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Joe Perry 的な開放弦の有効活用 [ペンタトニック・スクール]

前回、新しいストラップを買ったので記念にすぐ弾けるもので動画を撮りました。

Aerosmith "Eat The Rich" のギターソロです。


前半のソロと後半のソロの序盤で弾いている開放弦を使ったプレイも、ジョー・ペリーらしさが出ています。

そこまでの部分をまとめたTABはこんな感じ。(クリックで拡大表示)

ersolo1.jpg

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ersolo6.jpg

ersolo7.jpg

ロー・ポジションで使用しているのは Em のペンタトニックで、こんな感じ。

ポジション図_Em3.jpg

2フレット・3フレットに人差し指・中指を配置して、プリング・ハンマリングをからめて弾けば(比較的)簡単に速いフレーズが連打できます。

一見、新しいポジションのように見えますが、

ポジション図_Em.jpg

こんな風に、1弦と6弦をルートにした”いつもの”ポジションから、一番左のラインを開放弦に移動しただけですね。

で、いつものように♭5thの音を追加した形です。

短調な連打では面白くないので、チョーキングアップ・ダウンを織り交ぜてパワー感を演出しています。

ロー・フレットのチョーキングはかなり指の力が必要です。日々の筋トレを怠らないようにしましょう。

これを覚えておけば、とっさのアドリブでも簡単に良い感じで連打フレーズがきまります。
コードの裏表で、Gメジャーの曲にも対応できます。

ジョー・ペリーは、Amの開放弦フレーズも良く使います。そちらはまた別の機械に。

EmとAmの2つを覚えておけば、G・Cにも対応できるのでかなり多くのロック曲に活かせます。
ペンタ系ポジションなので、強引にメジャー/マイナーを無視して使うこともでき・・ると思う。

とりあえず2つ覚えておけばいろいろと応用が効くので損は無いです。

このソロの後半にはもう一つ、”ジョイント”を使ったジョー・ペリーらしいフレーズも出て来ます。
それについてはまた次回に続く!!


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