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9月23日 ボディ増殖。 [ベース自作]

毎回言っているが、自分のまわりにはブックオフハードオフが大量にあるので、暇があると見に行っている。

ちょっと前の話になるが、いつものようにプラプラしていると、

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あのベースボディーが大量に売られていた。

最初に買ったボディは5千円で「こんなに安くて良いのか?」とウハウハだったのだが、

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今回のはこのとんでもない安値。

まだ1つ目も全然完成の見通しがないのに、思わず2つ追加で買ってしまった。

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多少傷があったり、染みがあったりで、1台めのボディよりも状態は良くないが、それでもアッシュ材のこのサイズのボディがこの値段で買えるなんてことは金輪際無いだろうと。

店内には6~8個くらい同じボディがあったので、一番軽いのと一番重いのを選別した。

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軽いのが1.7Kg。かなり軽い。
最初に買ったボディがこれとほぼ同じかちょっと重いくらいなので1.8Kgぐらいじゃないかな。

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そして重い方が2.5KG。かなり個体差がある。
これがアッシュ材の難しいところ。

実は個人的には、ダウンチューニングで激重メタルをやるなら、重いアッシュの方が良いんじゃないかと思っている。

重さによる違いもいつかは試してみたいものだが、、、、

少し前に肘を痛めて、今は腰も痛めてしまったのでベース作成もずっとストップしている。

果たして完成はいつになることやら・・・

ブログ更新も大分滞っているが、少しずつ余裕が出てきたというか、時間をとることにしたので、しばらく溜まっているあれこれを少しずつ投稿して行く予定です。


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3月27日 Seymour Duncan SSB-5. [ベース自作]

ヤフオクで落札したベースピックアップが届いた。

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Seymour Duncan SSB-5 set の旧ロゴモデル。
現行ロゴのモデルとの違いがあるかどうかは分からない。

目立つ傷もなく美品中古だった。ラッキー。

アクティブEQ/パッシブ切り替えスイッチをつけたかったので、パッシブの5弦ベース用を探していた。

EMG40サイズのパッシブかつ弦間19mm対応のピックアップだとかなり限られてくるのでなかなか中古で出て来ない。

あきらめて新品を買うか、Jタイプのピックアップにケースだけ自分で作るか?とか考えていた。

そんな中、急にヤフオクでこれが出品されたので、ちょっとストレスが溜まっていたこともあり、予算オーバーだったけども強引に落札。

落札16000円に送料合わせて17300円くらいだったかな?
それにヤフオク割引クーポンと相模原還元ペイを使ってだいたい12000円くらいになった。

ここまでの総額で27500円くらい。
残り予算でペグとナット・フレット、電子部品等と考えると・・・厳しいなぁ。
さらに塗料のことも考えると・・・・だいぶ予算オーバーしそう。

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気を取り直してピックアップのチェック。

まず、パッシブタイプのハムバッカー構造。ただしコイルスプリットはできない。
バータイプのポールピースなので弦間距離を問わないところが良い。

届いてすぐに直流抵抗のチェックをしたところ、

フロント:6.7k
リア:7.8k だった。

ハム構造にしてはおとなしめの数値。

これだとボリュームポットの数値を250Kにするか500Kにするかで悩むが、手元にスイッチ付きの500KAポットが余っているので、ひとまずはこれに合わせて使ってみようと予定。

【追記】

ダンカン本家の Wiring Diaglam を見ると 250K の POT を使っていたので、それに合わせようと思う。

ダンカンとアッシュ材の組み合わせは Ibanez SR1000 で気に入っているので、音に関しては心配していない。

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EMG40完全互換サイズのザグリだと思っていたのだが、角の丸みが合わないので少し削らなければいけない。

縦・横のサイズはピッタリだったのに。

変なところで変な拘りを持って独自規格で互換性を失ってしまうのはバブル期の日本メーカーの悪い所。

一気に取り付け加工までやってしまいたいところだけど、ここのところ体調が芳しくないので今日のところはここまで。


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3月13日 埋め木フィーバー。 [ベース自作]

今日も木工作業が続きます。
今回はボディにあったブリッジのザグリを何とかする回。

まずは、ブリッジアンカー用に空いていた穴を埋める。

ネットの木材店で15mmΦのエボニー丸棒を見つけたのでそれを使うことにした。

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棒の方を丸く正確に削るのはしんどそうだったので、ボディーの穴を15mmに拡張した。
もちろんドリル刃は新規購入。1本上手く行かなかったので計2本買った・・・

