SSブログ
自作エフェクタ ブログトップ
- | 次の10件

11月5日 M9 ナット・パワー [自作エフェクタ]

閑話休題。

最近は安さと省スペースにつられて、国産のジャックを使用しているのですが、
Switch Craft のジャックに比べて、外に出る部分がひょろんと長くて気になっていました。

で、その部分を中に引っ込めてしまおうと、ナットを捜していたのですがこの国産ジャックに使う M9 というサイズのナットがどこにも売っていないんですよね。
近所のホームセンターは言うに及ばず、「ここに無いネジは無い」と評判の秋葉原の有名なネジ屋さんにもいってみましたがありませんでした。

ずっと諦めていたのですが、最近になって一軒だけ通販で売っているところを発見しました。

2277264
↑ 早速購入。
1000円以上買うと500円の送料がタダになるので、80個以上も注文してしまいました。
さすがにこんなにたくさんはいらないんだよなぁ、どうしよう。
ヤフオクにでも出品しようか。。 こんなの他に欲しがる人いるのかしら?

taihi1.jpg
↑ ともかく、装着してみました。 左が before、右が after。
予想していた以上に引っ込みました。

2277266
↑ 2台並べると大分スッキリした印象です。
左右合わせて 1cm くらい省スペースになりました。

IMG_0008.JPG 2277304
↑ ジャックが大量にあった A-B LooP Box も ↑ こんなにスッキリ!

2277265
↑ こんなに場所をとった接続も

2277268
↑ あら不思議、こんなに省スペース!
 あまった場所に、もう1台!!
(注:効果を強調するためにプラグを交換した誇大広告です)

IMG_0071.JPG
↑ 実際にはこんなつなぎ方はしませんが、3つ並べてみました。
写真では伝わり辛いですが、見た目的に結構スッキリしました。

これはやって良かったですね。こうなると Switch Craft のジャックもやりたくなります。
機会があれば 3/8インチのナットも購入したいと思います。


nice!(1)  コメント(5) 

9月30日 昔の本は本当に間違っていた。 [自作エフェクタ]

エフェクターとは全く関係のないところからの情報だったのですが、本や雑誌などに記載されている回路図やレイアウトは、結構間違いが多いらしいそうです。
そして、それが原因で失敗し、そのまま電子工作が嫌になってしまう。
そんな人が結構いるそうです。

そういえば自分も、何年も前に図書館で借りて来た本に載っていたエフェクターを作ったけど、いくつか失敗したものがあった。
たしか、本の題名は「ハンドメイドプロジェクト」とか言うやつだったと思う。

あれから幾年月が経ち、それなりの数のエフェクターを作ってきたので、回路図やレイアウトなんかも、何となく理解できるようになりました。
今ならあのエフェクターを復活させることができるかもしれない。
そう思い、再び図書館であの本を借りて来た。
大分前の本なのでもう無いかと思っていたが、閉架図書の方でかろうじて保存されていた。
自分にとってはかなり貴重な本なので、製作記事のページは全てコピーしました。

さて、早速見てみました。まずは「サステナー」多分ローランドのものだったと思う。
この機械が失敗だった時のショックはかなり大きかったのを憶えている。
何度も何度も本のレイアウトと基板を見比べてみたけど全く違いが分からなかった。
結局あきらめてしまったまま、長い時間が流れてしまいました。

で、見てみる。よーく、見てみる。
すると、ありました! 回路図とレイアウトに異なった部分が!!

まず、1個目。
写真ので囲まれた部分の2つのコンデンサ。これがレイアウト図では入れ替わっていました。

IMG_0005.JPG
↑0.047と0.022の違いです。
ただ、数値が違うといえども電気は通っています。それほど致命的なミスではないかもしれません。
自分が作った機械はエフェクト音が全く出なかったので、他にもエラーがあるかもしれません。

で、更に見ます。 ずっと見ます。
すると発見。回路図では、Q1のCから出た線がQ2のBと繋がっているのですが
レイアウト図では切り離されています。多分、これが最大の原因だったのではないでしょうか。

で囲まれた部分。ジャンパ線で無理やり繋げました。
IMG_0007.JPG

で、音を出してみる。
すると、出ました! ちゃんと出ています。サステインもしっかり掛かっています。!!
何年越しの完成でしょうか。 ちょっと感動してしまいました。

