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10月25日 狂黒鼠復活篇。 [Landgraff MOD 流]

昔作ったレイアウトをリメイクするシリーズ、今回は proco RAT を MOD した、Landgraff の MOD です。

元々作ったレイアウトはもう何年も前だったので、今回ミニサイズのケースに入るように修正しました。
元のレイアウトを作った時はまだ、ミニケースというものが自作界には認識されていなかったんですよね。

そんなわけで、新しくなったレイアウトは、いつものようにレイアウト・アーカイブページから

logo_mad.gif

↑ これと同じバナーをクリックしてPDFに飛んでください。
毎度毎度まわりくどくてすみまめん。

ではレイアウトの説明を。

元々パーツ数の少ない回路でしたから、ミニサイズにするのもすんなりできました。
一箇所だけ、電源の頭に入れる100Ωの抵抗だけ立てるようになってます。
電源関係なので許して。

この 100Ω の抵抗ですが、なんなら無くてもO.K.です。
くわしくは分かりませんが、RAT に使っている LM308 って IC は耐圧が低いらしいです。
でまぁ、普通に9vのアダプターを使ってる分には問題ないんですが、エフェクターの中には18vのアダプターを使うものもあるんですよね。
で、電源アダプターって結構誤差があるから、下手すると20vぐらいまで出ちゃうかもしれない。
で、そんなアダプターを間違って差しちゃったら、一発でドンっと行ってしまうわけですよ。

そうならないための、お守りみたいなもんですね、この100Ωは。

まあそれでも18vのアダプター挿したら普通に壊れることもあります。
逆に、20v挿しても、耐えれる個体もあります。

なので、この抵抗があってもなくっても、結局は運です。
「俺ぁそんなマヌケなことは絶対しないぜ!!」って自信のある人は取っ払っちゃって大丈夫です。
要は普通に9vで動作させてる分には問題ないですから。

まかり間違っても、ひと昔前の昇圧ブームの時みたいに40vの電圧とかかけないように。

それからもう一つ、PDFの2ページ目には、BASS用に少しだけパーツを変更したmodifyレイアウトです。
厳密に言うと、RATにBASS用ってのは無いのですが、ベースエフェクターとしてJuggernautってヤツが出てるんですね。
これは、前にも言いましたが、ベース用に調整したRATと、エフェクトループを合体させたような回路です。
そのRAT部分だけを抜き出したものですね。

さらに厳密に言えば、juggernaut の IC はLM308じゃあないんですが、まあ多分問題ないです。

ベース用に際しては、いくつかのカップリングコンデンサの容量を大きくして、低音が多く通るようになってます。
逆に、グランドに捨てるコンデンサの容量を小さくして、低音が残るようにしてます。

大きな調整はこれくらいですね。

それから、ICの7番端子から2つに分岐して電解コンでグランドに落ちるところがありますが、
これをひとつにまとめてますね。

あとは、ボリュームの後ろに47kの抵抗が一つ入ってます。
一応立てる形で追加できるようになっています。

この2つは何でしょうね?
もしかしたらICを違うの使っているのでその調整可もしれません。

どちらでも行けるようにレイアウトは作ってあるので、この辺は作りながら様子を見てやってください。

そんなこんなで、突発的にですが、RAT系のレイアウトをひとつ修正しました。
前回はTS系を出すと言ってましたが、ちょっと予定がずれました。
TS系はいろいろと亜流が多すぎてまとめるのが大変。


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