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あとはこれに丸棒を埋め込んでタイトボンドで接着。

飛び出した分をヤスリで削れば問題なかったのだが、横着したのと、買ってからまだ一度も使っていなかったトリマーを使ってみたかったのでやってみた。

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はい失敗。

高さ設定を間違えたのか、しっかりと持てていなかったのか、スタートスイッチを押したとたんに「グンッ」と食いついて深堀りになってしまった。

やはり何度か別のもので練習してから使えば良かった。ぶっつけ本番はそりゃ駄目だよな。

・・・・後悔先に立たず。。

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反対側の方は上手く行った。

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仕方ないので彫りすぎた分は木パテで埋めてヤスリで平面を出した。
余計に手間がかかってしまった。

とにかく、穴が埋まったのでザグリの方も埋めていこう。

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丸棒をエボニーにしたので、埋め木も合わせてエボニーにした。
杢目的にはローズウッドの方が分かりやすくてアッシュには似合いそうだったんだけど。
丸棒を買ったネット木材店に良い感じのサイズのローズウッドが無かったというのもある。

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エボニーのような高級材だとこういう小さい端材でも十分に需要があるからたくさん取り扱っているのだろうか?

とにかく、MDFで穴に合わせたテンプレートを作る。

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そいつを良い感じのサイズの端材に両面テープで貼り付けてガイド代わりに大まかな形を切り出す。

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あとは穴に当ててはヤスリで削るの繰り返し。

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数日かけてようやくピタッとはまる埋め木ができた。

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もうひとつの方も。ピッタンコ!

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そうしたらタイトボンドで接着。

後で余分をカットする作業の都合上、一枚ずつ貼って行く。その分日数もかかる。

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とにかく、ボンドが乾いたら2種類のレザーソーを駆使してはみ出た分をカットする。(写真右の両刃ノコは今回新規購入)
これも一日では終わらないので何日かに分けて少しずつ。

厚さ0.3mmの精密ノコなので切断面も綺麗にできるが、それでも凸凹は残る。
ボディーを形成するときに一緒に平面を出す予定なのでこの作業はここでひとまず完了。

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作業後、まだ拭く前の状態だけど、エボニーの粉末がボディの導管に入り込んでなんか良い感じの雰囲気になっている。

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こっちの方が境目がわかりやすいかな?

精密ノコで切ったためか、おがくずがかなり細かい粒になるので良い感じに導管に入り込んでアッシュの木目がバキバキに浮き出ている。

ウッドフィラーに入れる染料の代わりにエボニー粉入れたらどうかな?
イイ感じになるのかな?やっぱり駄目なのかな?


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3月11日 ひごリベンジ。 [ベース自作]

前回のメイプル”ひご”、3.5mmだと若干ユルかったので、それよりも少しだけ太い棒を作り直すことにした。

せっかくなので作り方を記録。

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まず、定規とカッター・Pカッターで縦に線を引く。何回か繰り返して少し深めに線を入れる。

メイプルの木目の繊維に沿って、縦にカットする。

最初、横方向にカットして挑戦してみたが、作業中にポキポキ折れてしまうくらい強度が弱かった。
竹ひごと同じで繊維方向に長くしないと駄目みたい。

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カッターで入れたスジを精密のこぎりでさらに深くする。
板の半分くらいまでになったら、あとは普通にカットすれば真っ直ぐ切れる。

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そうしたらホビーカンナで角をとって前回つくった簡易ひご抜きもどきに通す。
何度も繰り返す。

で、今回は4mmの太さになったら、あとはひたすら紙やすりで削って細くする。
これがキツかった。

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実際に穴に通してみてまた紙やすりで細くする。を数百回ほど繰り返して良い感じにキツキツの棒ができた。

グッと押し込んで最後まで入るが、手では引き抜けないレベル。

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最後に、ドリルの形状に合わせて先端を削る。これでより深くまで入る。

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タイトボンドで接着して一晩経ったら、精密のこぎりではみ出した分をカットして完成!!

