12月8日 Bass Clone を買った。 [Small Clone 風]
形から調べると、型番NRJ6HM-1 で間違いなさそう。よかった。
こちらもチップパーツがビッシリ。
これもどちらも中華製のジェネリックICだろう。
根気よくやって行けばできるのかもしれないけれど俺には無理だ。
3月17日 スモールクローン追加しました。 [Small Clone 風]
季節の変わり目には必ず風邪をひいてしまいます。
今回もまた例によってひどいカゼでぐったりとしておりました。
そんなこんなで、予定より1日遅れですが、エフェクターレイアウト・アーカイブのページに
Electro Harmonix の Small Clone を参考にしたレイアウトを追加しました。
↑ アーカイブページのこのバナーをクリックしてください。
コードネームはSmall Kowloon (スモール・クーロン)です。
このコーラスはいまだに最も多くお問い合わせのあるレイアウトです。
以前にお断りしてしまった人も何名もいますので、今回のアップを心待ちにしていただいた方もいるかもしれません。
お待たせしました!再公開です!!
と言っても、今は2段なんかにしなくてもMXRサイズに入るようなレイアウトを作っている人もいるので、すでに少し需要は減っているかもしれませんが。
それでも、基板上の美しさは負けてないと思っております。
まぁ、そんなもんは音には関係ないんですけどね。
今回のコーラスは自分の作ったレイアウトの中では、現在最高難度の製作レベルです。
腕に自信のある人のみ挑戦してください。
軽い気持ちで作り始めると地獄を見ることになるでしょう。
PDFには、観光基板用のパターンも載せていますが、
せっかくならばユニバーサル基板で作ることをおすすめします。
音とか云々よりも、完成した時の達成感が半端ないです。
最初にコーラスの音がちゃんと出たときのカタルシスこそが、自作の醍醐味です。
よりマニアックに攻めるのであれば、是非この快感を経験してもらいたい。
変態的な話はそこそこにしておいて、出来上がったエフェクターの詳しい説明は
以前かなり詳細にレポートしていますので、過去のページを参照してください。
スモール・クーロンがかなり良くって、自分的にコーラスはこれ一つで完結してしまいました。
なので、あんまり空間系のエフェクターを作らないんですよね。
とにかく、それくらいおすすめのエフェクターです。
IC の入手がどんどん困難になっているみたいなので、そこだけが懸念ですね。
3月9日 けちって失敗。 [Small Clone 風]
今回も大成功だったスモーリクローンの製作。
せっかく時間をかけて作ったレイアウトだし、発表したいのですが、
こういうのってアップして良いものなのかどうなのか、よく分からないところです。
特に今回は回路的な変更点もないし、どうしようかなって考えていたら
そもそもソネットはPDFはアップできないみたいです。
一応、別の場所に置いてありますのでご希望の方は こちら からどうぞ。
この基板をユニバーサルで作るのは正気の沙汰ではないだろうと思い
PCB用の実寸サイズも付けたのですが、フリーのPDFソフトを使ったら思いっきりボケちゃいました。
ひょっとするとコレでは使い物にならないかもしれません。。。
どちらにせよ、なにか問題があったらすぐに引っ込めます。
それでなくても1週間くらいで引っ込めるかもしれません。
【追記】
PDF、引っ込めました。欲しいと思われる方がいましたら、コメント欄にお知らせ下さい。(現在レイアウトの配布は行っていません。ごめんなさい。)
3月5日 グランジィ。 [Small Clone 風]
足掛け4ヶ月ぐらい掛かりましたが、ようやく完成しました!
↑ シールはこんな感じ。シンプルにしました。
これまで派手なシールが多かったので、なんだか物足りない気がします。
↑ 試しにパルサー君の黒いツマミと交換してみました。少しだけ表情が引き締まった気がします。
とりあえずはこのままで行くことにしました。
実機は Rate が真ん中で Depth スイッチが左側なのですが、先に作ったパルサーもディレイも、Rate(Speed コントロール)が左側で Depth を右側にしてしまったのでそちらに合わせました。
そのせいでポットまわりの配線がぐちゃぐちゃに。。
↑ 内部はこんな感じ。基板からの配線をもう少し綺麗にしたかったです。
スペースはかなりキツキツです。 ウフフ。
こうなると、唯一空いている ↑ このスペースも何か埋めてやりたくなります。
スライドスイッチとかなら行けそうです。
↑ この1μのコンデンサの値を小さくすることによって、低音をカットすることが出来るそうです。
これを切り替えて Low-Cut スイッチにする MOD ですね。
確かに Depth を上げると低音が若干強くなる気がするので、これはあっても良いかも。
スペース的に電解コンは難しいので、やるならばタンタルか積セラになるでしょう。
とは言ったものの現時点で音に不満はないので、まぁ、やるとしてもしばらく後になってから。
↑ いつもの場所に、いつものシールを貼って完成!!
シンプルです。こうしてパルサーと並べると、やっぱりヤスリをかけたほうが断然良いです。
さらに、深夜にも関わらず、音録ってみました。
使ったギターはいつもの練習用。
いつものように Line 6 のアンプシミュ。Marshall 1968 のクリーンな音で。
自分がスモール・クローンと聞いて真っ先に思い出すのがこれ。柄にもなくグランジィ。
途中で亡霊のささやきが聞こえて来ますが、気にしないで下さい。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
Rate:12時 Depth:2時くらいで。 凄く良い!そのまんまアレ。
後半のギターソロ(?)的な部分は前でエレハモ仲間のビッグマフを踏みましたが、いまひとつしっくりこない。やはりオレンジ色のアイツじゃないと駄目なのか?
