SSブログ

12月18日 贅沢なバッファ。 [A-B LOOP BOX]

ラインとループの部分はすでに完成しました。
残る部分はバッファですね。

これをどうしようかとあれこれ考えていました。
まず、基板のサイズが限られていますので、これに入るシンプルなもの。
それでいて音も良い。そんなものを探していました。

いくつかの候補から、今回使用するバッファを決定しました。
厳密に言うとバッファではなくてブースターなのですが、出力を下げればバッファとしても使えるのではないか、という情報がネット上にあったので、試してみることにしました。
Z.VEX の Super Hard On 的なブースターです。
単体で買うと数万円のブースターです。
そう考えると、かなり贅沢なバッファになりますね。何だかワクワクしてきました。

1614389
↑で、いきなり完成。
パーツ数がかなり少なかったので制作はあっという間でした。
ボリュームはポットにして自由に調節する形にしても良かったのですが、
今回は半固定抵抗にしました。あくまでもバッファということで。

1614391
↑裏側はこんな感じ。

IMG_0022.JPG
↑絶縁のプラ板を貼って完成。

IMG_0025.JPG
↑で、組み込んで試奏。

ライン・ループの切り替えは問題なくできました。
心配していた切り替え時のポップ音もありませんでした。バッファを入れた効果でしょうか。

驚いたのが音質です。
Super Hard On 的なブースターを通して出力された音には原音には無かった艶というか、豊かな倍音が加えられて良~い音になっていました。
トリムのゲインをもっと上げたくなりましたが、あくまでも今回はバッファなので、涙を呑んで最低限の出力にしました。
いつか単体で作っても良いかもしれません。

この部品数でこれだけの音を出せるのは凄いです。Z.VEX。
「このパーツ数でこの値段は高すぎる」という人もいますが、それは間違っていると思います。
エフェクターに限りませんが、そこに掛かる価格のほとんどは、
“回路の設計や開発のアイディア、物を作るときの技術。”これに掛かっていると思います。

「こんなの簡単だよ」と言っている人も、設計図がなければ作ることはできなかったと思います。
マニアならば、エフェクターに対する愛を! オリジナルに対する敬意を! 持たなければ!

最後はわけがわからなくなってしまいました。
頭がおかしくなってしまったようです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。