木の種は同じなので、硬さ的には同じくらいだと思うが繊維方向が違うので影響が出ないか心配だけどこれ以上もうどうしようもないので気にしないことにしよう。


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3月8日 ネックポケット拡張。 [ベース自作]

毎日少しずつコツコツとヤスリをかけ続け、ようやくネックポケットにネックが入るようになった。

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作業が楽な方と思っていたボディ側の加工だけど、想像以上に大変だった。

まず、ザグリが浅くてトリマーのテンプレート機能が使えなかった。
せっかくテンプレートも作ったのに・・・もしかしたら上手いやり方があるのかもしれないけど、怖かったので今回はやめておいた。

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で、あとはひたすらやすりで削ってネックをあてて、また削っての繰り返し。

とにかくセンターを意識しながら、少しずつ。

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で、なんとかネックが入るまでにポケットを拡張することができた。

ガッチリキツキツとまでは行かないが、そーっと持ち上げても落ちない程度にははまった。

この後、塗装やらなんやらで厚みが変わったりもするので、表面を少し整えたらこの作業は一旦休止。

ようやく次に進める。

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何度も言うが、とにかくセンターがズレないように気を付けた。

それから、ネックのネジ穴を埋めるために”メイプルひご”を作ってみた。

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5mmのはがきサイズの板を買ってきた。

厳密には日本のカエデとギターに使うメイプルは違う種らしいのだが、そこは目をつぶろう。

まずこれを4mmくらいにカットして、

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竹ひごと同じ要領で丸棒にする。

まず、鉄板にドリルで穴をあけて簡易”ひご抜”きもどきを作った。

これに切削力はほとんどないので、ホビーカンナやナイフなどを使ってある程度の形・細さまでにしてから穴に通す。

何度か通しているうちに綺麗な丸になる。

これを少しずつ小さな穴に通すようにして最終的に3.5Φの丸棒が出来た。

ネックには3.5mm程の穴が開いていたので、これでジャストサイズなのだが、できればキツキツにしたいのでもうちょっと太めのを作り直すかもしれない。

まあこれでも大丈夫っちゃあ大丈夫そうだけど。
せっかくなのでもうちょっとチャレンジしてみたいけど時間が・・・・


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3月1日 Hipshot KickAss5, Bass Extentioner, Fret Wrap. [ベース自作]

ベース記事が続きます。

前回書いたように、ブリッジ弦間19mmで作っているので、使用するパーツもかなり限られて来ます。

一般に市販されているでは国産のものはおそらく全滅。ゴトーのブリッジなら手に入れやすくてよかったんだけどな・・・
あとは海外のもので、有名どころだと Babiz か一部の Fender あとは Hipshot と言ったところか。

その中で Youtube の動画なんかを見て一番好みの音に聞こえた Hipshot の Kickass ベースブリッジが良さそうだなぁ、なんてぼんやり考えながらメルカリやらを見ること数日。

ちょうどお目当てのキックアス5の中古美品が出品されたので即買いしました。

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届いてみたら、嬉しいオマケも入っている。

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試しにボディに置いてみる。

大きめのブリッジだったので、サイズ的に心配だったが、大丈夫そうだ。
少し余裕をもって設置できそう。

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裏面。

多少使用した感じはあるが、傷などはなく良いコンディションだ。

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サドルは左右に移動して弦間を調節することができる。

手探りで後々誤差などいろいろ出そうなので、後から調整できる部分が多いのは助かる。

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箱つき。

写真には撮らなかったけれど、ブラスのサドル駒は高さが違うものが3種類入っている。
その他に別売りのステンレス駒が何個かオマケで入っていた。これも嬉しい。

ブリッジに関してはこんなところか。
本格的に必要になるのはもっと大分後なのでその時にもっと詳しく記事にしよう。

さらに、出品者の方はサプライズのオマケで、

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Hipshot の Extender(通称Dチューナー)を同封してくれていた。

これからペグも買おうと思っていたので非常にありがたい。

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ヒップショットの製品だけど、チューナー部分は Gotoh の GB7 を使っている。
これも非常にありがたい。

なぜなら、

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ヘッドに空いていた 14mm のペグ穴にピッタリ!

何というか、運命的というか、やはりボディーがパーツを呼び寄せているんじゃないかとオカルト。

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いいねぇ。格好良い。

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ゴトーの GB7 ペグは生産終了になっているので、残りのペグは後継の GB707 にするか、中古で状態の良さそうなのを探すか様子を見てみよう。

サイズ的には完全互換みたいなので、ペグボタンだけ個別に買えないかな。

そしてもう一つ、

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Fret Wrap もおまけに入っていた。

これに関しては使ったことが無いので良く分からないが、Mサイズなので5弦ベース用らしい。
完成したら試してみたいな。

ということで、予想以上のペースでどんどんパーツが集まって来る。
まだ全体の予算も決めてないのに、どんどん買っちゃてる。

ひとまず、このボディーを手に入れる前に欲しいと思っていた Ibanez の EDB605 ってベースの中古相場が4万円くらいだったので、それと同じくらい・・・・ちょっとプラスして5万円くらいに収まるようにしよう。

