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8月15日 次の課題。 [よいこの速弾き講座]

前回、地獄のDVDに入っていた曲を録画してアップしたわけですが、
すでに“次”へ向けた準備は始まっています。

DSC_1824.JPG

地獄のメカニカルトレーニングシリーズの1冊目。
それの最終課題曲です。

オイラが最初に買った地獄のDVDには、すでに発売されていた前2冊の最終課題曲の実演動画もボーナスで入っていました。
せっかく演奏のお手本があるからには、挑戦しなければもったいない。

ということでまずは、地獄シリーズ最初の1冊を入手しました。

『地獄より愛を込めて』

もう10年以上前に始まったシリーズですが、今でもまだ十分に通用しますね。
コイツのコピー状況をブログでお知らせしながらやって行きたいと思います。

まず最初にやることは、コピーするフレーズのスケールを付箋に書いて貼る。
前回コピーを始めたとき
にもやりました。

一気に書いて貼るのではなくて、フレーズをコピーする度に1つずつスケールを調べて貼り付けて行きます。
まぁ、最初にババっとやっちゃってもいいんですけどね。
早くギターが弾きたくなっちゃうので。

で、コピーして行く順序ですね。
これはまぁ、各自好きにやって行けば良いんですけど、オイラはまず、最初の1ページ目は頭からコピーして行くことにしました。

しょっぱなのフレーズはまぁ、特に問題も無く弾けるので、ポジションだけ覚えるために付箋を貼りました。

続く16分の上下も、地獄シリーズ2曲目ともなるとこの辺は問題なく行けますね。
スケールは “Cハーモニックマイナー” というもの。
クラシカル系では必須のスケールですね。

普通のマイナー・スケールから、7thだけを半音上げたものです。
メジャースケールから3rdと6thを半音下げたもの、と考えても同じです。
まぁ、メジャーとマイナーの中間みたいなもんです。良いとこ取りみたいなもんです。

Cの1つ前の音、♭B が半音上がって、Bになっとるわけです。

で、この後に、メインフレーズが待っているわけです。
このメインフレーズはできるだけ最初の方に覚えておきたい。

メインフレーズは、曲の後半でも繰り返されるので、早いうちからたくさん練習して、“ちょっと気を抜いた状態” でも難なく弾けるくらいになっておきたいのです。
難しいフレーズが多くて、集中しなければいけない時間が多い中で、メインフレーズに戻った時に、「フッ」と気持ちを落ち着かせることができる。
そういう “一瞬” があるだけで、演奏の難易度というか完成度みたいなのはすごくアップすると思います。

手を抜くんじゃないくて、気を抜くのね。
瞬間的に冷静になって、テンポの乱れとか、指の疲労とか、そういうのをリセットする。

もちろん、回数が多く登場するフレーズなので、ココが決まるのとそうでないのでは、曲を聴いた人に与える印象は大きく違って来ます。
何は無くとも、メインとなるフレーズの完成度は高めるだけ高めておきたいですね。

ここまでは特に問題も無く弾けそうです。
あとは何度も何度も何度も何度も何度も何度も練習して完成度を高めるだけです。

ここから先はいよいよテクニカルなフレーズが満載になるわけですが、どこからやって行きましょうか。
もちろん楽譜通り順番にやって行っても良いんですけどね。

オイラはひとまず、2か所あるマシンガンピッキングのフレーズからやって行くことにしました。
前に速弾き練習でも紹介した、3音2セットの6連符です。
最近は「スリー・ノート・パー・ストリング」なんて言い方されることが多いですね。

「three note per string (一つの弦につき3つの音を出す)」ってことです。

こいつを練習するのが曲のスピード感を身に付けるのに一番良いんですね。
前回の『自虐より愛を込めて』はBPM=120だったのに対して、今度の曲はBPM=135です。
10%以上速くなっているので、6連を弾くのも相当きついです。

なのでまずは、比較的シンプルなフルピッキングフレーズを練習して、このスピードでの6連のピッキング感みたいなのを身に付けてしまおうというわけです。

2つあるマシンガンピッキングのうち、後半に出てくる方を先に練習することにしました。
こちらは、同じ3音の動きを2回繰り返しながら上昇して行くフレーズなので、より簡単に、右手に集中して練習できるからです。

DSC_1826.JPG
↑ まずは使用するポジションを書き込み。
広範囲に亘っていて複雑に見えるかもしれませんが、3音ずつのブロックにして弾いてみると意外に簡単に覚えられます。
基本はAmのスケールですが、最後だけ、1弦16フレットを弾いてます。
7thのGを半音上げて、ハーモニックマイナーにしているんですね。

付箋には、G音とG♯が分かるようにメモしておきました。
あと、ルートとなるAの場所。
それから、このフレーズ中のバッキングはFのコードが鳴っているので、フレーズのスタートはF音から始まっています。
それが分かるようにFの場所もメモメモ。

こんな感じで付箋には適当に思いついたことをどんどんメモして行きます。

で、こっちがだいたい覚えられたら、もう一つの方も見てみましょう。

DSC_1825.JPG
↑ こっちの方は、1弦につき3音ずつなんだけど、上下にあちこち弦移動したりして、ちょと複雑。

けどスケールはシンプルにAm一発。
このブロックは使いやすいかもしれない。
覚えておいて損は無いでしょう。

スケールの並びは覚えたんだけど、やっぱりこのスピードで弾くのはすごく大変。
今のところBPM130でギリ行けるかどうか?ってところ。
あとちょっとなので、頑張って弾けるようになっておきたいところですが、実はちょっと指に違和感を感じたので今日はもう練習してません。
明日以降また様子を見ながら練習練習練習練習練習練習練習を繰り返したいですね。

ま、今度も慌てず焦らずに、ゆっくりマイペースでやって行きますよ。

  


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