6月13日 ウクレレのキットを作り始める。 [ウクレレ]
大分前に買ったHOSCOのウクレレキットにようやく手をつけました。
すごくゆっくりですが、少しずつ作り進めています。
すごくゆっくりですが、少しずつ作り進めています。
夏が終わるまでには完成させたいけど、間に合うかなぁ。
Twitterにはちょいちょい写真をアップしたりしていますが、ブログの方でももう少し詳しくアップしていこうと思います。
まず最初にやったのが、ウクレレの柱とも言える、ネックとボディーエンドにある「ブロック」を接着するときにサイド材をブロックのカーブに合わせて固定するためのあて木ガイドを作りました。
回りくどいですが、とにかくブロックのカーブに紙ヤスリを巻いて、適当なサイズに切った板にひたすらゴシゴシしました。
あて木に使う板の選択を間違えて硬い木を使ってしまったので、なかなか削れなくてものすごく大変でした。
たったこれだけ削るために、80番の紙ヤスリを2枚使いました。
初っ端の、まだ本体には何も手をつけていない時点でこれだけ手間がかかるのですから、先が思いやられます・・・
たったこれだけ削るために、80番の紙ヤスリを2枚使いました。
初っ端の、まだ本体には何も手をつけていない時点でこれだけ手間がかかるのですから、先が思いやられます・・・
で、ガイドができたらすぐに接着!!というわけにはいきません。
キットの側板は、端の部分が直線になっているので、ある程度曲げなければいけません。
キットの側板は、端の部分が直線になっているので、ある程度曲げなければいけません。
側板をお湯で絞った雑巾で拭いて湿らした後、ブロックとあて木で挟んでゆっくりクランプで締めて固定します。
この時に、しっかりとセンターに合わせておくのを忘れずに。
この時に、しっかりとセンターに合わせておくのを忘れずに。
この状態で2〜3日置いて慣らします。
この時はまだ”くびれ”の部分を固定する冶具を作っていなかったので、100均ノギスをテープで固定して強引に形成しています。
側板を慣らしながら、慌てて固定冶具を作りました。
ある程度側板に形がついたら、ようやく接着です。
側板を慣らしながら、慌てて固定冶具を作りました。
ある程度側板に形がついたら、ようやく接着です。
接着に使うのは「タイトボンド」です。
一昔前は、タイトボンドはAmazonなどで並行輸入されているものを買うしかなかったのですが、いまは東急ハンズや大きめのホームセンターでも買うことができます。
自分はハンズで500円くらいで買いました。
ゾンアマの並行輸入だとこの倍ぐらいだと思います。
自分はハンズで500円くらいで買いました。
ゾンアマの並行輸入だとこの倍ぐらいだと思います。
普通の木工用ボンドだと、乾燥後の硬度がちと足りない。
膠は初心者には大変すぎる。ということで、TBが一番おススメです。
膠は初心者には大変すぎる。ということで、TBが一番おススメです。
で、ボンドを塗ったら早めに固定してクランプを締める。
とは言っても、慌てずに、とにかくセンターだけはしっかりと確認しながらやります。
とは言っても、慌てずに、とにかくセンターだけはしっかりと確認しながらやります。
それでも、接着後クランプを外してみたらほんの少しだけどセンターがズレてました。
0。5mmにも満たないズレなので、まぁ許容範囲とします。
0。5mmにも満たないズレなので、まぁ許容範囲とします。
あて木にサランラップを巻いているのは、はみ出したボンドが付いて接着してしまわないようにです。
ほんとはクッキングペーパーが良いらしいのですが、このとき手元になかったのでラップで代用しました。
ほんとはクッキングペーパーが良いらしいのですが、このとき手元になかったのでラップで代用しました。
次はボディーエンドのブロックを接着します。
このキットは側板の曲げが緩くて、結構歪んでます。
普通に定規で横幅を図って半分にするとセンターがズレます。
このキットは側板の曲げが緩くて、結構歪んでます。
普通に定規で横幅を図って半分にするとセンターがズレます。
なので、昔ながらの五円玉と糸を使って垂直を出しながら、重量バランスのセンターを見つけます。
初心者らしい、手探り感あふれる作業風景です。
初心者らしい、手探り感あふれる作業風景です。
正確に作るのであればこんなことはしないで、本格的な枠組みを作ってきっちりと左右対称にします。
けどね、綺麗で完璧な形のウクレレが欲しいなら、買った方が絶対に良いです。
せっかく自分の手で作るのだから、ちょっとぐらい歪んでいた方がむしろ手作りの味が出て良いと思うんですよね。
けどね、綺麗で完璧な形のウクレレが欲しいなら、買った方が絶対に良いです。
せっかく自分の手で作るのだから、ちょっとぐらい歪んでいた方がむしろ手作りの味が出て良いと思うんですよね。
あくまでも個人の好みですが、きっちりと左右対称の形よりも、ちょっとバランスが崩れているような形に魅力を感じます。
本来はエレキギターを弾きだからかもしれません。
エレキって、完全に左右対称のギターってほとんど無いですよね。
特に自分はメタル人間ですから、変態変形ギターばっかり見てますからね。
唯一あるとすればオリジナル・フライングVぐらいですが、あれくらい個性的な形だと、左右対称とか関係ないですし。
特に自分はメタル人間ですから、変態変形ギターばっかり見てますからね。
唯一あるとすればオリジナル・フライングVぐらいですが、あれくらい個性的な形だと、左右対称とか関係ないですし。
ということで、形のゆがみはむしろ“手作りの味”として生かす方向にします。
しかし、ボディーの”くびれ“はしっかりと作らなければいけません。
しかし、ボディーの”くびれ“はしっかりと作らなければいけません。
端材の真ん中をカットしてくびれ部分の”おさえ”を作ります。
ブロックの接着時からこれをつけています。
この端材は最初に作ったブロックの治具の残りです。
カットした真ん中の部分はクランプするときの当て木として再利用します。
カットした真ん中の部分はクランプするときの当て木として再利用します。
これで、上下のブロックの接着が完了しました。
まだまだ始まったばかりです。
先は長そうです。
先は長そうです。
2018-06-13 23:08
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