いまのところ、

ボディ:5000
ネック:3500
ブリッジ:7000 合計:15,500円くらい
(工具、端材等こまかい素材、ポイント還元率等は考えない)

残る大きなパーツはペグとピックアップ。
う~ん、ギリギリだな。けれども妥協はしたくないしな。

ちなみに、新規で買った工具やら大量の紙やすりやらの合計金額は・・・考えないことにしよう。


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4月23日 my new gear in the future part2. [ベース自作]

ベースボディを買ったときに、実はもう一つ気になっていたボディ材があった。

ギターはもうこれ以上増やしたくない置き場所が無いと思っていたのだけれども、ベース材で自分の目利きが成功したので調子に乗って買ってきてしまった。

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それがコレ。

マホガニー2Pのレスポール系ボディ。

コントロール系のザグリの一部と、ウェイトリリーフ加工がされている。

ハードオフジャンク品10%OFFの日に買いに行ったので5000円でゲット。

パッと見だけど、目の詰まった良いマホガニー材に見える。

これも2つあって、コンコンと叩いた音はもう一つの方が好みっぽかったんだけど、エッジの部分に割れや欠けがいくつかあって補修に手間がかかりそうだったので状態の綺麗だったコチラを選んだ。

まぁ、マホガニーやメイプルはアッシュと違ってそんなに個体差は出なそうなのでそんなに神経質に選ばなくても良いだろう。

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裏側はこんな感じ。杢目も一直線で綺麗。

ザグリがちょっと面白い。

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これは多分、船形ジャックと電池のスペースだろう。

これでアクティブピックアップになることがほぼ確定。
ピエゾ組み込んでプリアンプ仕込むとか、エフェクター内蔵とかにしても面白いけど。

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不思議なのがやたらとデカいフロント裏のコントロールザグリ。

まさかここにPOT入れることはないだろうけど・・・グレッチみたいにするのもアリっちゃあアリか。

トグル・スイッチ2つ並べても見た目的には良いかもだけど・・・何のために?

まぁ、ここはおいおい考えよう。

普通のレスポールバックよりも厚めだから、ホームセンターで薄板をレーザー加工してゼマイティスのウッドフロントみたいにして貼ったらどうかなとか妄想。
何年先にできるかわからないけど。まずはベース完成が優先。


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2月19日 ツマミを考える。 [ベース自作]

ベースのネックが来て完成のイメージがつかみやすくなったので、以前アマゾンで激安だった時に買っておいた中華アルミノブを配置してみる。

3EQは細めのノブにして視認性を良くしようかと。

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格好良い!!かなり良い感じ。

パーツ類は黒の方が締まった感じがして良さそう。

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こんな感じ。

想定としては、Volume,Mix,Hi,Mid,Lo のコントロールを考えている。

Hi の POT をスイッチ付きにして、プリアンプの ON/OFF が出来たらいいなぁとか。

ローズウッドの端材が乗っているのは、埋め木を別の木にしたらどうなるかのイメージ。

ブリッジ下なので硬い木にしたら面白そうだと思って。
見た目的にもアクセントになって良さそう。

さらに使い勝手を考えつつあれこれ並びかえてみる。

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ボリューム・ミックスと EQ を前後で分けた感じ。
これも見た目的には良い感じだけど、Hi/Lo/Mid の位置が直感的に分かりにくくなりそう。

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これはボツ。見た目も今一つだし直感的な操作がしにくそう。

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見た目的には上段をEQでまとめて下段をボリューム系にした方がまとまり感があるんだけど、俺的にボリュームは一番右手に近いところに置きたい。

で、ちょっと距離があってトーン系っていうのが、ギターにしろベースにしろ基本の並び。

エフェクターもそうだけど、操作系の統一感ってのはすごく大事。
あんまり考えなくても自然とパッと使える。

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スイッチを独立させて、穴をひとつ増やして EQ を直線的に並べる。

分かりやすいけどやっぱりツマミの距離が近すぎる。
サッと急いでコントロールするのが難しい。

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これくらい距離開けたいが、これだと裏側のコントロールのザグリを広げなければいけない。
ジャックの位置やスペース的にも問題がありそう。

やっぱり最初の並びが一番扱いやすくて見た目も良さそう。


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2月17日 5弦ベースネック。 [ベース自作]

