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8月11日 純正ウクレレ弦。 [Ibanez UEW12ACE]

アイバニーズウクレレの続き。

ボディーからネックヘッド弦にいたるまで全体がタバコのヤニでベタついていたので、まずは徹底的にクリーニング。

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艶消し塗装だったので、ボディ・ネックは doc Simons のポリッシュで丁寧に磨く。

ネックは良く絞った布で拭いた後レモンオイル、よく乾燥させた後に Music nomad のオイルで拭いた。

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ボディもネックも綺麗になったが、1弦側ブリッジ根元の弾き傷みたいなのは消せなかった。

どうやればこんなところに傷ができるんだ?

ギター弾きがいつもの感覚で、ブリッジに手をかけながらピック弾きしたのかな?
1弦速弾きソロとか練習したのかな?

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でもって、弦もベタベタしていたので交換。

手持ちの弦がなかったので、前に買った中華ウクレレのオマケで付いてきた”自称”Aquila の弦を使ってみたのだが・・・・

なんか全然チューニングが安定しない。巻いても巻いてもすぐ伸びる。
ニルガットはすごい伸びるし安定するまでに時間がかかるらしいけどここまで伸びる?

音もなんか・・・温かみがあるというよりは単にこもっているだけのような気も・・・

やっぱりコレ偽物かな・・・
実際に本物アクィーラを使ったことがないので判断がつかない。

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ということで、弦購入。

Ibanez 純正のアクィーラ弦。
UEW12出荷時に貼ってある弦なので、調整もこれ用になっている。

.024/.032/.037/.026 の極太セッティング。

前オーナーはフロロカーボン(多分)の細い弦を張っていたようだけど、ナットの溝がスカスカになっていた。
自分もフロロカーボンの方が好きなんだけどね、ウクレレだからそんなにシビアにセッティングしなくてもまぁ良いっちゃあ良いんだけど、とりあえず最初は推奨の弦を使っておきたい。

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中身はアクィーラの弦。ほぼ同じものだと思うけど、色が黒いので格好良い。
あと、本物アクィーラ弦よりもアイバニーズ製の方がセールで安くなってたからこっちを選んだ。

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密封はされていないけれど、個別包装になっていた。
何弦か分かるように色分けシールが貼られていた。

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で、ブリッジ固定用にいつものメタルビーズを仕込んで張る・・・

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・・・んだけど、キツキツで弦の根元部分が真っ直ぐにならない。

このブリッジの構造だと、メタルビーズを入れる余裕は無いみたい。
これでも良いっちゃあ良いんだけど、なんか心配だったのでやっぱり外した。

・・・んだけど、今度は1弦の結び目がすぐに解けちゃうので、とりあえず1弦だけビーズを入れ直した。

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この写真を見る感じだと、1弦と4弦は真っ直ぐになってるっぽいので大丈夫だと思う。
後で4弦にもメタルビーズ入れ直すかも。

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そんなこんなで弦張りも完了。

白の Aquila 弦よりもこっちの方がシャキっとしててこのウクレレには似合っていると思う。

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ちなみにボディー材はトップ・サイド・バックともにアカシア材。
ウクレレで有名な”ハワイアン・コア”もアカシアの一種。

ハワイ外原産のアカシアでも杢が出てるヤツをハワイアンコアと称して売ってるメーカーもあるけど、このウクレレは正直にアカシアと公表している。

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ネックはマホガニーで、指板がローズウッド。ブリッジもローズウッド。

現行のアイバニーズウクレレは、オクメネック、パープルハート指板・ブリッジの代替材になっているのでラッキーかも。
ウクレレなのでそこまでシビアに音に違いが出るかは分からないけれど。

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ヘッドもマホガニー。ペグはグローバー製。ちゃんとしてる。

ブリッジサドルとナットは何だろう?プラスチックかな?TUSQっぽくもあるけど・・・ここは公表されてないので分からない。

プラならタスクに換えたいところだけど。ちょっと様子見。

まだ何があるか分からないので、余った弦は切らずに丸めて様子見。
チューニングの方は、伸びるは伸びるが、ニセ疑惑アキーラよりは全然マシ。一回安定させればしばらくはチューニングも大丈夫。

