回の製作を思いついたのです。
一応理論上アンテナはどんなものでも使用できるらしいので。
ただ、周りがプラスチックで囲まれてますから、うまく行くかどうかはわかりません。
その時はあきらめて普通のアンテナを買いに行きましょう。
↑ この時点で音は出せるはずなので、mini Amp につないでみました。
が、全く何の反応もせず。。。
いろいろとツマミをいじってみるも変わらず。。
この時の絶望感といったらないですね。。。
全ての気力が失われます。
やっぱりアンテナが悪かったのか?と思いながらその辺にあった針金を繋いでみるも変わらず。
直付けしたトランジスタかレギュレータが壊れたのか?と思いながらテスターでいろいろ測ってみるも、ちゃんと規定の電圧が流れています。うーん、わからん。。
「まさか、あり得ないだろう」とは思いつつも、パーツレイアウトを確認してみる。
すると、トランジスタを1個取り付け忘れていました。
それから、部品のジョイントをし忘れた部分が1つ。
アホですねぇ。 これじゃあ鳴りません。
気を落ち着けるために、一休みしてから修正作業。
祈る気持ちで再びアンプに繋ぐ。
音でました! ピュイーン!って言ってます。 うれしいぃー。
この時点ではまだ、アンテナに手を近づけても音程はあまり変わりません。
↑ まだ箱に組み込む前だったのですが、簡単にチューニングしました。
1. まず、左のトリムを適当に回す。最初は真ん中ぐらいが良いでしょう。
2. 次に右のポットを回す。
ある点を境に、左へ回すと音が極端に低くなり、右へ回すと徐々に音が高くなるポイントが
あります。
その中心に、一瞬無音になるポイントがあります。そこに合わせてください。(結構シビアです)
3. 上記ポイントが極端な場所になる場合や、ポイントがなかなか安定しないときは、
左のトリムを少しずつずらしながら2番の操作を再び行い、調度良いポイントにしてください。
以上でチューニングは終了です。
アンテナに徐々に手を近づけるにつれて音程が上がっていきます。
現時点では、1オクターブ+2音くらいまでしか出ません。
学研の大人の科学のオマケと同じくらいの範囲でしょうか。
もう少し出てくれると嬉しいのですが。
とにかく、この状態でしばらく遊んでみました。楽しい!
音程のとり方も何となく分かってきました。
まずは簡単なチューリップとか、キラキラ星とかから。
もう少し複雑な曲なんかもやってみました。面白い!
明日は完成できると良いなぁ。
11月1日 吉田テルミンのやる気MANMAN。 [Theremin]
どんどん行きましょう。ディレイに続く2台目です。
3連休ですから。ノンストップです。
最近製作中の写真をあまり撮っていなかったので、ちょっと多めにしました。
↑ まずは大まかな目安となる、グラウンドや電源周りから配置していきます。
↑ 裏から見たところ。
とりあえず10kの抵抗がたくさんあったので、そこから始めました。
今回は10kの抵抗をたくさん使うので、思い切ってまとめ買いしました。
↑ それがこれ。超大量です。
100本が束になっていますが、全部で200円なので今回使う4台分だけで既に元が取れます。
ちなみに、100kの抵抗もある程度ストックしてあります。
それから、0.1μの積層セラミックコンデンサもまとめて安く買ってあります。
1kの抵抗も頻繁に使うのですが、今回は使う分だけの購入にしました。
↑ その他の抵抗も取り付けました。
抵抗が一番背も低いし、線の取り回しもやり易いので、できるだけここを基準に作り始めます。
↑ 裏にするとこんな感じです。
まだハンダをしていない部分があります。これは、他の部品とジョイントするためです。
ジョイント部は付ける線が全て揃ってからハンダするようにしています。
↑ ジョイントする部品の組み合わせによっては、穴に線が2本とも入る場合があります。
こうなった場合は仕上がりも綺麗になるし、結合もしっかりするのでラッキーです。
ただし、無理に捩じ込もうとすると足が曲がったり、下手すると折れて使えなくなったりしてしまうので、ちょっとやってみてダメだったら、スグにあきらめることにしています。
抵抗の取り付けが一通り終わったら、コンデンサやら他の部品を付けていきます。
↑ セラミック、フィルムの順にコンデンサをつけたら、電解コンを付けます。
220μのコンデンサは背が高く、縦に配置するときはヒートクリップを使う余裕がありません。
なので少しでも熱が逃げてくれるように、先端部分をペンチの金具にくっつけながらハンダします。
↑ で、最後にトランジスタを付けて完成です。
今回は、2SC1815に決めていたので、ソケットは使いませんでした。
この回路は、同じ回路が2つ並行に入っていて、その誤差が少ない方が良いということだったので、対応する部分にはマッチングしたトランジスタを使いました。
そうそう、2SC1815も大量にストックしてあります。あと、シリコンダイオードも。
写真では、左下に1個だけフィルムコンデンサがあります。
コレは、自分の計算違いでストックしていたはずの0.1μの積層セラミックが足りなくなってしまったためです。あわててパーツとり用の基盤から取り外しました。
数を把握しないで、いつまでもあると思い込んでいたために痛い目にあいました。
見た目的にもここだけナナメだし、変に出っ張ってて残念です。
できれば全部積セラで作りたかった。。
そんなこんなで、線も取り付けて基板が完成。
ここまでやっておいて、最後の基板裏を撮り忘れてしまいました。
一番大事なところなのに、、、