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7月5日 いまさらチューナー新発見。 [周辺アクセサリ考]

普段はクリップ式のチューナを使っています。
あっちのギターに付けたり、こっちのベースに付けたり、はてはウクレレまで・・・
とかやっているうちに失くすことはしょっちゅうです。

でまぁ、不便な思いをしながら2~3日すると思わぬところから出てきたりします。

そんなこんなで大分長いこと使っていたのですが、最近液晶が見にくくなったなぁと感じていました。
さすがに長いこと使っていたので、大分画面に汚れや傷がついていました。

で、つい最近またどこかに行ってしまって、今回は1週間以上見つからなくて、いよいよ新しいのを買う時が来たか?
と思いながら最新のクリップ・チューナーを物色していたところひょっこりまた出て来ました。

でもまぁ、いろいろと調べているうちに俄然物欲が刺激されているので、こうなったらもう買うしかないな、なんて思いながら液晶に付いた汚れをカリカリ爪でこすっていると、

IMG_2304.JPG

なんと、保護フィルムが付いていました!
ピッチクリップ1なのでかなり長いこと、それこそ10年近く使って来たんじゃないかと思いますが、今さら気が付きました。

というか、当時数百円で買ったチューナーにフィルムが付いているなんて考えもしませんでした。
フィルム付きでも視認性は十分だったし。

IMG_2307.JPG

ということで、新品同様の輝きというか、新品時以上の見やすさで復活しました!!
KORGすげぇ。最近中華モンで痛い目にばかりあっているのであらためてやっぱり国産メーカーすげぇなと。

でも、最近のクリップチューナーもかなり良いんだよねぇ。
もう一個くらい買っちゃおうかな。

++ つづきを読む ++


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7月18日 BELDEN 8503と古河電工 ビーメックス をくらべてみた。 [ケーブルの話]

いつの間にかいつも使っている内部配線材の ベルデン 8503 が値上がりしていたので、前から気になっていた古河電工のビーメックス(BX-s)を買ってみました。

IMG_2331.JPG

左の黄色がベルデン8503で、右のオレンジがビーメックス0.3sq。

IMG_2332.JPG

被膜も含めた外径はビーメックスの方がやや太いです。

ビーメックスの方がしなやかです。その分、形が固定しにくい。
熱には滅茶苦茶強いらしいです。いつもハンダでジュッとやってしまう自分には頼もしい。

IMG_2333.JPG

中の導線の太さはほとんど同じですね。

ビーメックス12本に対し、7本で撚ってあるベルデンの方が、手触りでは若干太く感じます。

ビーメックスの被膜は強力なだけあって、剥くのがちょっと大変です。
いつもニッパーで軽く傷をつけてから指で引きちぎっているパワー系の自分にはちょっと手間かもしれない。
ケーブルストリッパーが欲しくなります。

IMG_2334.JPG

で、ここからが今回のハイライト。

こんな感じで、実際に音を録って違いを比べてみました。
同じ長さにカットしています。

面倒くさかったハンダによる影響を避けるために、端子に挿しこんだだけ。

で、ギターからCAEのケーブルを通って→配線材→Free The Tone CU-416→Line6 HXstomp

アンプのセッティングはフロントピックアップを弾き比べた時と同じ。
ギターは Ibanez S 470。

「シールドケーブルならいざ知らず、配線材くらいの細さじゃ音なんて変わらないよ」という偏見を基本スタンスに実験・聞き比べしました。

まずはフロントピックアップの音。Duncan SH-1b
E-A-B の3コードと、Eのペンタトニック上下。

↓ こちらが Belden8503 の音


↓ そしてこちらが 古河電工 BX-s(ビーメックス)。


う~ん、なんとな~く、ビーメックスの方が音に艶があるような気がしないでもない。
音量もほ~んの少し上がっているような気がしないでもない。
この辺は俺の弾き方にバラつきがあるので難しいところがある。

違いが、あるのかもしれないけれども気のせいかもしれない。といったところ。

同じように、センターピックアップ(シングル)Duncan SSL-2

8503


BEAMEX-s


う~ん、シングルだと違いはさらに分かりにくくなりますね。
コードのジャラ~ン具合にバラつきがあるので判断が難しい。

単音弾きだと少し違いが出るような気もするけど、目をつぶって聞き比べても分かるかどうか。というレベル。
何となくビーメックスの方が好みの音の気がするが気のせいかも。

こんどはリアピックアップ。Duncan SH-14

8503


BEAMEX-s


うん、同じですね。
無理やり違いを見つけるとしたら、やはりビーメックスの方が倍音(低音?)が出ているというか艶があるような気がするけれども。どうだろうか?

8503の方が高音がペラく聞こえなくもない。
つまり高音寄りの音になっているということだろうか?
どうしても新しい素材の方を良く思いたいという意識が働いてしまうので難しい。

最後におまけでセンターのシングルピックアップで適当にカッティング

8503


BEAMEX-s


ポジション間違えちゃった。弾いてる音もリズムも違うので比較対象外。

どうでしょうか?

無理やり違いを見つけるとするならば、ビーメックスの方が倍音が出ているというか、艶がある気がします。
しかし、ほぼ同じ音と言っても良いレベルです。

これを”誤差”ととらえるか、”違い”ととるか、はたまた”同じ”とするかはその人次第です。

また、違うとしてもどちらの音が良いかは個人の好みの問題です。

今回はクリーンに近い音で比べたので、歪ませたりエフェクトをかけたりしたら印象はまた違ってくるでしょう。

でもまぁ、値段が倍以上違うのにほぼ同じ音で被膜も丈夫なら、自分はビーメックスを選ぶでしょう。・・・と思っていたけど、低音があるということは音のこもりにもつながるわけで、ギターのおいしい帯域を狙うならベルデンも有りな気もしますが、そもそもそこまで違いが感じられないわけですが、結局扱いやすいのはベルデンの方な気もしてくるわけで、ま、結論はもう少し先になりそうです。
まだベルデンの手持ちが残っているので実際に導入するのはもう少し先の話ですが。

ということで、自作エフェクター実験室の回でした!!


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