8月24日 Fuzzy and Wild. [耳コピ]
前回ベンチャーズをやったばっかりですが、もう1曲耳コピしました。
前回の動画をアップしたときに、確認のためにYoutubeを見ていたら、オススメの動画に昔のベンチャーズの曲が出てきたんですね。
で、その曲の Fuzzy And Wild ってタイトルに惹かれてなんとなく聞いてみたらこれが格好良い。
ギターはその曲名の通り、ファズ全開のサウンド。
最近使っていなかったファズを楽しむにはもってこいの曲だな、ということで、耳コピすることにしました。
この曲はテンポもそんなに速くなくて、フレーズもシンプルです。
2分弱しかない曲で、前半と後半はほぼ同じことの繰り返しです。
さらに同じような形で移動するフレーズや単音連打のフレーズばかりです。
コード進行も、オーソドックスなEのブルース進行なので、先の展開が分かりやすいです。
耳コピ初心者にはもってこいの曲かもしれません。
興味のある人は、挑戦してみてはどうでしょうか。
いまはまだタブ譜は見ないでおいて、答え合わせ用にとっておくのもありですね。
後日、おそらくコピーした演奏動画をアップすると思うので、もしよかったら、それと一緒にね。
まえおきがなかり長くなりました。
いよいよ耳コピしていきましょう。
といいつつ、いきなり全部出しちゃってます。
曲の作りはシンプルなので、かなりあっさり耳コピは完了しました。
今回は、自分がやったプロセスを書いてみます。
耳コピのやり方は、人それぞれあると思います。
また、曲によっても、やり方は変わってくるかもでしょう。
自分は今回は、まず最初にメインのリフの音をとりました。
曲を聴いていると、4度上の音で、同じフレーズを弾いているのが分かります。
6弦を使ったリフを、同じ指使いで5弦に移動しただけです。
1度・4度で同じフレーズとなると「ははぁ、これは1-4-5度の3コードのブルース進行に近い曲だな」と推理することができます。
メインのリフがEで、4度上がAだから、もう一つのコードはBだな、となんとなくあたりをつけます。
コード進行は、
E E E E
A A E E
B A E E
です。
EEAEときたら、次はBAEEです。
ここはメインリフと同じような音使いで、短めのフレーズが続きます。
5弦2フレットからはじめてみようかな、と適当に合わせてみたら、正解でした。
となると次はAですね。
5弦開放弦から同じ感じの音使いで出来ました。
これで前半のフレーズは完成です。
この曲は、大きく分けて2つのことしかやっていないので、ほぼ半分が完了しました。
じゃあ次の連打フレーズに行ってみましょう。
音数は多いですが、ひとつの音を連打しているだけです。
落ち着いて、連打の最初の音を集中して聞きましょう。
頭の音だけとっていけば、難しくはないでしょう。
それができたらあとは、イントロと最後の連打フレーズを取っていくだけです。
イントロは
EEEE
AAEE
BAEE
のブルース進行そのままです。
コード同を単音で弾いてるだけなので、タイミングだけとればオッケーです。
なんならそれもしないで適当にアドリブで合わせても良いくらいです。
音は、ここだけちょっと小さくなっていますね。
ピックアップを変えているのか、ミュートしているのか。
自分は今回は大好きなブリッジミュートを使って弾くことにしました。
最後は、BABAと順番にコード音を鳴らすだけですね。
これもタイミングをとるだけです。
頭と尻尾のアームを使った音ですが、多分6弦開放弦のEを出してるんじゃないかとおもいますが、かなり大胆にアームで音程を変化させているのでよくわかりません。
各自適当な音を出してれば良いでしょう。
はい、これで耳コピ完了です。
あとは、練習して1曲通して弾けるようにするだけですね。
あ、それから上質のファズを用意すること!
この曲に関しては、それが何よりも重要だったりします。
ジリジリした、強〜い変態ファズを用意して挑みましょう。
ベンチャーズというと、いわゆるテケテケサウンドが有名ですが、中期のめいっぱいファズを効かせた音も良いですね。
この曲は自分も初めて知ったのですが、かなりマイナーな曲かもしれません。
(自分が知らなかっただけかもしれませんが)
「グリーンホーネット」って映画のテーマCDのB面に入っていた曲らしいです。
アルバムだと「Wild Things」ってのに入ってるらしいですが、すでに絶版みたいです。
ベスト版にも入っているようすはないですし、普通だったら手に入れるのは苦労するかもしれません。
でもいまはダウンロード販売もありますからね。
絶版曲も、簡単に手に入れることができるようになりました。
すごい時代になりましたね。
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