よいこの速弾き講座 【第2回??】 [よいこの速弾き講座]
今日もまだ左手の関節が少し痛かったので、適当にテーピングを巻いて一日過ごしました。
↑ こんな感じ。見た目がちょっと悪いですが。
かなり適当に貼ったけど、なかなか調子良かったです。
でまぁ、今日も念のため左手は使わずに、苦手なアップ・ピッキングとリズム・トレーニングを集中して行いましーた。
と言っても、アップ・ピッキングの練習ってどんなことすれば良いのか分からないのでとりあえずダウン主体のリズム・トレーニングをそのままアップでやってみました。
速く弾くときは、できるだけ浅くピッキングするようにしたいですね。
慣れないアップピッキングをしようとすると、変に力んで弦に思い切りめり込ませたりすることが多いと思います(自分の場合)。
そうすると、リズムもつっかえるし、速いピッキングもできなくなるので、
できるだけ浅く、スムーズに、振りを小さく、スピーディーにキレのあるピッキングを目指しましょ。
それと、リズム・キープは完璧を目指しましょう。
速いペースを追い求めるのではなく、指定されたリズムを完璧なタイミングで弾き続ける(ココ重要)ことを目指しましょう。
今回は BPM=120 で挑戦してみましょう。
ある程度このテンポは完璧に行けるなと思ったら、いくつかテンポを変えてみましょう。
それと、弾いてる時は完璧と思っていても、後から録音したものを聞いてみると全然ダメだったりします(今回の自分のビデオがまさにその好例)。
たまに録音したものを聞いてみたりして、絶望しつつ、練習をつづけましょう。
そのとき、自分のどこがダメなのか、ちゃんと確認しましょう。
(ビデオ例:出だしと3弦とのきリズムがフラつくなど)
譜例は5弦だけしか書いていませんが、実際には
「6弦から始まって1弦まで行って、その後はまた6弦に戻る」
という感じで練習しましょい。
譜例だけみると、簡単に思えますが、きっちりジャストでタイミングを合わせるとなるとこっちの方がかなり難しい上級編です。
刻むペースが速いと、少しぐらいズレても勢いで次の音を弾いてしまえば多少の誤差は誤魔化せますが、ペースが遅くなるほどちょっとした誤差が目立つようになります。
リズムをジャストで合わせるというのは「メトロノームと全く同じタイミングで弾く」ということです。
そうすると、ギターの音とメトロノームの音が相殺されて、どちらかの音がかき消されたり、独特な響きになって聞こえたりします。
ひたすら黙々と練習していると、あるときふと頭が空っぽになって、この響きだけが続いている状態になったりします。
ゾーンに入るというか、無我の境地というか、悟りを開くというか、
頭で考えたり、体を動かそうとしなくても、ずっと完璧なリズムキープを続けている状態です。
無限に続くリズムトレーニング輪廻のなか、涅槃の境地でリズム曼荼羅を描き続け・・・
あれ?オレ、ちょっとおかしくなってきたのかな??
とにかく、そこまでの境地にたどり着ければ、あなたも立派な DO・HEN・TAI です。
そのころにはきっと、脳内麻薬が分泌されて、この上ない快感を得ているでしょう。
一体自分は何を言ってるのでしょうか?
さておき、これもアップ・ピッキングと合わせて練習したいですね。
今度は譜面の3小節目以降のように、2弦まとめてとか、3弦まとめて弾いてみまそう。
これまた前の譜例と同じように、6~1弦→1~6弦と移動するようにしましょう。
このとき、できれば手元を見ないで狙った弦だけをヒットできるようになりたいですね。
(自分はまだアップは上手くできなくて、ビデオではたまに他の弦が鳴ってたりします)
まぁ、実際に演奏するときは弦ミュートもしてあるんで、これに関してはあまり神経質にならず
とにかくリズムをジャストで鳴らせるようにするのが一番の目標です。
ビデオの後ろの方で適当にやってるのは、その他のリズム・トレーニングです。
てきとうに、自分が良さそうだと思うパターンを作っていろいろ試してみても良いでしょい。
ちなみに1個めがエコノミー・ピッキングのトレーニング。
2個めがザック・ワイルド的な連射のために1弦と2弦を2音ずつひたすら往復するトレーニング。
6連だと、1拍ごとに上下が入れ替わるのでリズムをとるのが難しいです。
(ビデオでは適当にやってるだけなので全然合ってません)
最後に、リズム・キープの練習は、テレビを見ながらとか、雑誌を読みながらとか、
他の事をやりながら行いたいですね。(あくまでも個人的な見解)
演奏中は、メロディーとか、左手にも意識が行ってるので、
リズム・キープは半ば無意識でできるようになっていたいからです。
あんまり集中してないような状態でも右手が勝手に動いて、
リズムがジャストで出せるようになっているのが理想ですね。
(あくまでも理想です。偉そうなこと言って現実には自分は全然できていません)
メトロノームとミニ・アンプの真ん中にカメラを置いて撮影しました。
音はカメラのマイクから直接録ってます。
実際の練習ではアンプを通す必要は無いでしょう。
今回は突発的に行った速弾き講座。
さて、次回こそは左手強化編です(多分。いつになるかは分かりません)。
コウゴ期待!!
