5月13日 テスト。 [Power Supply]
それでは、昨日の続きです。
ようやく完成したパワーサプライを使ってみました。
まずは、各エフェクターに繋ぐDCコードが必要なので数本自作。
なんかジャック部分がでかくて不恰好です。
これだけ安い市販品を買ってこようと思います。
そして、試奏。
まずは2台。問題なく電気が供給されています。
音的にも問題なし。さすがに歪み系のノイズ量はあまり変わらないようです。
そして3台。これも問題なく動作。
このコンプは、アダプター直で繋いでいたときはうっすらと“ブーン”というノイズが聞こえていました。
で、パワーサプライを通したところ、何か、ちょっとだけ、減ったような気がしました。
で、調子に乗って弾いていたらいきなり問題発生。
しばらく弾いていたら、突然音が出なくなった。
どうも左のFUZZをONにすると音が出なくなるようだ。
原因を調べるために蓋を開けてみる。
今回、12v 1A のアダプターを使っていたのですが、
初期に作ったFUZZは、電流部のダイオードにヤワなヤツを使っていたため(650mA)ぶっ壊れてしまったようです。
試しに電池で動かしてみたところ、正常に動作したので、どうやら間違いないようです。
まぁ、どうせ新しいシールも作り直してあったんだし、初期に作ったやつは線材もハンズで買ったしょぼいヤツだったのでいつかは変えたいな、とも思っていたし、トランジスタもびよ~んと伸びたソケットで仮止めしただけの不安定な状態だったし、調度良い機会だから、全部直しちゃおうかな。
なんて無理やり前向きな気分で修理することにしてぶっ壊れた機械を横に置き、気を取り直していろいろと試してみる。
すると今度は1980円で買った激安コーラスのLEDがぶっ飛んだ。
音は普通に出ているのでLEDだけがぶっ飛んだようだ。
BOSSのエフェクターは全然大丈夫だったので、やっぱり安物はパーツもしょぼいの使ってんのかな、なんて思っていたが、
そろそろこの辺でアダプターのヤバさにもうっすらと気づき始めています。
やっぱ安もんは駄目だな、何て考えながら更にしばらく引き続けました。
パワーサプライを作ったので、急遽エフェクターボードを作りました。
3~4台だけ繋げる小さいのが欲しかったので。
これの製作レポートも後で番外編として載せようと思います。
ここで、試奏に飽きてきたのでラジオを付けてみると何故かノイズが酷くてまともに聞こえなくなっている。
何故だ?と思いながらアンテナを動かしてみても全然変化なし。線が抜けているわけでもない。
もしかしたら、と思いつつアダプターをコンセントから抜いてみると、いきなりラジオが聞こえだした。
ウォッ!!
こんなにノイズ出してんの?
何て思いつつラジオを消して再びギター再開。
せっかくなので音録っておこうと思いPCを立ち上げる。
エフェクターをONにしてしばらく弾いていると突然のフリーズ!
まぁこれくらいはよくあることなので、再起動。
そしてまたフリーズ。
何度やってもフリーズ。
さすがに慌てました。
もしかしてパワーサプライの製作も失敗か?
と、半ば絶望的な気持ちになりました。
試しに他のアダプターで試すと、ラジオも普通に聞こえ、駄目だったはずの激安コーラスのLEDも復活。
せっかく通販で買った極小アダプターですが、駄目だったようです。
アダプターのノイズが逆流してしまい、コンセントを伝わって家中の家電にノイズをばら撒いていたようです。
結構危険なことになっていたのでしょうか。
とりあえずパワーサプライ自体には問題ないようなので安心はしました。
代わりのアダプターは、後日ブックオフのジャンクコーナーで買いました。
ブックオフで買ったアダプターを使ってみたところ、問題なく作動。
いまのところ快調です。
300mAしかありませんが、YAMAHAのアダプターが315円で売ってました。
最初からこっち見ておけば良かったです。
DCコードの方も買ってきました。配線が大分すっきりしました。
パワーサプライはこれにて完成です。
思ったよりも日数がかかってしまいました。
今回は、厳密に言うとエフェクターではないのかもしれませんが、あると非常に便利な機械です。
気持ち程度ですが、アダプター直よりもノイズが少ないし、
何よりも電池交換の必要がなくなるのが大きいですね。
アダプターの失敗はありましたが、今回の製作も概ね成功だったと言えるでしょう。
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