11月3日 P94Tの音を録った。 [Gibson LPJ 2013]
Gibson LPJ の P-94T リアピックアップメインの音も録りました。
比較用に今度もまたグリーンデイから。”Father of ALL " という曲。
(ピックアップ交換前のビデオは→コチラ)
(ピックアップ交換前のビデオは→コチラ)
セッティングも前回 498T で録った時と同じ。
Line6 HXStomp で完結している。
古いマーシャルのアンプに、MXR Distortion+のモデリング。
最後にリヴァーブを少々。
古いマーシャルのアンプに、MXR Distortion+のモデリング。
最後にリヴァーブを少々。
ギターソロのところは、ピックアップをセンターで。
P94はシングルコイルの組み合わせなので、フロントの位相を逆にして(HOTとCOLDの線を入れ替える)、センターでハムキャンセルが出るようにした。
面白い音が出るのでしばらくこのままで使っていようと思う。
そのうち気が向いたら通常の位相に戻すかも。
そのうち気が向いたら通常の位相に戻すかも。
それで HXSTOMP の方で Electro Harmonix Smoll Stone のモデリングをかけて外部エクスプレッションペダルでスピードを変化させるという実機ではできない裏技でユニヴァイブっぽい動作をさせつつ、後段に追いディストーションをかけてキンキングネグネした音を出している。
ハムバッカーの498Tとくらべると、当然音量は落ちるが思っていたほどではない。
P-94 は P-90 よりちょっと出力が大きめらしい。
P-94 は P-90 よりちょっと出力が大きめらしい。
それでもシングルコイルらしいジャキジャキ感があってすごく良い感じ。
(ちょっと強めで、"ジャギジャギ"くらいかも)
(ちょっと強めで、"ジャギジャギ"くらいかも)
歪ませても全然行けるので、幅広く活躍してくれそう。
とにかく LPJ との相性が抜群で、最初から狙っていた音ではあるけれど当初の予想以上に良い音。
普通のレスポールに乗せるよりも良い効果があると思う。
あらためて自分のセンスの良さとピックアップ選択眼に脱帽。と自画自賛しておこう。
11月2日 Gibson LPJ 2013 完全体の雄姿。 [Gibson LPJ 2013]
1年近い時を経て遂に、Gibson LPJ 2013 が当初想像していた完全体となった。
はあ〜かっこいい。
シンプルで、味があって、すごく良い。
やっぱりこのP-94とレザーのピックガードの組み合わせが最大の特徴。唯一無二。
エッジのガリガリした感じもすごく良い。
どんどんぼろくなってほしい。
どんどんぼろくなってほしい。
写真で撮るとちょっとボディが薄く見えるのが難。
カメラのせいなのか、色合いとバインディングが無いせいなのか?
実際、ボディ表面のカーブはレスポールスタンダードとくらべると緩いので、中央部の厚みは減ってるかも。
ヘッド裏。
この使い古した感じが良い。
シリアルはボカしたけど、メイドインUSA。いちおう。
シリアルはボカしたけど、メイドインUSA。いちおう。
ボディ裏。
腿に乗せる部分の削れ具合が良い。
腿に乗せる部分の削れ具合が良い。
ネック。
傷だらけだし塗装も剥げてるけど自分的には演奏に支障は無い。
傷だらけだし塗装も剥げてるけど自分的には演奏に支障は無い。
ネック付け根のツヤ感が色っぽい。
メルカリの個人製作家から買ったハンドメイドのレザーストラップとの相性も抜群。
ぐおおカッコイイね。
P-94カッコイイ。音も凄く良い。
やっぱりメイプルネックとの相性は抜群だったみたい。
ピックアップ高さ調節ネジがマイナスネジなのも拘りポイント。
P-94 のアジャスタブルポールピースに合わせた。
こういう、ちょっと古ぼけた写真加工が似合うね。
次回はリアピックアップの音を。
11月1日 LPJ2013 完成!! [Gibson LPJ 2013]
さて、ピックアップ交換も上手く行ったので最終調整。
まずは全体をクリーニングして弦交換。
今回はロトサウンドの10−46の弦を使った。
今回はロトサウンドの10−46の弦を使った。
この弦はベース弦みたいに先っちょがコーティングされて、なおかつ赤くなっていて独特の雰囲気がある。
格好良い。
チューニングが安定したところで、弦高とオクターブ調整。
今回6弦は1.8mm ・1弦を1.2mm 程度にした。他のレスポールとだいたい同じ。
今回6弦は1.8mm ・1弦を1.2mm 程度にした。他のレスポールとだいたい同じ。
弦高が決まったらピックアップの高さ調整。
まずは適当な高さにピックアップを動かした後、最終フレットを押さえた弦とポールピースの間隔を1.6mm ぐらいにする。
録音ソフトの入力メーターを見ながら音出しをして出力調整。
リアに対してフロントの音量が大きかったので、リアピックアップをほんのちょっとだけ上げつつ、フロントピックアップを結構下に動かした。
レスポールはどうしてもフロントが強いので同種のピックアップの組み合わせだとフロントはかなり低めになるね。
で、ピックアップの位置も決まったので、最後に、レザーのピックガードを取り付けて、、、
次回に続く!!