でもほんとはフロロカーボンの方がすぐに安定するので好き。

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カッタウェイはこんな感じ。
このウクレレの最大の特徴。格好良い。

丸みのあるカーブよりもこっちの方が作りやすいのかな?
分からないけど。このトンガリ感が実にアイバニーズらしい。俺は好き。

さて、弦を張り替えたついでに音出しテストを録ったので、それについては次回へ続く。



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8月12日 ウクレレ音出しテスト。 [Ibanez UEW12ACE]

弦を張り替えるついでに、プリアンプのテストも兼ねて音を録ってみた。
弦による音の違いなんかも知りたかったので。

まだ肘が少し痛いのでほんとうにさっと弾いただけ。

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まず、もともと付いていた弦。
多分フロロカーボンだと思うんだけど、ただの安いナイロン弦かも。

ウクレレらしい音。思ったよりも音量が出ている。

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つぎは、中華ウクレレ付属の”自称”アクィーラ弦

まず、音量はあまり上がってない。低音が豊かになると聞いているが、”もっさり”という印象。

やはりニセモノか?

あと、2弦を弾くとジリジリしたノイズが乗るのが気になる。

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最後に、出荷時指定のアイバニーズ純正ウクレレ弦。

Nylgatだけど思ったよりも高音が出てカラっとしている。
確かに低音も豊かになっている気がする。やはり本物。
音量はあまり変わらない。少し出てるか?といった感じ。

ニセーラ弦ほどではないがこれもやはり2弦を強く弾くとジリジリしたノイズが出る。
ブリッジ付近で鳴っているようだが原因不明。振動が強すぎるのか?しばらく様子見。

現時点では、アイバニーズ純正の弦が一番良い音が出ていると思う。

ただ、2弦のジリジリノイズが気になるし、やっぱりフロロカーボンの音と弾き心地が好きなので、いつかナットとブリッジサドルをTUSQに交換することがあればついでに溝幅も細くして変えるかもしれない。

一応現状でも満足なのでこのまままで。

コンサートサイズだといまひとつウクレレらしいコロンとした音にならないね。
ちょっとだけギターっぽい音に寄って来る。ほんとはそっちの方が豊かで良い音なんだけどね。
自分のイメージする”ウクレレ”らしい音なのはソプラノサイズなのかな。

まぁもうちょっと遊んでみよう。

あと、オクターブチューニングが微妙に高いのでそのうちサドルを少し削るかも削らないかも。
ウクレレでハイフレットを弾くことってなさそうだし。

Ibanez アイバニーズ Aquila社製 ソプラノ・コンサート用 ブラックナイロン弦 NBUKS4

Ibanez アイバニーズ Aquila社製 ソプラノ・コンサート用 ブラックナイロン弦 NBUKS4

  • 出版社/メーカー: Ibanez(アイバニーズ)
  • メディア: エレクトロニクス


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8月30日 失敗ピックガード。 [Ibanez UEW12ACE]

アイバニーズのウクレレを手に入れた後、ネットでいろいろと情報を収集していると、

ピックガード例2.jpg

こんなピックガードを付けた写真をみつけた。
単純に「カッコイイ!」と思ったので是非とも真似してみたくなった。

IMG_1109.jpg

まずはトレーシングペーパーを使って、型をとってみる。
この時点ではまだ下半分は未確定だったので大きくスペースをとってある。

IMG_1112.jpg

型紙に沿ってプラ板でテンプレートを作る。
結局下半分はカットして、拾った画像とほぼ同じ形にした。

IMG_1111.jpg

元画像のピックガードはよく考えて作られているなと感心する。
今回は、自分の弾き方とウクレレの形に合わせて少しだけ修正を加えた。

そしたら今度は、いよいよピックガードを作る。

++ つづきを読む ++


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