2月24日 レイアウトを考える。 [Q Zone +]
このところのワウに関連して、お気に入りの一台を紹介しましょう。
↑ Jim Dunlop の Q zone というヤツです。
踏んだだけで、ワウの半止め効果が出せる。というモノ。
結構音の幅も広いし、ブースト量も変えられるし、気に入っています。
ワウがあればいらないんじゃないか?とも思いますが、普通のワウでは出せない音もある。
それに、この「手軽に半止め」感はかなり便利。
でも、これも表面実装のチップパーツなのです。
「いつか自分で作りたいなぁ」とおもっていたのですが、
↓ 基板がこんな状態じゃあ、回路を読み取る気にもなりません。
で、最近になって回路図を入手。
まだ "Unverified" ってことで、いまひとつ信頼がおけない感じですが、そんなに複雑な回路でもなさそうだし、練習がてらレイアウトを作ってみようと思います。
ちなみにこの回路図、直接転載することはできませんが、フリストに行けばまだ見れると思うので、興味のある方は回路図片手にどうぞ。
レイアウトの作り方なんて、人によっていろいろ違うと思いますが、
ここでは、あくまでも自分のやり方で進めていきます。
また、電気的な知識は全く無いので、適当にパーツを並べているだけです。
隣り合わせにしない方が良いパーツとか、ノイズの乗り難い配置なんかもあるかもしれませんが、分からないことは考えないようにしています。。
「もっとこうした方が良いよ」という意見がありましたら、是非ご教授お願いします。
↓ で、まずは、一番複雑且つ、レイアウトの核となる、IC回りから考えて行きます。
いつも、5mmの方眼紙で「1マスでユニバーサル基板1穴」という風に考えています。
この時点では、とにかく並べてみるだけです。
あとから色々変えれるように、ちょっと多めに間隔をあけてパーツを配置しています。
電源回りやグラウンドは、適当に伸ばしておきます。
POT 回りも、後からいくらでも自由に出来るので、適当に伸ばしておきます。
この時点で先のレイアウトを考えて、POT系は上、INやOUTは下の方へ行くように配置しておくと後々の作業が楽になります。
↑ この回路にはもう一つICがあるので、そちらの方も。OUT回りは省略しちゃってます。
コレができたら、次はこの2つのICをどう繋ぐか考えます。
↑ 最終的なレイアウトを考え、そこからPOTの位置などを大まかに決めます。
↑ で、それだったらこんな風に置けばいいんじゃないかな、と適当に考えます。
でも、電源の位置だったり、繋がりが悪くなったりして、後からやっぱり変えた、なんてことも良くあることなので、ここではあくまでも目安として考えるだけにしておきます。
では、ICを繋げましょう。
ここから先は、いろいろと変更したりする部分が多いので、パソコン上で行います。
自分はイラストレーターを使っていますが、単に使い慣れているからであって、使用するソフトは何でも良いと思います。もちろんガッツで手書きで進めても問題ないと思います。
↑ なんとか繋がりました。空いてるスペースに、IN/OUT 回りも入れました。
この時点で、横幅が22穴あるので、最低でも21穴にしなければケースに収まりません。
見た目もスカスカなので、もう少し何とかしたいです。
縦15穴、横21穴に収まりました。
保留していたPOT回りも入れて、これで一応の形は整いました。
でも、まだまだスカスカだし、何よりもジャンパ線が3本もあるのが気に入りません。
それから、パターンも、もう少し手配線がやり易い形にしたいです。
電解コンなど、大きいパーツが干渉しないようにすることも忘れてはいけません。
そういったことを考えながら、さらに修正していきたいところですが、
ここいら辺で一度、回路図とつき合わせて確認作業を行った方が良いでしょう。
たいてい2~3箇所はエラーが見つかります。。 今のうちに直しておきましょう。
と、今日はここまで。この続きはまたいつか。。。
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