お次はメタリっ子の総本山。メタリカ。またしても「死磁石」から。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
ジェイムズの方は Rate:9時 Depth:max
カークの方は Rate:4時 Depth:2時 くらいで。前で70万メタルを踏んでます。
最後にちょこっとリフは大好きな70万のみ。
次はちょっとだけ控えめ(?)に。階段登ってみました。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
Rate:10時 Depth:10時 くらいで。
メタリっ子なのでコーラスの使い方が偏っています。。というか使い方がよく分かりません。。
最後は、ディレイを後ろで踏みました。自分の中でイメージするフルシャンテ。違う?
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
Rate:12時 Depth:2時 くらい。
いやぁ~~、面白い。深夜だというのに、ひたすら遊んじゃいました。
ほぼ、イメージ通りの音になったと言って良いのではないでしょうか。
まだ電池でしか試していませんが、心配していたクロックノイズは今のところ全くありません。
前後に歪みを挟んでも大丈夫でした。
基板を分割したので、どうかと思いましたが、結果的には大成功です。
長い時間がかかっただけに喜びもひとしおです。嬉しい。
テンション上がりすぎて、かなり遅くなってしまいました。。 今日はここまで。
3月3日 地獄→天国→地獄・・・ [Small Clone 風]
外は雪です。今年になって初めてまともに降った雪です。
あまりに寒いので窓を閉めたまま作業していたら具合が悪くなってしまいました。
さあ、不安一杯でスタートしたスモーリクローンの続きです。
↑ まずは POT の取り付けと、基板の合体です。
2つの基板は、こんな風に、単線で繋ぎました。
写真では開いていますがケースにしまうときは、ここがパックリと閉じます。
↑ 反対側から見るとこんな感じです。
きっちり固定される方が良いかなと思い単線にしましたが、メンテナンス性を考えるのであれば撚り線の方が良いかもしれません。
どちらが良いとも言えません。お好みでやってしまって良いと思います。
↑ 基板が出来上がったので、ケースに組み込む前にテストしてみました。
音が出ません。
絶望です。
この数ヶ月間の作業が全て水泡と化した瞬間です。
とにかく音が全然出ません。
もういちど、基板のチェックやパーツの配置を見直したが全く問題なし。
回路図にまで立ち返ってレイアウトと付き合わせてみるも全く問題なし。
打つ手なしです。
やっぱり2段組みにしたのがよくなかったのでしょうか。。
祈る気持ちで、微妙な部分にハンダこてを当てなおしてみましたが、やっぱりだめでした。。
やけくそになってポットをひねり回したり、スイッチを凄い勢いで ON/OFF/ON/OFF しましたがなんの反応もせず。遠~~くの方で小~さく原音だけが鳴っています。
半狂乱のままトリマをめちゃくちゃに回していたら音が鳴りました。
どうやら、トリマの効く範囲がかなり狭く(全体の20%くらい)、しかもピンポイント以外では音が出なくなってしまうようです。知りませんでした。
あやうく怒りにまかせて基板を壁に投げつけて全てを台無しにしてしまうところでした。
なにごとも冷静に運ばなければいけない。ということですね。
↑ 音が出たので、気を取り直してケースに組み込み。 ここでまたテスト。
また問題発生。
今度は、コーラスはちゃんと掛かっているのだが、出音がやたらと小さい。
体感でバイパス音の半分以下しか出ていない。
「なんだ、またトリマか?」なんて軽い気持ちでトリマを回すが全く変わらず。。
先ほどの反省から、冷静に対処するのかと思いきや、またしても激昂。
意味も無くやたらと振り回したり、ジャックからプラグを抜いたり挿したり抜いたり挿したり抜いたり挿したり抜いたり挿したりしたけれども何の反応もなし。
一度うまくいっただけに原因が分からず余計に腹立たしい。
トランジスタをいろいろと差し替えてみるも、進展なし。
やってるうちに電池が外れてしまった。
「あれ?それでも原音が出てるぞ??」
どうもおかしい。
どっかでブリッジしてるか、グランドがどっかで切れててその分が出力に回ってきてるのかも。
試しに、電源ラインの電圧を測ってみる。
9Vの方は問題なく出ている。
バイアスの方は、、、ありゃ、こっちも9V出てる。何だコリャ?
で、電源まわりのハンダを見てみる。問題はなさそうだが、念のため再ハンダ。
それからグラウンドまわりも見てみる。
ありました。グランド部分で2つの基板を繋ぐ単線がグラグラになってました。。。
先ほど大暴れしたせいで外れちゃったみたいです。。
見れば、output に繋がる撚り線も切れかかってました。。。
2つの線を直すと、スピーカーからは綺麗なコーラス音がついに出ました。
苦労した分、喜びも倍増です。ニヤニヤが止まりません。
でも、よくよく考えたらただ単に自滅していただけですね。。。
う~ん、今回は久しぶりにはまってしまいました。。。自爆ですが。
本日2度目の教訓 “何事も冷静に”
そういうことです。。。 今日は疲れました。
明日は問題なく完成となれば良いなぁ。
3月2日 小さな複製品。 [Small Clone 風]
昨日 Rat の作業を凍結したばかりですが、中途半端に手をつけていた機械はまだまだあります。
コードネームは “相撲 Re:九龍”
↑ どうしても MXR サイズで、電池が入るようにしたかったので、基板を分割してみました。
果たしてうまくいくでしょうか。
↑ どーん! 速攻で完成!!
嘘です。本当は3~4ヶ月前から暇をみては少~しずつ進めてました。
↑ こんな感じで、プラ板で絶縁しつつ、2段にしてしまおうという考えです。
2つの基板は線材で繋ぎます。素人考えですが、うまくいくかな?
↑ 基板裏。 まだ “丁寧にやる” スキルが身に付く前にやった部分もあるので
見た目汚いところが多いです。。。
はたして、うまくいくのかどうか?