10月27日 小さいけどダイナミック。 [Landgraff DOD 流]
今度こそ予告どおりのミニサイズのTS系ODレイアウトです。
前に言ったように、ミニサイズに収めるにあたって、終段のアウトプットバッファを取っ払いました。
なので、オリジナルの機械とはちょっと違った感じになるかもしれません。
個人的な予想では、ほぼ変わらない感じになるとは思ってます。
あとは、定数などは Landgraff Dynamic Overdrive に寄せてます。
TS系は多種多様な亜流があるので、好みに合わせて適当にあれこれ変えて楽しんでください。
では早速、レイアウトはいつものように、
↑コチラのレイアウト・アーカイブページから、同じバナーを選んでクリックすればレイアウトのPDFにリンクします。
毎度まわりくどくてすみまめんたいこ。
準備が出来たら、レイアウトの説明をば。
レイアウト・製作に関しては、TS系はオーバードライブの始祖・元祖として自作界では長年膨大な数が作られていますので、今さら多くを語る必要もないでしょう。
このブログのDOD系の過去記事なんかも参考にしてもらえればと思います。
ミニに収めるため、立てる抵抗とジャンパ線が出てきますが、ほぼ電源まわりなので、お許しをば。
パーツで注意が必要なのが1μのフィルムコンデンサですね。
とにかくデカイのでサイズに注意が必要です。
ここはNP(両極性)の電解コンにしてしまってもO.K.です。
サイズの小さいタンタルや積層セラミックでも行けることはいけますが、ここは音に直結する部分なので人によってはあんまり納得いかない感じになるかもしれません。あくまでも好みの話ですが。
前段のトランジスタは国産の2SC1815を想定しています。
外国産のものを使う時には足の並びに注意してください。
ランドグラフにさらに近づけたいときは、51pのコンデンサを、シルバーマイカにしましょう。
動作的にはセラコンでも問題ないです。
クリップは、ラングラさんはシリコンの対称とLEDの対称を切り替えてますね。
さらに中点OFFのスイッチを使うことで、ダンブルモードってヤツも使えるようになってます。
いまでは当たり前のように使われているモードですが多分、ランドグラフさんが元祖ですね。
ただ、ダンブルモードはほとんど使うことが無いので、普通のシングルスイッチでも十分です。
中点OFFのスイッチは超小型サイズを見つけるのも難しいし。
クリップは他にも、シリコンの非対称やゲルマを使ったり、いろいろと好みのものを試しても良いでしょう。
あれこれやって自分だけの音を見つけるのが自作エフェクターの醍醐味です!!
と、今回はあっさりめの説明です。
あんまし大した説明はしていませんが、過去のDOD記事なども参考にしていただければ幸いッス。
TS系はまだまだ続きます。
次回はおれ的本命のSD-1行ってみましょう。
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