10月2日 Double Muff。 [Double Muff 風]
中途半端に残ってしまったパーツが増えてきたので、これらを使って何かできないかと探してみました。
で、出てきたのが大好きな Electro Harmonix の Muff Fuzz。
有名な Big Muff とは違い、わりと大人しいオーバードライブっぽい音みたいです。
かなり初期に出ていたもののようで、極小サイズのボックスにおさまっていたようです。
最近になって nano シリーズで復活したようですが、それと同じものなのかどうかは分かりません。
それで、さらに詳しく調べていくと、いくつかのバリエーションがあるようで、最も大きな違いとして
トランジスタバージョンと、オペアンプバージョンがあるみたいです。
どちらを作ろうか考えていましたが、手持ちのパーツを見てみると、
ほんの少し買い足すだけで、どうやら両方作れそうです。
そういえば、エレハモでは Double Muff という機械を作っていたのが記憶にあります。
現行の機種がどうなっているかは分かりませんが、自分の記憶では単純に Muff Fuzz を2つ直列で繋げただけだったと思います。
せっかくなので、トランジスタとオペアンプの“ハイブリッド” Double Muff を作ってみましょう。
↑で、用意した基板。 穴開き基板です。
ピックと比べてもらえればその小ささが分かるでしょう。
このサイズに合わせてレイアウトも自分で修正したので、そのうち公開するかもしれません。
基板には部品が配置し易いよう、マジックでパターンを書いてあります。
ガラスエポキシの基板だったら、裏から見ることもできて更に便利だったのですが、
今回は手持ちのパーツで作ることが目的だったので、紙フェノールです。
トランジスタに何を使うか迷いましたが、ちょっと高品質そうなBC170に決定。
他の機械に使ったときに、足の配置を変えてあったので元に戻す。
で、回路図を良く見ると足の並びがまた違う。
それにあわせてまた足を曲げる。
やってしまいました。折っちゃいました。
BC170は2個しかなかったのであきらめました。
今回は1815にしました。
洋モノ石に合わせた足の配置だったので、国産トランジスタはまたしても足を曲げる必要がある。
今度は慎重に曲げた。
この時点で “モフ”ファズ 単体として使う事はできるので音もチェック。
予想以上に良いです。なんか、あったか~い感じです。
クリッピングダイオードは仮付けです。今のところシリコンのをつけています。
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