次回に続く!!
(オマケ)
今回の弦は切り取った余りもプラモデル(主にガチャーネン系)で使い勝手が良さそう。
自分的にかなりお気に入り弦になりそうだったが、現在は終売になってしまったようで残念。
10月26日 ピックアップ組み込み。 [Gibson LPJ 2013]
長いこと時間が経ってしまったが、いよいよLPJのピックアップを交換していこう。
と、その前に・・・超コスト・パフォーマンス・モデルのLPJはとにかく音に関わらない色々なところでコストダウンを計っている。
見えなくなるピックアップやコントロール部の座グリなんかは、けっこう機械でやりっぱなしで、作業工程を減らしているのかな?
こういうちょっとしたバリ?みたいなのが派手に残っていたりする。
繰り返すが、音には関係ないのだが、精神安定上この機会に簡単に整えておいた。
ただ、メイプルはかなり厚いものを使っている。
プレーンなメイプルなので値段は安いものだが。
プレーンなメイプルなので値段は安いものだが。
杢目を優先するあまり”メイプルトップ”と名乗るにはあまりにも薄いメイプルを貼り付けているギターも多い昨今、これは自分的には好感触。
で、コントロールキャビティにも木の削り残しがあったのでこれも除去。
で、いよいよハンダ開始。
まず、POTまわりをできるところまでまとめてハンダ。
主にコンデンサとグランド線。
主にコンデンサとグランド線。
元々ついていた基板を利用して位置を固定した。
これがあってかなり便利だった。
これがあってかなり便利だった。
今回使ったGibson純正POTは基板取り付け用だったので、端子に穴は付いておらず結構ガンコな感じだったので、40Wのハンダごてを使った。
40Wは無鉛はんだ用に使っていたので、ケスター44用にコテ先を交換して使用。
次はスイッチ。
ここにもバリ発見。整えておく。
スイッチのアース端子だけやたら頑固だったので仕方なく60Wのハンダごてを使用。
熱くなりすぎるんじゃないかと心配だったけど、なんとか大丈夫だった。
スイッチ全体がかなり高温になるので注意。
スイッチ全体がかなり高温になるので注意。
スイッチはなんとなく無鉛はんだにした。
そのためコテ先も元に戻す。
そのためコテ先も元に戻す。
交換前は安いスイッチを使っているのかと思っていたが、見てみたらちゃんと SwitchCraft のスイッチだった。ちゃんとしてる。
確認せずにスイッチを注文するところだったが、たまたまサウンドハウスでスイクラのLP用スイッチが欠品していたので助かった。
スイッチに繋ぐ線は手元にあった BELDEN 1503A を使った。
元々付いていたコネクタ付きの線を流用しようと思っていたのだが、長さがちょっと足りなそうだったので苦肉の策として。
元々付いていたコネクタ付きの線を流用しようと思っていたのだが、長さがちょっと足りなそうだったので苦肉の策として。
後で変えるかもしれないと思っていたが、完成後試奏してみたところなかなか良い感じだったのでこのまま行くかもしれない。
それどころか今後レスポールをイジることがあったら全部これにするかもしれない。
内部配線を 22AWG でできるというのが気に入った。
内部配線を 22AWG でできるというのが気に入った。
1503A は2芯シールド線なので、ピックアップ線と出力線で分けることにした。
4本まとめた方が良いのか、分けた方が良いのかは分からないが、あまり大きな違いは無いと思う。
4本まとめた方が良いのか、分けた方が良いのかは分からないが、あまり大きな違いは無いと思う。
でもってそのままPOT類と接続。
こちら側はKester44なのでまたコテ先を交換。
こちら側はKester44なのでまたコテ先を交換。
なんでこんな面倒なことしたのか自分でもわかんないけど、なんとなく無鉛はんだが嫌いになりかけているんだと思う。
扱いが面倒くさいというか、熱のあて方が難しい。
扱いが面倒くさいというか、熱のあて方が難しい。
で、最後にジャックとも繋げて完成!!