IMG_0041.JPG
↑遂に完成したサステナー(サス“ティ”ナーではない。)
本当に嬉しい。 なんか、自分の成長すら感じてしまいました。

IMG_0042.JPG
↑上から見た図。
今回の修理に合わせて新たにシールを貼り、ビニールテープでコントロール系の表示を書きました。

IMG_0044.JPG
↑18V駆動なので、電池は2個使います。前座席の部分にギリギリで入っています。
若干過積載ぎみです。
作成当時は本の通りに作ることしかできなかったので、電池駆動のみです。
そのうちDCアダプタのジャックを付けてもいいかもしれません。

IMG_0047.JPG
↑後ろから見た図です。このジャックの位置が気に入っています。

この当時は、近くのトイザラスで買ったダイキャストカーにエフェクターを入れるのが好きでした。

IMG_0048.JPG
↑左から「Electro Harmonix Dr.Q」 「Color Sound トレモロ」 そして「AS-1 サステナー」
この頃はまだこういったミニカーもかなり安かったので、1個500円くらいで買えたと思います。
アルミBOXを買うより全然安かったんですね。
だから、何個か買いだめしました。
今でもあと2~3個残っていると思います。

IMG_0049.JPG
↑せっかくなので繋いでみました。なんだか懐かしい音です。

IMG_0050.JPG
↑この「Dr.Q」は、今残っている中では一番古いヤツです。
この前に作った「FUZZ FACE」は失敗でした。
今にしてみれば、それも直せたのかもしれません。
怒りに任せて捨ててしまいましたが、とっておけばよかったかも。
他にも失敗に終わったエフェクターがあったので、それらも見直せば復活できたかもしれません。
全部バラして部品取りしたか、捨ててしまったので少しもったいないことをしたかもしれません。

IMG_0051.JPG
↑そして「トレモロ」
上のオートワウとトレモロは音が良くて、見た目ともども今でもかなり気に入っています。
ただ、当時は実用のことなど全く考えていませんでした。
窓が開きっぱなで基板がむき出しだったりして、ノイズ面などかなり心配です。
家の中で使っている分には全く問題ないのですが。

それと、いざスイッチを踏もうとしたときに目測を誤ると“エフェクターが逃げていってしまう”というのが最大の弱点です。

IMG_0054.JPG
↑それでもこのキュートな姿はたまらないです。
おしりに刺すプラグは、L字型よりも普通の形の方が格好良いかもしれません。
すごい長いマフラーが伸びているみたいで。

IMG_0055.JPG
↑またミニカーで作ってみたくなりました。
次あたりいくかもしれません。

それにしても、本当に間違ってたのか、まだ半信半疑です。
もしかしたらやっぱり自分が間違っていたのかもしれない。
なんて思ってしまいます。どうしても出版物が間違っているとは思いにくいのですが。

でも、最近出ている本でも間違いはありました。この間買った本も間違っていました。
ただ、現在ではエラーがあればすぐにネットで公開されます。便利な世の中になったものです。
なんにせよ、音が出たのでO.K.でしょう。


5月15日 ファズ直しました。 [自作エフェクタ]

ファズ直しました。

217977490_25[1].jpg 

ついでに前回ミスしたフットスイッチの穴をダイヤモンドやすりで広げてなんとか電池が入るスペースを確保しました。
シールも新しいものにして、pregainの文字が見えるようになりました。
音の変化は良くわかりませんでした。

217977490_94[1].jpg 217977490_216[1].jpg


4月21日 エフェクター完成。 [自作エフェクタ]

前回登場のコンプが完成した。
↓これがその完成写真。 名前は“Orange Squeeze”と元機から“r”を取っただけ。


まずはケース全体の汚れを消しゴムで落とし、消毒用アルコールで油分を除去。
そうしたら、イラストレータで作ったシールを貼る。




(↑アフェリエイト画像ですいません。)
最近は色々な用紙が出ていて便利だ。
自分が使っているのは、表面にコーティングができる優れもの。
何度も踏みつけたり、ツマミをまわすときにこすったりするので、耐久性があるものがベストだ。


シールを貼り終えたらグルーガンでLEDを固定して、全ての部品のネジを締めて完成。


↓もう一度音を出して点検。


うん、非常に良い。早速懸念していたFUZZに繋いでみる。
これがまた良い。非常に良い。 
コンプ単体ではあまり劇的な変化はなかったが、歪み物を後ろに付けると圧倒的に音が良くなる。
FUZZ単体では軽めだった音圧が、ズーンと迫ってくる感じになる。
歪の量も質も格段にアップした。ここまでの変化は予想していなかったのでとても嬉しい。
いや、まぁ、自己満足なんだけどね、いいんですよ、それが自作エフェクターなんだから。



