12月10日 ゼロ・ポイントなんとかシステム。 [ギターの話]
ここ4回分くらいの記事は2~3日の間に起こったことなんですけどね、いっぺんに書くとすごい量になっちゃうので、少しずつ書き溜めておいたものをひとつずつアップしています。
今回は、Ibanez "S" のブリッジのおはなしです。
ロック式ブリッジの場合、弦をいつもと違うのに代えたら、 トレモロのバネの張り具合を調節しなければいけません。
FOEHNの中華弦はハリガネ感が強く、ダダリオに比べて張力が少し強いです。
なので、トレモロバネを目盛り半分くらい強めにセットし直しました。
このシステムだと、バネの調節が簡単にできるのが良いですね。
ちなみにブリッジを真ん中で固定できるゼロポイントなんとかシステムはちょっと前から外しています。
クリケット奏法ができないのはもちろんですが、ダイムバグダレルのいわゆる“スクウィール”をやるときに真ん中で引っかかってしまって、うまくハーモニクス音が出ないんですね。
そういう「制約」みたいのが嫌で外しました。
ゼロなんとかシステムを抜きにしても、バネの調節が簡単にできるのはかなり良いです。
ただ、ユニット自体が重いのが難点ですね。
せっかく軽量のSのボディーなのに。
あと、チョーキングした時にブリッジがかなり動くようになりましたね。
前はゼロなんとかシステムがあるおかげで、ブリッジの動きを止めていてくれたのですが。
複数の音を同時に出すチョーキングの時は気をつけなければいけません。
あとは、どのブリッジでも、使用弦を変更した時はオクターブ・チューニングをやり直さなければいけないんですが、今回はあくまでお試しだったのでやっていません。
結局、速攻でダダリオに戻すことにしたので、やらないで正解でした。
次回弦を張り替えてダダリオに戻した時は、ブリッジ調整とオクターブ・チューニングと両方やらなければいけません。
よけいな作業が増えてしまった。
中華弦買って、結局は損しかしなかったな。なんの得にもならなかった。
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