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2月6日 ベースの行方。 [Ibanez SR1000]

ヤフオクの転売屋につかまされたゴミジャンクベースと格闘中です。

どうにもならない状態から、少しずつ弾けるようになってきています。

電池を使ったバッファを通っているのに、やけに音量が小さいので変だなと思っていました。
新品の電池に交換しても同じだったので、こんなもんかと思っていましたが、ネットで少し調べたところ、「バッファの電解コンが劣化して音量が下がった」という情報を見つけました。

ということで見てみると、やっぱり、同じように電解コンが劣化したようで、基板裏側のハンダ部分が液漏れだか錆びのようなカタマリに覆われていました。

IMG_1214.JPG

とうことで、電解コンをニチコンのファインゴールドに交換しました。
念のため、他の電解コンも全て交換。

元々ついていたのは、メーカー不明の超小型電解コンでした。
やっぱり安心と信頼のニチコン・ファインゴールドでないとね!

IMG_1213.JPG

で、1個だけ、1μのバイ・ポーラ電解コンだったんだけれど、手持ちに2.2μしかなかったのでそれで代用。
これくらいなら問題ないと思います。

バイポーラを使うとしたら、おそらくカップリング・コンデンサだと思うので、容量が多くなった方がむしろ低音が良く通ってベースには良いんじゃないか?
と強引に思い込むことにしました。

それともう一つ。
フロントのピックアップが低かったので、もう少し高くしたかったのですが、中のスポンジが劣化していたようで、うまく持ち上がってくれません。

IMG_1228.JPG

ということでネジを外して持ち上げてみると、やはりスポンジはシオシオに劣化。
おまけに、ピックアップとカバーを固定する樹脂が落ちていました。

これ、ロウとかじゃなくて、グルーガンのグルーみたいなので止めてるんですね。
ベース・ピックアップってみんなこうなのかな?
なんか、すごい安っぽい作りです。

IMG_1229.JPG

とにかく、ホームセンターでスポンジを買ってきました。
2cm厚しか売ってなかったので、適当なサイズに切り出した後、頭5mmほど削りました。

IMG_1230.JPG

で、グルーもハメなおして、ようやくピックアップを標準的な高さに調整することができました。

スポンジが余っていたので、念のためリアピックアップのスポンジも交換しました。

IMG_1231.JPG

で、指板を固く絞った雑巾で水拭きした後、MusicNomadのF-ONEオイルを塗り込みました。
エボニー指板が黒々としています。
フレットもピカピカになったようです。

少しずつですが、まともになってきています。
一番キツイのがネックですね。
12fで順反りになって、3fあたりで逆反りになっています。
いわゆる「波打っている」状態ですね。
ネックでは一番最悪の状態だと思います。

トラスロッドを少しずつ締めたり緩めたり、ネックに湿気を与えてみたり、弦を張ったり緩めたり、いろいろやりながら多少はマシになって来たような気がします。

ツイッターでも言いましたが、中古のベースは絶対ネットで買っちゃダメですね。
ギターよりもネックにかかる負荷が大きいので、問題を抱えている可能性も高まります。
まさに今、酷い目に合っています。

特に今回のようなクソみたいな業者にあたると「演奏上問題はありません」とか平気で書いてある。

腰が痛いから、とにかく今すぐに練習に使える軽くてテクニカルなベースが欲しいと焦って入札してしまったのですが、結果として物凄い手間と時間がかかることになってしまいました。

やはり、ネットの買い物は慎重にやらなければいけませんね。
あと「転売品に良い物無し!!」

教訓です。


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