休息はとても大切です。
ゆっくり休ませてあげて下さい!
それにしても、こういう単調な練習が苦手な私はKOVCHさんを尊敬します。
by dime-333 (2012-02-27 07:25)
これは、地道なトレーニングですねぇ
こういうの大事ですよね!
こういうの、ちゃんとやってれば、
もうちょっと、ちゃんと弾けてたのに... orz
by haku (2012-02-27 21:40)
dime-333さん、こんばんは。
自分も単調な練習が苦手なので、テレビ見たり、雑誌読んだり、ボーっとしている時間にやっています^^
そうすると、あんまり苦にもならないし、無意識にリズムキープする癖ができるのでおすすめですよ。
by KOVCH (2012-02-27 23:07)
hakuさん、こんばんは。
こういうのは「さぁやるぞ」って感じで練習するよりも、何となくボーっとしてる時とか、ちょっとだけ空いた時間にやるのが楽でいいんじゃないかと思います。
手元にギターがなくてもエアピッキングで練習できますし。
今回は左手が使えなかったので集中してトレーニングしましたが、普段はこれだけ頑張るなんて練習は全然やってません^^;
by KOVCH (2012-02-27 23:11)
靴下ミュート、効果は絶大ですね。
アップピッキング、私はひたすら8分のアップを繰り返し練習しましたが、力が入ってしまい、ピッキングの角度がおかしくなってしまいました。
それ以来やめてしまいましたが、これはやってみたいですね。
KOVCHさんのようにしっかりと脱力できないと以前と同じ結果になってしまうので、その辺は気をつけないといけませんが。
by TURKU (2012-02-27 23:29)
TURUKUさん、こんばんは。
KUTUSHITAパワーが炸裂しています^^
自分も、アップピッキングを意識しすぎると、変に力が入ってしまいます。
自然にオルタネイトの下半分を弾く感覚でできれば良いのですが。
譜例みたいに、途中でオルタネイトが入ると少しやりやすくなるかもしれません。
(ダウンから入るので普段とは逆のストロークですが)
by KOVCH (2012-02-27 23:53)
こういう地道なトレーニングがマシンガンリフになるんですね、、
私も見習って練習してみます♪
アップは難しいな~^^;
by ginchanx_5150 (2012-02-28 07:59)
あれれれ、腱鞘炎ですか?
腱鞘炎だったら慢性化しないようにお休みしましょうね、
私の場合ステロイド注射のお世話になり完治に9ヶ月ほど掛かりました、まぁ、私の場合医者に言わせると老化現象の一端でもあるとのことですが、
どうぞお大事にして下さい。
by あんず飴 (2012-02-28 21:30)
あれれれ、腱鞘炎ですか?
腱鞘炎だったら慢性化しないようにお休みしましょうね、
私の場合ステロイド注射のお世話になり完治に9ヶ月ほど掛かりました、まぁ、私の場合医者に言わせると老化現象の一端でもあるとのことですが(笑)、
どうぞお大事にして下さい。
by あんず飴 (2012-02-28 21:31)
ginchanxさん、こんばんは。
ちょうど良い機会だったので、集中的に右手を鍛えてみました^^
アップピッキングも、少しはスムーズになった気がします。
by KOVCH (2012-02-28 22:30)
あんず飴さん、こんばんは。
まだそんなに酷い状態ではなかったのですが、大事をとって数日休ませていました。
年をとると回復が遅いので^^;
腱鞘炎は治るのに9ヶ月もかかってしまったのですか。
そんなに長い間ギター弾けないのはやっぱり痛いですね。
やっぱり、無理せずに早めに休息をとるべきですね。
老化現象でもあるのは怖いですね。
避けようがありませんし・・・
by KOVCH (2012-02-28 22:47)
こんばんは
こういった練習が大切なんでしょうね・・・
僕はピックは諦めて指弾きでチャレンジしようかと・・・?
by Studio-Oz (2012-02-29 20:18)
Studio-Ozさん、こんばんは。
地道な練習は大事ですが、自分はあんまりしてきませんでした^^;
指弾きは難しそうですねぇ~。
独特のノリが出せそうですが。
by KOVCH (2012-03-02 00:14)