ベースボディに合いそうなネックをヤフオクでゲットした。

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迫力がある。思っていた以上にデカい。これが5弦ベースネックか。

国内工房で OEM 品の残りらしい。
最近こういった流出パーツが多い気がする。
それだけ看板を下ろす工房が多いのか?だとしたら寂しい限りだ。

ともかく、同じような感じの国産ネック半加工品が2種類あったうちの安い方を買った。

ヤフオク1000円クーポンやら電気なんとかポイントを使って送料込み実質3600円くらいだった。

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「安い方」とはいえ、国産ハイエンド系ベースメーカーのOEMらしいので、質はすごく良いモノに見える。(素人目線では)

指板の加工もバッチリだし、木材自体もかなり良さそう。
ネックの歪みもなく真っ直ぐ。

早速あれこれサイズなどを確認してみる。

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イラストレーターでこんな感じの簡易ラディアス計を作って合わせてみる。

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どうやら 305R で間違いなさそう。

ギブソン系と同じRで自分的には馴染んでいる。
あと、Ibanez SR1000 も305R なので使いやすい。

現代ではテクニカル系ベースはもっとフラットな指板Rなのもあるけど、自分的にはこれがベストのRだとも言える。

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念のため 408R とも合わせて見る。
数値が合っていないとこんな風に指板との間に隙間ができる。

それにしても綺麗なメイプル指板だ。
すでにツルツルに処理してあって、あとは仕上げの磨きぐらいで塗装に行けそう。

杢目も良い感じ。
あんまりギラギラしたキルト系指板は好みで無いのでこれくらいが丁度良い。

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24フレットのネック幅は 79mm ほど。

ネックポケットの幅が 75mm くらいなので少し太い。

ネックを加工すべきか?ポケットを広げるべきか?悩むところ。

ちなみに、SR1000 はブリッジ弦間距離 19mm で 24フレットで 60mm の幅。
そのまま1弦分(19mm)を足しすと、これと同じネック幅(79mm)となる。

一方ボディーの方の 75mm というポケット幅はそれより 4mm 細いので、弦間 18mm のブリッジを想定しているのだろう。

近年は 5弦だと弦間 18mm にしているメーカーが多い。もっと細くしているところもある。
なので5弦用ブリッジも 18mm の方が手に入れやすい。

ゴトーのブリッジも一般市販用の5弦ブリッジは全部 18mm。

19mm のブリッジだと海外の高いやつばっかりになっちゃう。
世界の Gotoh が選べないのは厳しいな・・・・

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ナットの方も幅広。およそ 48mm。

SR1000 はナットの弦間隔 10mmでナット幅 38mm。
なのでこれは、それに1弦分(10mm)を足した長さになる。

このまま作れば、SR1000 と同じようなフィーリングでフィンガリングできるネックになりそう。

ただ、この幅のナットも現代では手に入れにくい。

弦の溝切がある TUSQ XL のナットを買おうと思ってたんだけど、この幅のは無いんだよね。
ナット弦間 9mm 程のしか無い。(ブリッジ弦間18mmに合わせたナット幅だろう)

ネックを削らずに作るならば、自分でナット成形するしかなさそう・・・・できるかな。

現実には、弦幅 18mm で作った方が現代的で弾きやすいし、パーツも手に入れやすい。

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でも、う~ん、惜しいなぁ、あとちょっとなんだけどな。
ポケットの方を修正するだけなら比較的簡単にできそう。

ネックを直すとなると、ネック全体を削り直さなければいけないからかなりの作業量になる。

パーツが安い・手に入れやすい、弾きやすい方を選ぶか、
作業量が少ない、SR1000 と同じで弾き慣れた感覚を選ぶか。

・・・いまの自分にはお金より時間の方が貴重なので、作業量が少ない方を選ぶだろうな。

ただ最終的に決めるのは、ネックポケットを削っても本当に大丈夫なのか確かめてから。

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あと、ナットの溝なんだけど、こんなに細くて浅くて大丈夫なの?

と思ったけど、フェンダーのジャズべ/プレべのナットもこんなもんだった。
実物を見て確かめた。なんならもっと細いくらいだった。

自分的にはもう少し深く削るかもしれない。ミスの無いようにほんの少しだけ。

IMG_0783.jpg

あとは、ネックの方にネジの下穴?が開いてたけど、ボディ側と位置が少しズレてる。
ネックの方が内側。穴3分の1くらい被る。

これを埋めたときに、埋め木の硬さがメイプルと違いすぎると、新しく開けるネジ穴がズレてしまいそうで怖い。

竹ひごで埋めようかと思っていたけど、メイプルの硬さと竹の硬さはどれくらい違うのかな?

