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8月18日 パーツ表と基板。 [Ampig Scrambler]

さてさて、Ampeg Scrambler Fuzz です。
前回は「夏休み企画!」と言っていたのに、自分の夏休みがぜんぜんとれなくて、全くと言っていいほど進んでいません。

世の社会人のみなさんの夏休みはとうに終わってしまっていることでしょう。
「いっしょに作りましょう!!」的なこと言ってたのにね・・・

気を取り直して、
週末の2日間もあれば作れてしまうペダルなので、慌てずゆっくりやって行きましょう。

制作が出来ない代わりと言っては何ですが、パーツ表を出しておきましょう。
何気にちゃんとしたパーツ表を出すのは今回が初かもしれません。

部品表.gif
↑ クリックで拡大。(一応確認はしてますが、万一間違いがあってもご容赦ください)
パーツを買出しに行く人は、印刷して持っていけば少しだけ楽になると思います。

抵抗の赤い文字はスイッチ時のノイズ除けのおまじない用
茶色いのは、DALE などの高品質抵抗を使うならココってことで。
まぁファズなんでね、ここに高品質抵抗つかっても効果はうすいんじゃないかと。

TR(トランジスタ)は、海外製か国産かどちらか好きな方を選んでください。
多分国産の方が手に入りやすいんじゃないかな。

これらの他にも配線用の線材とか、ハンダ・ハンダこて、ケース穴あけ用のドリルなど、必要なものはたくさんあります。
どれも近所のホームセンターなどで手に入るものなので、必要になってから買いに行っても良いでしょう。

金額は、ザックリとしたものです。
実際にはこれよりも高かったり安かったりしますが、大体こんなもんでしょう。

いまどき3000円もあれば、中古ペダルなり、中華ペダルなり、入手することも可能です。
ただ、スクランブラ―は中古も数が少なくて、値崩れもしてないですし、中華コピーも自分の知る限りではまだ出ていないと思います。
なので、作る価値は十分にあると思いますよ。

これだけでは何なので、すでに作ってあった基板の写真でも出しておきましょうか。

DSC_1810.JPG
↑ オイラは硬いガラスエポキシの基板を使っています。
紙フェノールの方がソフトで加工は簡単です。

レイアウトはコチラアーカイブページから
ampig_logo.gif ← このバナーをクリックしてゲットしてください。

ユニバーサル基板の切り方について。
まず、切りたいラインをカッターで何度か線を引きます。
表・裏両方ともカッターでラインを入れます。位置を間違えないようにしましょう。

できれば硬いものが切れる“Pカッター” がおすすめですが、まぁ無くても何とかなるでしょう。

ある程度線が削れてもういいかな?って思ったら、思いっきり手で割ります。
もともと穴が開いているので、意外と簡単に割れます。

ミシミシって手ごたえがあったらそのまま割って大丈夫です。
「まだちょっと無理かな?」って思ったら、もう少しカッターで切り込みを入れてください。
この辺は経験が必要だけど、2~3枚もやれば慣れてくると思います。

カットができたら、鉄ヤスリでギザギザをならします。
これはまぁ、どこまでやるかは個人の好みですが、後で切り口で指を切ってしまったなんてことがないように、ちょっとくらいはやっておいた方が良いと思います。

オレは目いっぱいまで削って、なおかつ、角が無くなるように削って、さらに断面の上下を斜めに少し削ってフチの触り心地が滑らかになるようにしています。
ここまではやらなくても良いですが、作業中は基板に触れることが多いので、触り心地が滑らかな方が効率良く作れます。
基板の角度を変えたり、裏返したりする度に指に引っかかりを感じるのが嫌なので。
ま、音には関係ないので、お好みで。

ここまで出来たら、いったん水で流して石鹸かなにかで洗いましょう。
オイラは乾かしてからさらにアルコールで両面の油脂を拭き取ります。
ここまでやったら、基板のフチだけを触れるようにしましょう。
特に、銅箔が貼ってある裏面には極力触れないように。

あんまり神経質にならなくてもいいだろ、という意見もありますが、油脂が残るということはハンダのノリに影響があるかもしれないということで、そうなるともしかしたら音にも影響があるかもしれないということで、まぁ実際はそんなに影響なんてないだろうし音もこんなくらいでは変わりようがないですが気持ちの問題ですよこんなもんはおれはできるだけ気持ち良くギターが弾きたいのでここはすごく気をつけますと言いつつもなんだかんだで作業中には結構触れてしまったりすることも多いですからまぁ気にしすぎない程度に楽しみながらやればいいんじゃないかなと思います。

そうしたら、油性ペンで導線を書き込みます。
色は適当に。
自分は、グランドは青、電源まわりは赤、その他を緑で書いてます。
何となくこれが一番見やすかったので。

Vbがあるときはオレンジを使ったり、他にもレイアウトに合わせて違う色を使うこともあります。
この辺はまぁ、お好みで自由にやって良いでしょう。
ただ、あんまり色を多くし過ぎると、かえって良く分からなくなってしまうのでご注意を。

さてさて、次はいよいよこれにパーツを配置して行くわけですが、はたしていつになる事やら。
ほんとうに、夏の間に作ることができるのか?
おれに夏休みは訪れるのか?


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