10月28日 スーパーなオーバードライブ。 [SD-1 系]
昨日に引き続きのTS系レイアウトアップ。
今日は個人的に一番好きな BOSS SD-1 行ってみましょう。
TS系とは言っても、BOSS らしく非常に使いやすい感じに作られています。
人によっては、その優等生ぶりが嫌だと感じる場合もありますが、オイラは大好きです。
ではいつものようにレイアウトを。
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レイアウトのPDFにリンクします。
毎度々々まわりくどくてすみまめん。
ではレイアウトの説明を。
基本的な作りは昨日のDODと変わりません。
が、それぞれの定数はかなり変わっています。
INPUT直後の抵抗とコンデンサの並び順が逆になっていますが、これはどっちでもかまいません。
直列で連続する抵抗とコンデンサの並び順を入れ替えても音に変化はありません。
ICの1番と2番をまたいでノイズ除けの120pのコンデンサが入ってますが、 これは元の機械には無いものです。
これは無くてもかまいません。
オイラの個人的な好みでは入れた方が良いと思ってます。
5番からVbに落ちている抵抗が1個無くなってます。
その代わりと言ってはなんですが、6番と7番をまたいで0.1μのコンデンサが入ってます。
後から入れたので、この辺はちょっとコンデンサが混雑した感じになってます。
レイアウト上では余裕があるように見えますが、実際は1μのコンデンサがかなり大きいので、キツキツになってしまうと思います。
あんまりコンデンサを近づけるのは、静電容量上?よろしくない気分です。
気になる場合は、0.1のコンデンサと平行に入っている10kの抵抗の位置を入れ替えても良いでしょう。
スペース上、抵抗を立てることになりますが、まぁすでに立ててる抵抗がいくつかあるので・・・
もしくは、これもノイズ除けのおまじないコンデンサなので、サイズの小さい物に変えてしまっても良いでしょう。
積セラとかね。
オリジナルでは1μのヤツは電解コンになっているので、それと同じにしてもO.K.です。
音は変わってきますが。
その場合、電解コンの+はICの7番端子につながるように。
それから、LEVELのボリュームPOTが10kBになっています。要注意。
これは、ICの6番7番の間に0.1μのコンデンサを入れたからだと思います。
帰還する量が増えるので、ボリュームが下がるみたいです。
この0.1μを取っ払うなら、TSと同じように100kのPOTにした方が使いやすいかもしれません。
あと、TONEのポットが20kのWカーブってヤツになっていますが、これは手に入れるのがほぼ不可能だと思うので普通のBカーブで良いでしょう。
それから、DRIVEのカーブも地味にBカーブに変わってますので注意。
あとはクリップの切り替えですが、PDFレイアウト例ではシリコンの対称と非対称を切り替えるようにしています。
これはあくまでも一例なので、お好みでいろいろ試してみてください。
オリジナルはシリコン×シリコン+シリコンの非対称なので、 それは残しておくのがおすすめです。
あとは、個人的には前回SD1を作った時にやった、ゲルマ×MOSFETの組み合わせもおすすめです。
さてさて、連続して行きます。TS/SD系。
次回はザック的なワイルドなオーバードライブです。
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