10月25日 完成版ケーブルタイ。 [レザークラフト]
前回試作したケーブルタイが良い感じだったので、本番を作る。
まずは、今度こそ完璧な設計図。
赤文字で書いたところは、ケーブルの太さや長さ、普段の巻き数によって自分の使いやすい長さに調整。
後々レザーが伸びることを考えると、最初は少しキツめで作っても良い。
後々レザーが伸びることを考えると、最初は少しキツめで作っても良い。
ジャンボタイプのプラグやキャノンプラグに使う時は、青文字の方の長さを調整する。
今回は 3m の長さで一般的な太さのケーブル・プラグを想定している。
レザーは端切れのもので何でも良い。
厚さは 3mm とか 4mm の分厚いものだと硬くて扱いにくいので 1.5mm~2mm くらいの厚みの方が曲げやすいし加工も楽だし扱いやすいのでおすすめ。安いし。
厚さは 3mm とか 4mm の分厚いものだと硬くて扱いにくいので 1.5mm~2mm くらいの厚みの方が曲げやすいし加工も楽だし扱いやすいのでおすすめ。安いし。
もちろん好みで分厚いものにしても O.K.
自分のものなので自分が使いやすい好きなものにすれば良い。
自分のものなので自分が使いやすい好きなものにすれば良い。
横幅は使う金具の大きさに合わせて適当に。
今回は1.5cmのホックに合わせて2cm幅で作った。
今回は1.5cmのホックに合わせて2cm幅で作った。
じゃあ早速作って行こう。
1.レザーをカットして穴をあける
まず、必要な長さにレザーを切って穴をあける。
定規とカッターでザっと切っちゃえば良い。
今回は特に裏面・側面の処理はしないのでこのまま。
今回は特に裏面・側面の処理はしないのでこのまま。
お好みでコパ磨きなどしても良いけど、自分は磨き剤やオイルがケーブルに付くのが嫌なのでそのまま使う。
なんとなく、ケーブル外被のゴムが油分で劣化する可能性があるんじゃないかと。
なんとなく、ケーブル外被のゴムが油分で劣化する可能性があるんじゃないかと。
穴の大きさは使用するパッチンホックやハトメのサイズに合わせる。
今回はホックを4mm、ハトメを7mmの穴であけた。
今回はホックを4mm、ハトメを7mmの穴であけた。
2.ホソ・ゲンコの取り付け
金具を取り付けて行く。
まずはホックの下側となるホソとゲンコから。
レザーの左側を下から折り返して、穴の下からホソを通し、レザーの上からゲンコを被せる
重ね順を間違えないように。
レザーと金具をしっかりとおさえながら、ハンマーで打具を叩く。
3.ボタン・バネの取り付け
ホックの上側、ボタンとバネを取り付ける。
右から2番目の穴にレザーの上からボタンを通す。
下側からバネを被せる。
下側からバネを被せる。
レザーが薄くて固定が甘くなるときは、こんなふうに薄手のレザー切れ端を挟むと良い。
打付台にボタンを固定してバネをしっかりおさえながら打具をハンマーで叩く。
4.ハトメの取り付け
最後に、右端の大きな穴にハトメを取り付ける。
今回は1パーツでカシメるタイプを使った。
今回は1パーツでカシメるタイプを使った。
ハトメの裏表を間違わないように注意。
これにて完成!
ハトメやホックの取り付けに間違いがないか確認しよう。
ハトメやホックの取り付けに間違いがないか確認しよう。
早速テストしてみよう。
使い方はこんな感じ。
まず、左側のループをプラグに通す。
あとは束ねたケーブルに巻きつけてホックを止めるだけ。
キツすぎたりホックがとめられなかったら失敗。長さを調整してもう一回挑戦しよう!
逆にユルい場合は多少なら問題はないでしょう。
ただ、将来的に革は伸びてくるので、気になるようならもう一回挑戦しよう!
ただ、将来的に革は伸びてくるので、気になるようならもう一回挑戦しよう!
ハトメで開けた穴は、フックなどに引っ掛けるためのもの。
なくても良いけどあると便利。
自分的には必須。
なくても良いけどあると便利。
自分的には必須。
ハトメパンチを買うのが面倒な場合は無しでもOK。
慣れてしまえばサクッと作れてしまうほど簡単。
ハトメやホックの道具を集めるのが大変だけど。
ハトメやホックの道具を集めるのが大変だけど。
ステレオケーブルとかベース用とか、用途ごとにレザーの色を変えて作っても便利そう。
【追記】
かなり使い勝手が良い感じだったので一気に5本作った。
慣れてきたら1本5~10分くらいでサクッと作れる。
黒の他に茶色・エナメル緑・エナメル白を作ってみた。
良い!ケーブルの整頓がかなり楽になった。
2022-10-25 23:49
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