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エフェクタ―を作ろう!!【その2】基板の準備 [エフェクタ―の作り方]

いよいよエフェクターを作って行きましょう。
まず最初に、基板の準備をします。

BPmo4011.gif

説明書を手元に置いて作業しましょう。

logo_mc401.gif

↑コチラのアーカイブページからPDFをダウンロードすることが出来ます。
プリントアウトしておくと便利です。


作業の流れをビデオにしました。
下の説明文とともに参考にしてください。

基板をカットする

MOVIE0408_1.jpg

今回はこんな風に規則正しく穴が開いている「ユニバーサル基板」を使います。

まずはこれを、縦12穴×横11穴のサイズにカットします。

1.カッターで切り込み線を入れる

ユニバーサル基板をカットするときは、蛇の目の穴に沿ってカットします。
目標のサイズの、一つとなりのラインをカットします。

1辺ずつカットしていきます。

MOVIE0408_2.jpg

カットする場所を決めたら、カッターナイフで何度か切れ込みの線を入れます。
手元にPカッターがある場合は少しだけ作業が楽になります。

無い場合は、少し念入りに切り込みのスジを入れましょう。

表・裏両面に切り込みのスジを入れます。

2.おりまげる

切り込みのスジに合わせて、少しずつ力を加えて折り曲げます。
何度か折り曲げるうちに、パキっと基板が割れます。

細かい場所はペンチを使うと割りやすくなります。

結構な力を入れても曲がりそうにないときは、もう少しカッターでスジを入れましょう。

3.サイドをヤスリで滑らかにする

4辺をカットできたら、鉄ヤスリなどでサイドの部分を削って滑らかにしましょう。
別にやらなくても良い作業ですが、これをしないと製作中に基板が手に引っ掛かってイラッとすることが多くなります。
見た目も良くなるのでやった方が気持ちよく作業できます。

蛇の目の穴を割ったギザギザが無くなって、触り心地が良くなるまで削ります。

角もすこしだけ丸くすると作業がストレスなく進みます。

4.水で洗う

基板がカット出来たら、汚れや削りカスを落とします。

水でサッと洗い流してから、石鹸や中性洗剤で綺麗にします。

洗ったら軽く拭いて、良く乾かしましょう。

洗った後は、できるだけ裏面の銅箔には触れないようにしましょう。

基板表面にパターンを書き込む

基板が乾いたら、設計図を見ながら基板の表側にパターンを書き込みましょう。

MOVIE0408_3.jpg

設計図と同じように、グラウンドは青、電源ラインの赤とオレンジは赤、と色を分けておくと分かりやすいです。

(グランドとか電源ラインとか分からなくても、今は気にしないで良いでしょう)

その他のパターン・ラインはモニターで見やすいようにピンクにしていますが、ピンクの油性ペンはなかなかないと思うので、緑や黒など、見やすい色を適当に選びましょう。

もちろん、黒一色でもかまいません。たくさんの色の油性ペンを用意するのは意外と大変なので。

パターンが書けたら、一度落ち着いて間違いがないかしっかりと確認しましょう。

ちなみに自分は、右上の方、一か所間違えていました。

これで基板の準備は完了です。
次回はいよいよハンダ作業になります。

できるだけ、初めての人でも分かるようにしようと頑張りました。
それでも説明不足のところがあるかもしれません。

分からないことがあったらコメント欄にどしどし質問してください。
できるだけ頑張っておこたえします。


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