10月15日 おひろめ。 [Tone Eater Wah]
先ほど dennさんより「届いたよー」との連絡がありました。
早速 Tone Eater 2号機の外観をお披露目しましょう。
↑ どーん!! やっぱりこのアングルからの見た目は圧巻です。
↑ 正面。前に自分のヤツと比べましたが、すごい開きます。
開き過ぎてワウの有効範囲を超えてしまいました。後半、音が変化しないデッドな部分があります。
個体差なのかもしれませんが、このポットはグワっと抵抗値が上がる部分が最初の方に偏っていて、これ以上動かすこともできないのです。
後ろの部分のゴムをもっと分厚いヤツに変えて対応すれば調度良くなりそうです。
交換用の分厚い純正ゴムを取り寄せてあるので、必要であれば言ってください。
↑ CAUTION シール。指を挟まないように、本当に気をつけてくださいね。
剥がれても大丈夫なように、色違いで予備のシールを同封しました。
↑ それから、このへんに“波形陰陽”シールを貼りたかったのですが、ちょっとうるさくなりそうだったので控えました。これも同封してありますので、お好みで貼り付けてください。
↑ DIVING HEAD と TONE EATER のシールをどこへ貼るか迷いました。
↑ こんな感じで、後ろにつけました。
全体的にシールが多かったですね。いらないヤツは剥がしてください。
↑ 配線のコツが分かったので、よりオーガニックな感じになりました。
↑ ここはほとんど変わらず。基板をちょっと削って、おまじないの抵抗を1つ追加しました。
↑ 今回一番悩んだのが、このスイッチ部分。
結局、ミレニアムバイパスはやめてトゥルーバイパスにしました。
↑ こんな感じに直結してスイッチング時の“ボンッ”というポップノイズの違いを録ってみました。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
↑ 最初の数回がミレニアム(1号機)のヤツです。
後ろに歪みを踏むと、かなり派手に“ポンッ!”って鳴ってます。
後半がトゥルーバイパス(2号機)。スイッチング時のノイズは全くなくなりました。
無音時のノイズも減った気がします。
はっきり言って、ミレニアムは失敗でした。エフェクターの種類によっては問題ないのがあるかもしれませんが、自分はもう2度と使わないと思います。みんなが使わない理由が分かりました。
1号機のスイッチも、早急にパーツを仕入れてトゥルーバイパスに変更したいと思います。
↑ Carling のスイッチ買っちゃったんだよなぁ、もう使わないだろうなぁコレ。
ヤフオクで処分しようかな。。。
↑ ギアの部分。
グリースは、使用しているうちに劣化したり、量が減ったりします。
見た目でものすごく汚れてたり、動きが硬くなってきたりしたら塗りなおしてください。
大きめの楽器屋さんで、ワウ用のグリースも売っていると思います。(ちょっと割高です)
自分は、タミヤのプラスチックギア用(ラジコン用)のグリースを使ってます。
(金属用のグリースは、油でギアが変形することがあるのでお奨めできません)
それから、蓋の接合部分の金属(丸い棒:ワウの支点部分)が、少し錆びて「キィキィ」言っていたのでクレ556をほんの少しだけ吹いておきました。
しばらくしてまたキイキイ言ったら、金属部を掃除して他の部分に掛からないように、ほぉ~んの少しだけ吹いてください。
↑ あと、裏蓋の部分。この状態だと、踏んだときの負荷が真ん中に集中してしまい、鉄板の中心が窪んでしまうかもしれません。
内部で蓋がパーツに触れると、ショートして動作しなくなってしまいますので、注意してください。
かなり長くなってしまいましたね。まだまだ続きます。。。
音録ってみました。
↓ まずはノーマル音。クリーンなセッティングで。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
W=6 Q=5~10~1~5 B=1 I=赤 です。
始まってから 20秒、30秒、45秒くらいの位置で、Q のツマミを 5~10~1~5 と動かしてます。
Q による変化がなんとなくわかれば良いなぁ~、と思って、、、
適当に弾きすぎて、いまひとつ良く分からない感じになってしまいました。。。
↓ 次。後ろにTS9(DOD)を踏んでみました。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
W=3 Q=3 B=7 I=黄 です。
エアロスミス風。
実は、つい最近知ったのですが、レス・ポール氏がお亡くなりになったそうです。
自分がレスポールを好きになった直接のきっかけは、ジョー・ペリーとザック・ワイルドでした。
その中で自分が一番好きなギターソロでやんす。
リズムキープも出来てないドヘタですが、自分なりに、追悼の意をこめて。
↓ もういっこだけ。メタル系の極歪にも負けないワウ音を。後ろに70万です。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
W=6 Q=1~3 B=7 I=赤 です。
でました。そのまんまメタリカ風。
あまりイメージには無いかもしれませんが、カーク・ハメットが使っていた黒のレスポールタイプも大好きです。(厳密にはレスポールとは言えませんが)
一時それに影響されて Les Paul Gothic というヤツを持っていたのですが、音があまり気に入らなかったので(普通よりボディーが薄くて、音が軽い気がした)手離してしまいました。
いまでも、隙あらば黒のスタジオをゲットしてやろうと、ヤフオクを見ています。
いやぁ~、毎度自画自賛で申し訳ないですが、かなり良いです。
音のバリエーションもかなり幅があるので、サンプル音をいくら録っても足りないくらいです。
やはり、実際に使いながらお好みのポジションを探して行くのが良いのだと思います。
どんどん踏みまくって、自分のものにしてくださいね。
ちなみに、ほんとにちなみにですが、今回の制作費をば。
基本形が 2,4000円 (ケース・ギア・ポット代含まず)
(オプション)LED付きトゥルーバイパス +500円
(オプション)インダクタ切り替え +3,000円
合計で 27,500円 で製作させていただきました。
いやらしぃですね、ええ。すいません。。。あくまでも、参考までに。。。失礼しました。
dennさん、nice ありがとうございます。
by KOVCH (2009-10-18 23:38)