こんな感じでかなりスッキリした感じに出来た。
と、自画自賛。
と、自画自賛。
コンデンサは Electro Harmonix の 0.33μにした。
見えなくなっちゃう部分だけど、ギターの中にラムズヘッドがいると思うと、なんだか弾くテンションも上がっちゃうよね。
リアピックアップの線がちょっと長めだったが、今回は切らずに使った。なんとなく。
ともかく、ひと休みしてから音出しのテストをしたところ一発で合格。
ヨシッ!とガッツポーズをしたところで本日はここまで!
10月19日 300か500か? [Gibson LPJ 2013]
長いこと時間が経ってしまいましたが、いよいよ Gibson P-94 ピックアップを取り付けて行こうと思います。
まず問題になるのが、POT の抵抗値。
ハムバッカーピックアップは 500K の POT を使います。
シングルコイルは 250K。
シングルコイルは 250K。
で、P-90 は 300K の POT を使うことが多い。
けど、P-94 は、P-90 よりも出力が大きめ。
POT も 500K のままで良いという情報もどこかで聞いた気がするような・・・
POT も 500K のままで良いという情報もどこかで聞いた気がするような・・・
ピックアップのケースに入っていた説明書きには、「無改造・変更点なしでハムバッカーのピックアップと交換できる」みたいなことが英語で書いてあった。
ポットも 500K のままで良いってこと???
本国 Gibson のホームページにもそんなようなことが書いてあったような記憶があるが、残念ながら P-94 は製造終了になってしまったようで、該当ページは無くなってしまった。
どうにもならないので、とりあえず A300K の POT を買ってきて試してみることに。
こんな感じで、簡易テストボードを作ってテスト。
雑にワニ口クリップで繋いでるだけなので、プチプチと接触不良ノイズが出たりしますがご愛敬。
配線の長さの都合上、こんな感じで音を出しているので演奏の良し悪しは考えないように。
あくまでも音の比較用。
あくまでも音の比較用。
音は、前回グリーンデイで使ったセッティングをそのまま。歪は OFF で。
で、この状態だとその場で切り替えてもキッチリ聞き比べできないので、ひとまず録音してから何度も聴き直してみる。
まずはボリューム・トーン共にフルの状態で、
開放弦~低音単音弾き~適当なオープンコード~ハイフレット単音弾き、の順に。
開放弦~低音単音弾き~適当なオープンコード~ハイフレット単音弾き、の順に。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
これが300Kのポット
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
こっちが500Kのポット
やはり、あまり違いが無い。
500Kの方が、ちょっとだけ音量が上がっている。
理論上は 500K の方が高音が出るはずだが、ほとんど変わりがない。
むしろ、音量が上がって音が太くなった分、低音も出ているように感じてしまう。
むしろ、音量が上がって音が太くなった分、低音も出ているように感じてしまう。
今回、フロントでしか試していないので、リアでやったらもっと違う結果になったかも。
で、次は POT の効き方のテスト。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
こっちが300K
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
こっちが500K
300K は、ある地点で「グンッ」と変化する感じがする。
500K もそういったポイントはあるが、それよりも少し範囲が大きくてなだらかな変化に感じる。
500K もそういったポイントはあるが、それよりも少し範囲が大きくてなだらかな変化に感じる。
やはり、P90 よりも出力が大きいことが関係しているのだろうか?
こうして聞き比べてみると、正直「どっちでもいいかな」という感じ。
思っていたよりも違いが少なかった、というかもう良く分からない。
思っていたよりも違いが少なかった、というかもう良く分からない。
だったらまぁ、500Kにしておこうかな、と今のところ考えています。
なぜなら。
A300K のポットは短くて、ボディのザグリを掘り込まないと取り付けできないから。
300Kのロングシャフトも探せばあったんだけど、Bカーブで1個2000円ほど。
4個揃えたら8000円・・・・う~ん、高い。
4個揃えたら8000円・・・・う~ん、高い。
てことで、元々付いていたロングシャフトの 500K の Gibson 純正ポットを基板から外して使おうと思っています。
とりあえずそれで様子を見つつ、おいおい考えて行きましょう。
Burns の A300K POT も4個買っちゃったけど、これはまぁ、そのうち何かに使う日が来れば良いなぁと思いつつ保管しておきましょう。
10月16日 ホリディ [Gibson LPJ 2013]
前回、Gibson LPJ2013 のピックガードが完成したが、ピックガードを取り付ける前に、ピックアップなどを交換してしまった方がやりやすいだろうと思い、それならその前にもうひとつ音を録っておこうかと、リアピックアップをメインにした曲をコピーしてみた。
Green Day の Holiday.
