11月2日 セカンドカミング。 [Theremin]
今日は第2基板を作りました。
↑ こんな感じ。
チューニング用のトリムとポットを横に出して、蓋を閉めたまま調節できるようにしました。
それから、アンテナを固定するようにしました。
コレによって揺れによる音程のズレが少しは防げると思います。
↑ 裏から見た感じ。
この黒いアンテナは、壊れて使えなくなってしまった無線LANカードからとったものです。
アンテナを固定する金属もそこからとりました。
実は、このアンテナを何とか利用できないかということで今回の製作を思いついたのです。
一応理論上アンテナはどんなものでも使用できるらしいので。
ただ、周りがプラスチックで囲まれてますから、うまく行くかどうかはわかりません。
その時はあきらめて普通のアンテナを買いに行きましょう。
↑ この時点で音は出せるはずなので、mini Amp につないでみました。
が、全く何の反応もせず。。。
いろいろとツマミをいじってみるも変わらず。。
この時の絶望感といったらないですね。。。
全ての気力が失われます。
やっぱりアンテナが悪かったのか?と思いながらその辺にあった針金を繋いでみるも変わらず。
直付けしたトランジスタかレギュレータが壊れたのか?と思いながらテスターでいろいろ測ってみるも、ちゃんと規定の電圧が流れています。うーん、わからん。。
「まさか、あり得ないだろう」とは思いつつも、パーツレイアウトを確認してみる。
すると、トランジスタを1個取り付け忘れていました。
それから、部品のジョイントをし忘れた部分が1つ。
アホですねぇ。 これじゃあ鳴りません。
気を落ち着けるために、一休みしてから修正作業。
祈る気持ちで再びアンプに繋ぐ。
音でました! ピュイーン!って言ってます。 うれしいぃー。
この時点ではまだ、アンテナに手を近づけても音程はあまり変わりません。
↑ まだ箱に組み込む前だったのですが、簡単にチューニングしました。
1. まず、左のトリムを適当に回す。最初は真ん中ぐらいが良いでしょう。
2. 次に右のポットを回す。
ある点を境に、左へ回すと音が極端に低くなり、右へ回すと徐々に音が高くなるポイントが
あります。
その中心に、一瞬無音になるポイントがあります。そこに合わせてください。(結構シビアです)
3. 上記ポイントが極端な場所になる場合や、ポイントがなかなか安定しないときは、
左のトリムを少しずつずらしながら2番の操作を再び行い、調度良いポイントにしてください。
以上でチューニングは終了です。
アンテナに徐々に手を近づけるにつれて音程が上がっていきます。
現時点では、1オクターブ+2音くらいまでしか出ません。
学研の大人の科学のオマケと同じくらいの範囲でしょうか。
もう少し出てくれると嬉しいのですが。
とにかく、この状態でしばらく遊んでみました。楽しい!
音程のとり方も何となく分かってきました。
まずは簡単なチューリップとか、キラキラ星とかから。
もう少し複雑な曲なんかもやってみました。面白い!
明日は完成できると良いなぁ。
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