Enter Sandman におけるちょっとしたスケールアウト [よいこの速弾き講座]
前回のHolier Than Thou に引き続き動画編集ソフトの練習としてTAB譜付きギターソロ動画を作りました。
連続してメタリカの Enter Sandman.
俺的にはメタリカの中で一番好きな曲です。当然カークのソロも大好きです。
俺的にはメタリカの中で一番好きな曲です。当然カークのソロも大好きです。
今回もTABをPDFにまとめたのでこちらからダウンロードしてください。
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ソロの開始はEmのスケールで。
前回と同じ1・6弦12フレットをルートにしたポジションで低音側を少し拡張しています。
(6弦15フレットのG音を5弦10フレットに置き換えている)
前回と同じ1・6弦12フレットをルートにしたポジションで低音側を少し拡張しています。
(6弦15フレットのG音を5弦10フレットに置き換えている)
初っ端のチョーキング連打は、それぞれ微妙にニュアンスが違うので良く聴いて合わせましょう。
ちょっと形は違いますが基本は同じ。
真ん中の1音を飛ばして2弦の音を1つプラスしています。
真ん中の1音を飛ばして2弦の音を1つプラスしています。
で、2拍めの最後で人差し指を移動します。
楽譜によっては、ここを17ー14をプリングした後スライドで15フレットにつなぐ3連で書いてあることもありますが、自分は単にリニア移動時の音が出てしまっているだけだと解釈しています。
この辺は適当に臨機応変に。
この辺は適当に臨機応変に。
そして次のフレーズ(10小節)から f#mスケールに移動します。
赤丸をルートにしたスケールですね。
ここで特徴的なのが、2弦8フレットと5弦8フレットの音ですね。
無理矢理名前をつけるとしたら、♭9thとM7thですが、まぁ単純にスケール外の音ですね。
無理矢理名前をつけるとしたら、♭9thとM7thですが、まぁ単純にスケール外の音ですね。
こういうスケールに無い音を使う事をスケール・アウトなんて言ったりもしますが、とにかくこういう不協和音的な音を加えることでスリリングな雰囲気、不穏な雰囲気を醸し出しています。
それにしてもこのスケールポジション、すごく覚えやすくて使いやすいのに、あまり使われていないというか、有名ではないですよね。
並びが単調だと、微妙に音も単調になりやすいのでしょうか?
ひょっとしたらそんな単調的な雰囲気を打破するためにスケールアウトしているのかもしれません。
ひょっとしたらそんな単調的な雰囲気を打破するためにスケールアウトしているのかもしれません。
あとはTAB譜的には特筆することは無いですね。
ソロ後半部分で大事なのがアーミングのニュアンスです。
17小節のアームダウン連打は、徐々にに力加減を強くしていって、音程をほんの少しずつ下げていってます。
リズムはそんなに気にせずに勢い重視でO.K.
23小節~最後の5弦2フレットのアームダウンは、8分音符のリズムに正確に合わせながら、力加減もちょっと強めの同じままで連打していきます。
微妙にニュアンスのつけ方が違うので注意しましょう。
そして最後に、このソロに限らず、カークのソロで欠かせないのがワウ・ペダルです。
JIM DUNLOP KH95 KIRK HAMMETT WHA
- 出版社/メーカー: JIM DUNLOP
- メディア: エレクトロニクス
この曲でもカークはワウを使っています。
今回もginchanxさんからお借りしたままになっているカークのシグネチャー・ワウを踏んでいますが、ブラックアルバム時はまだ普通のcrybabyを使っていたので、それと比べるとちょっと効果が派手なので原曲とはニュアンスが違って来ているかもしれません。
とにかく、ソロの盛り上がりとか、チョーキングアップに合わせてギュッと踏み込みましょう。
あとは勢い重視で曲と気持ちの昂りに合わせて上下させます。
ワウのエモーショナルが爆発連打です。
ワウのエモーショナルが爆発連打です。
とにかく、いい加減にginchanxさんにはワウ・ペダルを返さなければいけません。
お借りした感謝を込めて超速でメタリカのソロをコピーしまくろうと思います。
お借りした感謝を込めて超速でメタリカのソロをコピーしまくろうと思います。
2020-11-09 20:34
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