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3月7日 ソルダーレス・ケーブルを作った。 [ケーブルの話]

最近話題のソルダーレスのパッチケーブルを作ってみました。

セコセコ人間の自分は激安中華プラグにフリー・ザ・トーンのケーブルを合わせました。

IMG_1255.JPG

出来上がったのはこんな感じ。
赤いケーブルは中華プラグについてきたケーブル。
一度これで練習してから作りました。

IMG_1256.JPG

中華プラグはこんな感じ。
結構しっかりした作りです。
軽くて薄いのも良いです。
プラグの違いによる音の変化はまだ比べていないので分かりません。

作りは、アイバニーズが出しているソルダーレス・パッチ・キットとほぼ同じ。
george L's とか Free the Tone のよりも安っぽいシンプルな形です。

IMG_1254.JPG

L字型のプラグだけど、固定時にケーブルを曲げずに真っ直ぐのままブッ挿します。
ケーブルに負担がかからない分だけ真っ直ぐの方が良い、ととるか、
しっかり固定できるのでその分トラブルが少ない曲げるタイプの方が良い、ととるかは人それぞれだと思います。
自分はまだコレしか使ったことが無いので、どちらが良いかは分かりません。

かなりお安い中華プラグですが、いくつか問題点というか、注意点があります。

まず、ケーブルを固定するネジ。
ゾンアマの商品説明写真では、他のソルダーレスと同様、先端が鋭利になっていて、ケーブルの外被を丸くくり抜くことができます。
そこでネジと網線が接触して、コールド側の端子と繋がります。

IMG_1257.JPG

けれども実際の商品には、どう見ても普通のネジが付いています。
そのため外被をくり抜かずに押しつぶしているだけです。
一応これでも少しだけ隙間ができてそこから通電できているのですが、どうにも心許ない。

IMG_1258.JPG

自分は、いったんネジで固定して跡をつけた後に、もう一度取り出してデザインナイフでペロっと剥いてやりました。
けっこう強くネジ跡が残っているので、綺麗に簡単に剥がれます。

IMG_1252.JPG

で、剥いた部分がネジ穴に来るように挿し直して固定します。

IMG_1253.JPG

で、通電チェックした後、アンプで音を出してみてチェック。
結構簡単に完成しました。

で、問題がもう一つ。

赤い方のケーブルなんですが、これ商品説明には 18AWG と書いてあるのですが、

IMG_1259.JPG

商品についてきた説明書きでは AWG24 になっています。
ケーブルを実際に見た感じでも 18AWG には見えません。

音も最悪です。
フリー・ザ・トーンのケーブルとくらべると、明らかに音痩せしています。
音量もなんか小さいし、超カスカスの音になります。

もともと付属のケーブルを使うつもりはなかったのでまぁ良いっちゃあ良いのですが。

IMG_1262.JPG

ということで、赤い方のケーブルは速攻でバラして Free the Tone のケーブルで作り直しました。

IMG_1261.JPG

別売りのケーブルは 1m 買ったのですが、結構余っちゃいました。
30cmくらいあるので、長めのパッチがもう1本つくれますね。

1本20cmで作れば5本作れます。あたりまえですが。
今回は最初だったので多少長めに作りました。
気が向いたらまた違うタイプのソルダーレスプラグを試してみたいですね。

ケーブルは、4mm 程度の太さの撚線なら何でも行けると思います。
CAJ の Klotz パッチケーブルとかも試してみたいですね。ジョージL'sのは行けるのかな?

と、ここまで書きましたが、自分は特にハンダ有り・無し、どちらが良いかとかは分かりません。
基本的には、ハンダしたケーブルは、ハンダ込みの音だと思っています。
それを劣化ととるか、“味付け”ととるかは人それぞれでしょう。

俺はまぁ、どっちでも良いというか、「どっちも好き」です。

今回あまったケーブルと普通のプラグをハンダしたパッチを作っても面白そうです。

最後に、ゾンアマのアフィリも置いておきます。

 

今回買ったのはこのセットです。
プラグは1200円くらいで6個入っているのでパッチが3本作れます。
ケーブルは1mで 650円くらいと少々お高めですが、すごくしなやかで柔らかくて曲げやすいのでかなり短くつくっても抵抗なく曲がってくれます。

2千円以内で3本パッチが作れるので「ソルダーレスを試してみたい」という人にはおすすめ。

これで良さそうなら、後からプラグをしっかりしたものに買い替えても良いでしょう。
チマチマせこいことやらずに最初からちゃんとしたキットを買うのもアリです。

 

ただ、中途半端にアイバニーズとかの安いキットを買うくらいなら、今回自分がやったように別個で良いケーブルを買う方が良いでしょう。

あとは、ケーブルを切るときに断面を潰してしまうと上手く作れなくなるので注意しましょう。


自分は自転車のメンテで使っているケーブルカッターを使いました。
普通のニッパーでカットした場合は、断面をつまんで丸くしてやれば良いでしょう。


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