10月13日 ブリッジピンの交換。 [ウクレレ]
先日、なんとなく中華ウクレレを弾いていたら、ふと「弦高を低くしたいなぁ」と思ったので、さっそくとりかかろうと弦を外しにかかったところ
ブリッジピンが折れた。
それも4本中2本。
それも4本中2本。
プラのブリッジピンはもともと折れやすい物なんだけど、初めて弦を取り外すのに折れてしまうとは。
さすがの中華クオリティ。
さすがの中華クオリティ。
他の所は結構良い素材使ってるっぽいのに、惜しい。
折れてしまったものは取り戻せないので仕方ない。
代わりのピンをネットで注文してしばらく待つ。
代わりのピンをネットで注文してしばらく待つ。
で、届いた。
とにかくプラ材だけは嫌だったので、水牛の角を選んだ。
牛骨でも良かったんだけど、色が黒い方が今のウクレレに合うかなと思って。
とにかくプラ材だけは嫌だったので、水牛の角を選んだ。
牛骨でも良かったんだけど、色が黒い方が今のウクレレに合うかなと思って。
ギター用のブリッジピンだけど、サイズを見たところこのウクレレでも使えそう。
大きさの比較。
一番左がもともと付いていたプラのブリッジピン。
一番左がもともと付いていたプラのブリッジピン。
水牛の方が少し短いが問題はなさそう。むしろちょっと短い方が良いくらい。
太さは、プラの方が4.9mmくらい。水牛の方が5.2mmくらい。
こういうのは、自分で微調整できるように少し太めにできているんだと思う。
こういうのは、自分で微調整できるように少し太めにできているんだと思う。
なので今回もブリッジの穴に合わせながらやすりでゴシゴシ。
プラモデルで大活躍しているセリアの600番のスティックヤスリで大体の細さを出したら、800番・1000番で仕上げ。
溝の部分に若干のバリも有ったのでそれも削って弦の引っ掛かりをなくした。
で、肝心のブリッジサドルの削りなんだけど、ここは写真を撮るのを忘れた。
新しいブリッジピンの方にばっかり気が行ってた。
新しいブリッジピンの方にばっかり気が行ってた。
ともかく、サドルも削り終わったので弦を戻すところでついでに一つ試すことにした。
元の弦はこんな感じで、端っこにボールエンドを結び付けてブリッジピンに引っ掛けていた。
これをどうせなら、丸いメタルビーズにしたらどうかなぁ?って。
craft夢乃sound CYSアタッチメント ブラス4.0mm ギター弦アタッチメント クラフトユメノサウンド
- 出版社/メーカー: craft夢乃sound
- メディア:
ギター弦用アタッチメントに、こういう「密着度が増して音の振動が増える」みたいなのがあって、ちょっと気になっていた。
「これ普通のビーズでもできるんじゃないか?」と思って、
手芸店に行って4mmのメタルビーズを買ってきた。158円。
本当は真鍮のがよかったんだけど、亜鉛だった。
本当は真鍮のがよかったんだけど、亜鉛だった。
(追記:真鍮は亜鉛と銅の合金で含有率によって原料表示は亜鉛だったり真鍮だったりするらしい。なので同じものだと思っておけば良いみたい。)
100円ショップにも行ったけど6mmか3mmのしかなかった。
6mmじゃ穴に入らないし、3mmじゃ小さすぎる。
6mmじゃ穴に入らないし、3mmじゃ小さすぎる。
とにかく通してみる。穴が小さいので巻き付けずに通した後玉結びにしただけ。
これでも多分大丈夫だと思う。
これでも多分大丈夫だと思う。
で、弦を張ってみる。
結論から言うと、ウクレレなら何とか行けそう。
ギター弦だと、穴が小さくて入らないと思う。
自力で穴を広げれば行けるかもしれないが、そんな手間をかけるなら商品を買ってしまった方が早いだろう。
逆にギター用のアタッチメントは穴が大きくてウクレレには使いにくいかもしれない。
良かったのは、ピンを挿す時にいつもはボールエンドが下の方で突っかかってなかなか上に来てブリッジに密着してくれなかったのだが、今回は「スルッ」と移動してくれた。
全体はこんな感じ。見た目はほとんど変わっていないが、ブリッジ近辺の存在感がアップした気がする。
水牛の角の質感が良い感じでテンションが上がる。
弦高は元々1弦・4弦側ともに3.1mmくらいだったのが2.6mmくらいになった。
弾き心地は「多少弾きやすくなったかなぁ~?」程度の違い。
でも、ウクレレでは難しかった”E”のコードが確実に押さえやすくなった。
でも、ウクレレでは難しかった”E”のコードが確実に押さえやすくなった。
もう少し削っても良かったかも、とも思うし、これくらいで十分か?とも思う。
使う弦が決まったらオクターブチューニングをする予定なので、その時にもう少しだけ削り込むか考えよう。
音の方は、結構変わったような気がする。
元の音を録っていたわけではないのであくまでも印象だが、響きが良くなって鳴り(音量)も良くなった気がする。
元の音を録っていたわけではないのであくまでも印象だが、響きが良くなって鳴り(音量)も良くなった気がする。
弾いていて楽しくなったのは確か。
水牛効果か、ビーズか、弦高か、どの影響が出たのかは分からないけれど、とにかく成功だった。
しばらく弾いていなかったけれども、またウクレレが弾きたくなった。
夏になる前にやっておけばよかった。もう涼しくなってきてしまった。
夏になる前にやっておけばよかった。もう涼しくなってきてしまった。
弦のアタッチメントが良い感じだったので、いつかギター用のを買ってみたいですね。
最後に水牛角のアフィリも置いておきましょう。良い音でした。
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