どっちもバットに使われるくらいだから大丈夫かな?
(メイプルは硬めのバット・竹は練習用バットが主らしい)

これもちょっと調べないといけない。

IMG_0787.jpg

ネックのグリップも荒加工は終わっているのであとは仕上げのみ。
ネック幅が決まったらやって行こう。

本当はネックを入手するのはもっと時間がかかると思っていたんだけど、何かないかな?くらいの軽い気持ちでヤフオクを見ていたらあっさりとみつかった。

最初はじっくりと作っているつもりだった今回のベースだけど、どんどんパーツが集まって行く。
まるでボディーが呼び寄せているようだ。

なんだかこれは良いベースになりそうだ。


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2月13日 AKAI 1997system SB-511 body. [ベース自作]

先日買った謎ボディの素性が判明した。

寝る前に何となくメルカリでベースパーツを掘っていたら、全く同じボディが売りに出されていた。
商品説明には AKAI 1997project ベースボディと書いてあった。

その日はそのまま就寝。翌日ネットで調べてみると、

sb511_1.jpg

ありました。(今回画像はネットで拾った無断転載なので問題があったらすぐ消します)

DJ 機器で有名な AKAI が 1997system というブランド名?でごくわずかな期間販売した SB-511 というベースだと判明した。

詳細なスペックも分かったので、このボディが正真正銘のライト・アッシュ2Pだと確定した。

名前の通り1997年~99年とごくわずかな間販売されたものなので、実に25年以上寝かされたライト・アッシュ・ボディだ。

25年前の定価で30万以上なので、かなり高額な価格設定。

やはり俺の目利きは正しかった。

これだけのアッシュだと、今なら無加工の状態でも2万はするだろう。

sb511_2.jpg

コントロールはヴォリューム・バランス・ロー・ハイEQ・アクティブ/パッシブ切り替えSW。

ネックはメイプルにエボニー指板。24フレット。
P.U.はオリジナルだけど、汎用性の高いEMGサイズにしてくれたのはありがたい。

sb511_3.jpg

ブリッジは専用に開発されたオリジナルもの。
どう探してもピッタリくるものが無かったので納得。

ネックポケット幅も75mmと、5弦にしては少し狭いなと思っていたが、かなりナローな弦幅にしてあるのだろう。

今回一般的な幅のネックを使うので、ここは何らかの加工が必要だな。

それにしてもこのシリーズ、全く売れなかったらしい。勿体ない。

90年代はすでにAKAIというネームバリューはあったもののギターメーカーとしては新参。
それなのにいきなり30万越えのハイエンド機のみ展開。うーん、厳しいよね。

デザインも、惜しいところでもう少しあか抜けない。

ブリッジとノブがとにかくダメ。格好悪い。
ボディシェイプは良い感じだけど、エッジとかコンターの感じが中途半端。
演奏性を考慮してコンター入れてるのにエッジが角ばってるのであたると痛そう。

あと、せっかくのアッシュなのに全然杢目が活かせてない。
これは当時の塗装技術というか、木材に対する考え方の違いかな。
今だったらウッドフィラーに染料を混ぜて導管をバリバリ着色して目立たせるはず。

当時は木は木としてそのままで使ってたんだろうな。だって、

sb511_4.jpg

せっかくの極上アッシュなのにこんな塗りつぶしモデルもあったりして、滅茶苦茶勿体ない。

まぁ同時期のアイバニーズSR1000も同じように塗りつぶしてたわけで。
これが当時の考え方なんだろうな。自由に贅沢に木材が使えた最後の時代。

そのSR1000も年代的にもスペック的にも同じくらいで定価は10万円くらいかな?
30万円のこれとどっちを選ぶ?

新規メーカーのAKAIとすでにトップメーカーとしての地位を確立したIbanez。
すでに約束された敗北だったわけで。もう少しうまくやりようがあったんじゃないかなと今となっては思える。勿体ない。

こんなレアなベースでもYoutubeに試奏動画なんかもあったりして。
ネット時代ってのはすごいね。


(この三木楽器さんの試奏動画も無断で埋め込んでいるので問題があったら消します)

これを聴くとかなり良い音だというのが分かる。いいよコレ。

やはり俺の目利きは間違っていなかったと今日2回目の自画自賛。


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