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5月17日 アルニコ2の歪ませた音。 [ピックアップの話]

Ibanez INF2 のフロントP.U. のマグネットを alnicoII に交換した音を録ってみました。
今度は、強く歪ませた音です。

改造前の音はこの記事で一度出ていますね。

セッティングはLine6 の GearBox 直で、こんな感じです。

amp.jpg

前回の音をそのまま保存していたので、全く同じ状態で録音してみました。
ビフォアーとアフターで聞き比べてみましょう。

まずは、もう一度改造前の音を聞いてみましょう。

Pantera の Walk のソロでした。

そしてこちらが、改造後の音です。

う~~ん、どうでしょう?
ほとんど変わっていない気もしますね。

若干パワーが落ちて、低音が増えたような気もします。
まぁ、大体狙い通りというか、そうなっていて欲しいという願望がそう聞こえさせているのかも。

改造前の方は、高域が強いですね。
高音をチョーキングしたときに違いが顕著にでます。
(パンテラのソロを弾く時は、改造前の方が合っているような気もしますが、高域を強く出したいならリアで弾くよね。)

とにかく、予想よりは全然変化がありませんでした。

前回のクリーンのときはあんなに違ったのに。
歪が変化に乏しくて、クリーンが大きく変化した、というのは、リアを交換した時とは全く反対の結果になりました。
これもおもしろい結果ですね。

フロントはクリーンに強い、というのもあるかもしれません。

それからもう一点、最後にちょろっとだけメインリフを弾いたのですが、そこだけ抜き出してみると

↑ コッチが改造前の音

↑ そしてこっちが改造後の音

低音弦のリフだけを聞いてみると、けっこう違っているのが分かると思います。
改造後の方が、かなり低音が出ていて、なおかつ響きに深みがありますね。

これに関しては、改造後の方が、圧倒的に意図していた通りの変化になりました。
これぞ“フロント・ピックアップ”って感じの音です。

ハイポジションの歪音は変化が少なかったですが、
ローポジションの音やクリーン音は大きく変わっていたので、そういう音のときに真価を発揮するピックアップになったな、と思います。

(ただし、ひとつ懸念があるのは、前回録音時に、最後だけ瞬間的にピックアップをリアに切り替えていた可能性も無きにしも有らずというか、実際切り替えたかどうかは覚えていないので何とも言えないところですが、多分ピックアップ切り替えはやっていなかったと思います。・・・多分。)

結果は、どうでしょうか?
聴く人それぞれによって評価は変わってくると思いますが、
自分的には成功だったと思います。

まぁ、リアを交換した時ほど大きな感動は有りませんが。
今回はチョイスした曲調がまずかったですね。
もっとフロントピックアップらしさが生きる、メロゥな曲を比較曲に選べば良かったと反省。


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