11月15日 ジョー・ソロー。 [ペンタトニック・スクール]
前回エアロのアメイジングをアップしました。
サッと撮って出せるように昔いちどコピーしたことがあった曲を弾きました。
サッと撮って出せるように昔いちどコピーしたことがあった曲を弾きました。
とは言ったものの、ほとんど忘れてしまっていたので、ソロを中心におさらいしました。
昔はタブ譜を丸暗記するだけでしたが、今はソロなんかはスケールを書き出しています。
その方が断然覚えやすいので。
昔はタブ譜を丸暗記するだけでしたが、今はソロなんかはスケールを書き出しています。
その方が断然覚えやすいので。
せっかくなので分析の成果?を記事にしましょう。
ここでもう一度ソロのビデオを。
ソロはだいたい2分57秒くらいから始まります。
ブラウザが対応していれば、上のビデオをクリックすればそこから再生します。
ブラウザが対応していれば、上のビデオをクリックすればそこから再生します。
この曲のソロは大きく3つのポジションに分けられます。
このうち3つめのハイポジションはCメジャー・ペンタトニックの3番目のポジション。
基本的なペンタの形ですね。
基本的なペンタの形ですね。
アメイジングは最初はAmから始まるのですが、ソロの部分で裏返ってCメジャーにキーが変わります。
(AmとCメジャーは同じ音で構成されているので表裏一体のかんけいなのです。
その辺は以前のペンタトニックスクールを参照してちょ。)
(AmとCメジャーは同じ音で構成されているので表裏一体のかんけいなのです。
その辺は以前のペンタトニックスクールを参照してちょ。)
それまで暗い感じだった曲が、メジャーに転換することで一気にテンションアップします。
このギターソロにやたらとカタルシスを感じるのはこれが大きな要因です。
このギターソロにやたらとカタルシスを感じるのはこれが大きな要因です。
で、ソロはローポジションから始まります。
基本はここもCメジャーペンタトニックなのですが、ここにB♭とE♭の音が追加されています。
この2つはCマイナー・ペンタの音なんですね。
ブルースの世界では、メジャ・マイナーのペンタを合体させて、強引にどちらのキーでも使えるようにしてしまっています。
「ブルース・スケール」なんて言ったりします。
基本はここもCメジャーペンタトニックなのですが、ここにB♭とE♭の音が追加されています。
この2つはCマイナー・ペンタの音なんですね。
ブルースの世界では、メジャ・マイナーのペンタを合体させて、強引にどちらのキーでも使えるようにしてしまっています。
「ブルース・スケール」なんて言ったりします。
ジョーペリーもこのソロでマイナーの音を足してCメジャー・ペンタよりも少し変わった響きを作り出しています。
↓ このポジションの青で囲った音ですね。赤い丸はCメジャーの音。あとは共通。
↓ このポジションの青で囲った音ですね。赤い丸はCメジャーの音。あとは共通。
この付け足し加減がセンスなんですね。
あんまりやりすぎると気持ち良く無くなっちゃう。
けれどもその変態ぶりが支持されることもある。
この辺は結局弾き手の個性に左右されます。
あんまりやりすぎると気持ち良く無くなっちゃう。
けれどもその変態ぶりが支持されることもある。
この辺は結局弾き手の個性に左右されます。
ジョーはあくまでも味付け程度にやることが多いです。
今回も2つだけ。
今回も2つだけ。
で、これにつづくミドルポジション。
今度はCマイナーの方がメインになってしまっています。
メジャーキーでマイナーペンタを弾くと、独特のテンション感ある響きになるのでよく使われます。
ここにCメジャーの構成音であるAの音と、ブルース系ソロには欠かせない♭5thの音を付け足して、いつものジョー・ペリーお得意の形になります。
(詳しくはこれまでのジョーペリー編を参照ょ。コチラとコチラ)
メジャーキーでマイナーペンタを弾くと、独特のテンション感ある響きになるのでよく使われます。
ここにCメジャーの構成音であるAの音と、ブルース系ソロには欠かせない♭5thの音を付け足して、いつものジョー・ペリーお得意の形になります。
(詳しくはこれまでのジョーペリー編を参照ょ。コチラとコチラ)
ミドル・ポジションでも付け足す音は2つだけ。
これでいつもの指グセで弾きまくれるので、このミッド・ポジションが一番多く使われています。
これでいつもの指グセで弾きまくれるので、このミッド・ポジションが一番多く使われています。
このソロはジョー・ペリーのソロの集大成みたいなもので、ジョーおなじみのテクニックもふんだんに使われています。
そういうのもいくつか紹介して行きたいと思っていますが、それはまたいつか別の機会に続きます。
そういうのもいくつか紹介して行きたいと思っていますが、それはまたいつか別の機会に続きます。
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