6月17日 革を伸ばす。
前回小指から激痛が出たサンダル。
慌てず、騒がずに革を伸ばす作業を行う。
慌てず、騒がずに革を伸ばす作業を行う。
と言っても大した作業ではない。
革の柔軟スプレーを塗って、突っ張り棒みたいなので伸ばして固定する。
シューキーパーみたいなので伸ばすと、靴全体が伸びてしまうので難しい。
履く人の足や靴の形によっても違ってくるが、自分には部分伸ばしタイプの方が扱いやすい。
履く人の足や靴の形によっても違ってくるが、自分には部分伸ばしタイプの方が扱いやすい。
そもそもブーツタイプのこのサンダルには普通のシューキーパーはつかない。
と、この状態で二晩キープ。
柔軟スプレーの説明欄には革の表・裏両方にスプレーすると書いてあるが、表面には塗らない方が安全。
それと、直接スプレーするのは絶対ダメ。一旦布かキムワイプなどの不織布にしみこませてからじんわりと裏側に塗り込む。
なんなら柔軟剤は無くても良い。革の扱いに不安がある場合は使わない方が無難。
で、伸びた後にまた30分ほど歩いてみたところ、まだキツイ感じはするが皮が剥けるようなことはなかった。
あとはしばらく履いているうちに馴染んでくるだろう。
ついでなので、残り2本のストラップも少し伸ばしておこう。
なにもせず普通に履いていたら数か月はかかる慣らし期間も、こういった作業を行えば数日~1週間程度で完了できる。
重要なのは伸ばし棒の力加減と柔軟剤の量。
やりすぎると革を痛めたり、表面のコーティングが剥がれて汚くなってしまったりする。
やりすぎると革を痛めたり、表面のコーティングが剥がれて汚くなってしまったりする。
自分は学生時代に靴屋でバイトしていたころ、何度かこういう作業をやったことがあった。
自分のような素人が安全にやるには、
自分のような素人が安全にやるには、
柔軟剤はとにかく少なめ。
力加減は、思いっきり力入れるちょい手前で止めておく。
力加減は、思いっきり力入れるちょい手前で止めておく。
とにかく焦って一気に伸ばそうとしない方が良い。
一旦やってみて、まだ伸びていなかったらもう一回、という風にちょっとずつ挑戦して行く。
(できれば柔軟剤は2回目以降は使わない方が良い)
一旦やってみて、まだ伸びていなかったらもう一回、という風にちょっとずつ挑戦して行く。
(できれば柔軟剤は2回目以降は使わない方が良い)
市販の革靴はどうしても足に馴染むのに時間がかかるから、こういう作業は必ずやった方が良い。
自分でやる自信が無くても、ちゃんとした靴屋さんで、それなりの値段の靴を買えばたいていサービスでやってくれる。
(はず。おれがバイトしていた大昔の話なので今は違うのかも)
(はず。おれがバイトしていた大昔の話なので今は違うのかも)
なので、安い革靴やすぐに履きつぶしてしまう予定でない、ちゃんとした革靴を買うときは、幅広・甲高の足でも最初からユルユルの靴を選ぶのはあんまり好きじゃない。
ジャストサイズか、ほんの少しだけユルめの靴を選んで、自分の足に合わせて馴染ませた方が長く履けるんじゃないかなと自分的には思っています。
伸ばし作業はお店の人に頼んでしまうのが一番楽だけど、今回使ったような伸ばし棒はそんなに高い物でもないので、ワンセット持っていても良いと思います。
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