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9月24日 コンプ・リバイバル。 [Dyna Comp 風]

まだ音は録ってないんですけど、前回作った光学式コンプがすこぶる良い感触です。
こうなってくると、ICとトランジスタで作ったソリッドなコンプとの違いも気になってきます。

以前に一度、ダイナコンプは作ったのですが、ツマミを4個にしたせいで、逆に使い勝手がいまひとつになってしまったのですよ何事もやりすぎは良くないということです。
ノイズの量もちょっと多いかなと。

ってことで、じゃあ、ROSSコンプの方を作ってみようかな、なんて思った次第であります。

2台目なので同じことをしても面白くない。
せっかくだから何とかしてミニケースに収まらないかな?
なんてぼんやり考えながらレイアウトを作り直しました。

いつものように、下の画像のリンク先にあるレイアウト・アーカイブページから、同じバナー画像を探してクリックしてください。レイアウトのPDFにリンクします。まわりくどくてすみまめん。

logo_ross.gif

前回に引き続き参考にしたのはトンパのレイアウト。 最終的には全く違う形になりました。
なんとかミニサイズにおさめました。
ただ、Q4の高さと、ほとんどの抵抗を立てて配置しているので、その高さが心配です。
多分、大丈夫だとはおもうんですけど、どうかな・・・・・

嫌いなジャンパ線もあるけれど、電源ラインなのでかんべんしてください。
あと、大嫌いな立てた抵抗ばっかりだけど、さすがに全部寝かせてレイアウトするのは無理でした。

気をつけなければいけないのが、電解コンのサイズ。
青い色の電解コンは、ROSSバージョンで追加されたノイズ除けのおまじないです。
音には影響ないので、ここはディップ・タンタルで十分です。
というか、むしろタンタルの方がノイズ特性は優れている(らしい)ので、その方が良いかもです。
というか、タンタルでないとサイズ的におさまりません。
安い超小型の電解コンでも十分です。

赤い字のコンデンサは、電源まわりのノイズ除けのおまじないコンデンサです。
これも何でも良いので、背の低いタイプや超小型のタイプを使えば良いでしょう。
ここは置き方を工夫すれば普通サイズでもなんとかなるかもしれませんが多分無理です。

47μの電解コンは特に置き場所が無くて困るところです。
ここはオリジナルにはない、ノイズ除けのおまじないコンデンサなので、別に無くても大丈夫です。
もしくは荒々しくDCジャックに直付けでも良いでしょう。
もしくは10μくらいまでサイズを下げても問題ないでしょう。

唯一、音に関係する電解コンがあります。
それは横に倒して置くようにしてあります。
普通サイズのものなら何でも使えるので、こだわりの高級電解コンデンサを使いましょう。

残った2つの電解コン(青い文字)は、グランドにつながってる音にはあまり関係ない(多分)ヤツです。
なので、背の低いタイプや小型の電解コンで問題ないでしょう。
1μのはディップ・タンタルでもいいんじゃないかな。

あとは、基板内蔵にした半固定抵抗ですが、ものによって足の配置が違うので注意して下さい。
自分はギャレットの白いオリジナルトリマーを前提に作りました。
ほかの半固定抵抗を使うときは、適宜レイアウトを調整してください。

コンデンサ類は、いちおう隣り合わせにはならないように気をつけて配置しました。
Q2~5の距離が近めなのがちょっと気になりますが、まぁ大丈夫だと思います。

とにかく基板上は開いているスペースがほとんどないくらい、ギッチギチにパーツとラインがひしめき合ってます。
さらに加えて、ケース配置もかなりギリギリです。
ジャックの上に基板をのせるので、ジャックの穴を上の方ギリギリに開けなければいけません。

もうちょっと頑張って、16×13で、ジャックの上に置かずに作れるレイアウトも作りました。
しかし、配線がかなりアクロバティックで、結局ラインが長くなるという本末転倒になってしまたので、ボツにしました。
あとQの距離が近くなりすぎたので、それも嫌だなと思って。
より小さい方のレイアウトが良い、と言う人がいたらそちらもアップします。

これを作ろう!となったときは、おそらく地獄のような苦しみを味わうと思います。
相当の覚悟が必要です。

PDFの2ページめは、もうちょっとだけ作りやすい、MXR(Hammond1590B)サイズのレイアウトです。
先にこっちのレイアウトを作ってから、ミニサイズに収まるようにギチギチに調整しました。
コッチの方が、立てる抵抗はないし、電解コンも全て普通サイズが使えます。
ケース内部は余裕があるので、難易度はすこし下がるでしょう。

コードネームはマイクロ・サイズのロスコンプなので、micross(ミクロス)です。

10081608a.jpg

これはミクラスですね。

mondai55.jpg

こっちがミクロス。

戦闘機がロボットに変身するのはマクロス。

基本的な回路はダイナコンプと同じなので、カテゴリー上は同じものとして分類しています。
そろそろサブカテゴリーも整理しないといけません。

と、ひとまず回路レイアウトだけババっと作ってしまいましたが、いつもながら実際にこれを作る日は訪れるのでしょうか?
そしてオプト・コンプの音もいいかげん録らなければいけませんね。

【追記】

ケースの中にジャックを置いて、基板に抵抗とトランジスタを挿した状態で蓋が閉まるか見てみました。

IMG_0275.JPG

う~ん、どうでしょうね・・・かなり微妙なところです。
端の部分は蓋の内側の凸に触れてしまいそうです。
抵抗は折り目をきっちり付ければ行けそうな気がします。
トランジスタは、う~ん、もっと足を短くするか、最悪折り曲げて倒すかですね。美しくないけど。

ま、TRは端と言っても足の部分がかかってるだけなので、うまくすれば蓋には干渉せずに済むかも。
やっぱりこればっかりは作ってみないと分からないかな。

【さらに追記】

やっぱり抵抗の高さが気になったので、レイアウトを修正して基板のヘリの部分に抵抗がかからないようにしました。
これでもう少しは作りやすくなったのではないかと。

いくつか使わない穴を残してあります。
これはVbからグランドに落ちる1μのコンデンサを背の低いタンタルにした場合、横に回転させれば空いたスペースに1Mの抵抗が置けるようになります。

あとは、3bにつながる10kの抵抗をPOT側の基板に持ってっちゃえば、その横の10μの電解コンを倒すスペースができます。

そんな風に、自分の使うパーツなどに合わせて、あれこれアレンジしちゃってかまいませんえん。


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