SSブログ

1月20日 Fuzzlatorのレイアウト。 [回路図・レイアウト]

年が明けてしばらくして、ふと思い返してみると去年1年間1度も新しいレイアウトをアップしていなかったことに気がつく。

自作エフェクター界はどんどん衰退していっているのに、このていたらくではますます下火になってしまう。

「自作エフェクターの灯火を絶やすわけにはいかない!」と勝手に危機感を覚えたので、取り急ぎ完成済みのレイアウトをアップします。

まずは、いろいろあって一旦アップを躊躇した後、そのまま忘れていた Demetor の Fuzzlator のレイアウトをアップ。

久々に、いつものように

logo_Fuzzler.gif

↑上のバナーをクリックすると、レイアウト・アーカイブページにリンクします。

そこから、再度同じバナーをクリックするとレイアウトの PDF にリンクします。

これまた久しぶりに毎度回り道でお手数をおかけします。
あわせて、レイアウトページ冒頭の注意書きも必ずお読みください。

さて、それでは説明を。まずは今回書き直した回路図を。(クリックで超拡大)

IMG_0752.jpg

数年前に、玄米ちゃんから実機を借りて回路を起こしました。
その後、ネット上にも回路などが出回ってきたので、今回見比べてみました。

どちらもほぼ同じですが、2ヶ所だけ異なる点があります。

まず、LF442の2番端子から出ている10kの抵抗。これが実機では 20k になっていました。

それからIC2の前にあるmid GAIN のトリマが 25K になっていました。

どちらを選んでも大きな違いはなさそうですが、20K+5K トリマ、又は 10K+25K トリマの組み合わせは変えない方が良さそうです。何となく。

IC は前段・中段は LF442、後段は TL061 となっています。

IC1 は 4558 などのデュアル・オペアンプ、IC2 はシングルのオペアンプに換えても問題ないでしょう。
自分も後段は TL071 に変えると思います。

mid GAIN はミニサイズのケースに収めるサイズの都合上トリマではなく、POT として外に出しました。
その方が使いやすそうだし。

もう一つ、Loose・Tight スイッチですが、実機では IC1 の 7番端子に繋がるラインに配置してありましたが、これまた基盤サイズの都合上、6番端子に繋がるラインを ON/OFF する形に変えました。

これでも問題ないと思いますが、実際にやってみたら何か不都合が出るかもしれません。ここだけは要検証です。

まぁ理論上は問題ないと思うけど。

そして最後に、ケース内のパーツレイアウトについて。

MXR サイズの 1590B のケースなど、余裕のあるケースに入れる場合は特に問題なく行けるでしょう。

自分のように 1590A ミニケースに入れる場合はかなりギリギリを攻めることになります。

まず、フットスイッチはスモールタイプのものでないときついでしょう。

ジャックも横幅16ミリ以下のもの。オープンタイプを推奨。

スイッチとポットのレイアウトは色々と考えられますが、今回は菱形の POT 配置でスイッチをてっぺんの側面に付けようと思っています。何となくその方が使いやすそうなので。

4つ普通に POT を並べて、その上にスイッチを置く普通のやり方でも大丈夫だと思います。
どちらでもお好みで。

そんな感じで、あとは作るだけ!!ですが、一体いつになることやら・・・・

今年こそは、もう少しレイアウトもエフェクター作りも増やしたいですね・・・・


nice!(10)  コメント(2) 
共通テーマ:音楽

nice! 10

コメント 2

U3

おはようございます。
再び記事を休載する事にしました。
短い間でしたが交流させて頂いたこと感謝です!
by U3 (2023-02-06 06:42) 

KOVCH

U3さん、ありがとうございました。
by KOVCH (2023-02-09 21:29) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Effector Layout Arch..2月9日 my new gear in .. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。