モンスターアルバム「American Idiot」に入っている曲。
モンスターアルバム「American Idiot」に入っている曲。
これもまたピックアップ交換した後で弾き比べできるように、ほぼLine6のHXStompだけで完結できる音作りにした。
アンプはマーシャルで、歪みは MXR Distortion+ のシミュをかましている。
アンプの後ろに薄~くリヴァーブをかけている。
アンプの後ろに薄~くリヴァーブをかけている。
イントロなどのクリーン音は歪みをOFFにしてピックアップをフロントに切り替えている。
ギターソロは、ピックアップをセンターにして、クリーンブーストの実機を踏んでいる。
ベースアンプはギャリエンクルーガーで手前にコンプを入れている。
これもHXStompで完結。
これもHXStompで完結。
音作り的にはこんな感じでお手軽に。
今回は一発通しではなく、いくつかのパートに分けて演奏・録音したので簡単楽しくできました。
ピックアップ交換したら同じようにグリーンデイの他の曲をコピーしようかなと思っています。
あと、ドラムの打ち込みで新しいことをしているので、詳しくはまた次回。
10月15日 レザーピックガード完成。 [Gibson LPJ 2013]
いろいろ考えた結果、ピックガードは薄手の革の方を使うことにした。
ピックガードに合わせてピッタリ形を整えて、端をコパ磨き処理。
気が変わって違う革に変えることもあるかもしれないので、今回は強力両面テープで貼り付けた。
これでやり直しもできる。
でもってネジを通す穴をあける。
最後に、ラナパー・レザートリートメントで磨いて完成!!
この時点ですでにかなり格好良い。
テカリ具合がかなり良い。
テカリ具合がかなり良い。
我ながら良く出来たと自画自賛。
ボディーへの取り付けは次回に続く。
Renapur ラナパー 100ml 天然素材 レザーケア トリートメント 手入れ 革 メンテナンス
- 出版社/メーカー: Renapur ラナパー
- メディア:
10月10日 レザーのピックガード。 [Gibson LPJ 2013]
さて今回は、LPJを買ったときからやってみたかった実験。
というかこれをやるためにLPJを買ったと言っても良い。
レザーのピックガードに挑戦!
レザーと言っても、いきなり素人が挑戦しても強度的に満足の行くものが作れなそうなので、まずは薄手のレザーを既存のピックガードに貼り付ける形を試してみる。
手元にあったクロコ型押しレザーをピックガードに合わせてざっくりとカット。
良い。かなり良い。格好良い。
レザーは 2mm弱、ピックガードと合わせるとちょっと厚めだが演奏に支障はないと思う。
もう少し違う雰囲気のも試してみる。
型押しのパターンが大きくて、艶有りエナメルっぽい革もためしてみる。
元々傷やら擦れ剥がれなどあって、かなりユーズド感溢れる雰囲気。
10月6日 レスポールのピックガード。 [Gibson LPJ 2013]
Gibson 純正のピックガードと取り付け金具を買った。
すでに手元にはHOSCOのキットに付いてきたアイボリーのピックガードやアマゾンで買った安い中華ピックガードがあったのだが、なんかカーブの具合が甘くて野暮ったく感じて気に入らなかった。
なので値段はお高くなるがギブソン純正を買った。
やっぱりこのカーブの感じの色気が全然違う。
ほんとに微妙な違いなんだけど。
ほんとに微妙な違いなんだけど。
12月9日 LPJのウーマントーン。 [Gibson LPJ 2013]
2か月前に購入した Gibson LPJ 2013 の音をようやく録ることができた。
軽く弾いてみたところ、フロント P.U.の感じが良かったので、最大限に楽しむべく Woman Tone に挑戦してみた。
Cream の Sunshine of your love.
分かりやすいように、ギターの音だけにしてみた。
LPJ から HX Stomp に直で、ノイズゲートと Dallas Range Master から Marshall JTM45 で最後にリヴァーブをほんのちょっとかけている。
基本的にフロントピックアップ。
ソロの時も同じ音。ソロの時はバッキングを少しだけ右寄りに移動させている。
ソロの時も同じ音。ソロの時はバッキングを少しだけ右寄りに移動させている。
サビのパワーコードだけリアピックアップに切り替え。
全然悪くない音だよね。少し中高域が強めなのはメイプルネックの影響が出ているんだと思う。
ちょいドライブ加減にしたときの音が心地良い。
次はリアピックアップメインの音を録ってみたい。
何にしようかな。
何にしようかな。
すでに用意してある P-94 へのピックアップ交換はもう少し今の音を楽しんでからになります。