↑その他の機械とも繋いでみる。 これも良かった。


いや、今回も大成功! と言いたいところなのだが、1つだけ問題点が。。


もともとの機械が電池駆動しか考えていなかったのに無理やり付け足したからだろうか、
アダプターを使用するとうっすらと“ブーン”というノイズが出てしまう。
コンセント上のノイズまでも拾って増幅してしまうのだろうか。
自分の力ではこれはどうしようもない。あきらめて電池駆動専用で使うことにした。


これは結構痛い。電池取り替えるのって面倒なんだよな。
パワーサプライとか使ったらノイズ減るかな。。
次はパワーサプライかな。。


なんか、こうやってくとキリがないな。


でも、ま、それが楽しいんだけどね。


nice!(0)  コメント(0) 

4月19日 エフェクターを作った。 [自作エフェクタ]

久しぶりの更新。今回は特別編。
長いことかけてコツコツと作っていたエフェクターがようやく完成したので製作記録を。


前回FUZZを作成したのだが、いまひとつ音の伸びが良くなかった。
前にコンプ置けば良くなるだろう、という安易な考えでコンプレッサーを作ることにした。


今回作るのはダン・アームストロングの ORANGE SQUEEZER に似せたもの。
部品点数も少なくて、初心者でも比較的容易に作れるそうだ。
ただ、自分は気が向いたときにだけちょいちょいと作り進めたので大分時間がかかってしまった。


では早速作成。



↑まずは用意した基板のパターンを、コピー機で Press'n'Peel とかいう名前の用紙に複写する。
 1回に1個しか作らないのはもったいないので、他の機種もあわせて3個分の基板を作ることに。



↑コピーしたシートをテープで生基板に貼り付けてアイロンがけ。
 この時セロテープを使うとアイロンの熱で溶けてしまうので注意が必要。



↑アイロンが終わったらペリペリっとシートを剥がす。結構きれいに転写された。
 ちょっと擦れている所や、転写できなかった部分はレジストペンで修正。



↑あとは普通にエッチング。



↑エッチング完了。
 ガラスエポキシ基板は固い。カッターで切り抜くときに何度も手が滑って傷だらけになってしまった。


さて、この後はドリルで部品を通す穴を開け、ようやく半田開始!
ケースにも穴を開けて、配線!
と、肝心な作業の部分の写真を撮り忘れていた。



↑ということでいきなり完成!



↑直後にいきなり試奏。 まだ蓋は閉めずにおく。
 固定すべき部品も浮いたまま。


うん、悪くない感じ。というか、思っていたよりも全然良い。
派手な音の変化は無いのだが、伸びが良くて、揺らぎがない。
よく言われているように、何となく自分がうまくなった気が本当にした。


作りたての時はスムーズに音が出ていない気がするので30分ほど引き続ける。
その後、色々と部品を調整。



↑まずはコレ。ダイオード。 一番手っ取り早く音が変わるらしい。
 手元にあったいくつかを色々と付け替えてみる。



↑写真のように、ダイオードの部分はソケットにしておいたので、簡単に交換ができる。


ゲルマニウムダイオードなんかも何個かあったのだが、手元にあった一番安い、一番どうでもいい、
名前も知らないダイオードが一番良い音がする。という皮肉な結果に。


ま、あくまでも個人の好みなので、他の人が聞いたら別の結果になるかもしれない。
が、これが自作の良い所であって、良くも悪くも自分好みにできる。


音色的にはこれで全然O.K.なのだが、出力が結構大きい。
ボリューム半分くらいでも原音よりはるかにデカイ音がでる。
知識も何にも無いのだが、input 付近の抵抗値を適当に変えてみる。


うん、出音は小さくなったが、音がスカスカになってしまった。
他の所をいじくるのも面倒だったので、元に戻して終了。
ボリュームは絞って使います。


さて、他にも入れ替えれる部品はいくつかあるが、現状で十分に満足できる。
これ以上やる必要もないと思いここで終了。
次回は浮いてるパーツの固定とシール貼りです。


nice!(0)  コメント(0) 

3月31日 花見でファズ。 [自作エフェクタ]

我が部も無事に創立を迎え、記念にと花見大会を敢行しました。
もちろん私も自ら作成したFUZZを携えて出陣。

1611987
↑まずは桜を前にして一枚。

1611990
↑さらにお酒を前にして一枚。
ピントが完全に酒瓶に合っています。この時点でもう酒の方に意識が傾いてしまっています。

ま、あとは普通の花見大会になりました。
合間にツマミやスイッチなどを弄りつつ。
変態ですね。

1611989
↑最後にまた一枚。桜と。


- | 次の10件 自作エフェクタ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。